こもれびノート 2024.1.23

12月に「集客のために」とメモしたままになっていた下書きを発見した。

ので、ちょうど集客について考えていたので、少し書く。

こもれび書店の広報の手段は
SNSが主。
まあ他の小さな小売はみんなそんなもんだと思う。
折込チラシとかポスティングとか、費用考えたらなかなかできませんよね。
SNSはX(ツイッター)、インスタ、Facebook。
マストドンとかスレッドとかはやっていない

Twitterアカウントはそもそも夫が前職時代から細々と編集長の肩書きを明らかにして気まぐれに呟いていたが、それほどフォロワーはおらず、ほぼ放置だったものを
Knit-Kとして独立、『K』を創刊したときに私が広報用として引き継いだ。
今800ちょっとのフォロワーがあるけれど、500か600くらいまでは編集部アカウントのあいだに増えた分。
残りの200くらいがこもれび書店を開いてからだと思う。多分。

インスタは元は、奈良で棚を借り始めたときに作ったので、そのときの屋号を少し残している。

Facebookで広報に使っているのは、Knit-Kのアカウントと、Knit-Kをときどきシェアする形で夫のアカウント。
私のは完全に個人使いで、店の宣伝としてはあまり使っていない。

ほかに、Knit-Kはブログ形式のホームページ、
こもれび書店は別でホームページがある。
ホームページといっても通販プラットフォームをBASEにおいていて、それをホームページぽく見せているだけである。
いにしえのHTMLタグ打ちなので、一から作れなくはないけど、BASEはパーツの組み合わせで簡単にページが作れるのと、通販サイトとホームページを別々にすると更新が面倒になりそうだったから。
メルマガ機能もあるので、これが新刊入荷やイベント広報にも使える。

イベントをやることについて

広報するにもその内容が必要なわけだけれど、
御所西でシェア型本屋やってます、とか
新刊入りました、とか
新しい棚主さんの紹介、入れ替えたお知らせ
だけを流してただけではなかなか目に留まらないし、新しいお客さんにつながらない。
シェアしてもらって新しくこもれびのことを知ってもらわないとならない。

で、イベントをやるわけです。
イベントやるよー、と出すとシェアしてくれる人もあるので、フォロワーさんにみてもらっている以外のその先で新しい誰かに届く可能性が上がる。
そのイベントも、できるだけいろんなことをしてみているのはそれも意識している。
イベントきっかけで初めて来てくれた人が、リピーターになってくれるとなお良い。

とはいっても、イベントをやるのは準備もいるし、なかなか思うように集まらないと精神的に消耗もする。
それとこれはジレンマで、イベント中は店自体を締め切りにしてしまうので、その時間帯に来られた客さんを逃してしまう可能性もある。
実際、イベントをやる日は、参加者以外の来店数は、何もない日より下がる日が多い。
あれこれやっては来たけれど、その点を考えると月にいくつもやるのはあまりよくないな、と思っている。
とはいっても開催のタイミングやらなにやらを調整していると、複数になってしまってる月もある。この10〜1月はなんだかんだ複数あった。
新しいお客さまも増えて嬉しい面もあったけれど、疲れた感も大きい。
ので、2月からは月1を意識して、もう少しのんびりやりたい。
それはそれでまた売上やら来店数やら数字をみてヤキモキしそうだけれど…。
まあそもそも2月末から夏まではまた、私は昔から言ってる<出稼ぎ期間>になるので、イベントを複数やる時間の余裕はないんである。

本屋以外の収入を得ることと、本屋をもっと丁寧にやりたいことのあいだにもモヤモヤがある。また別の項で。


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