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セラピストが病院入職前に知っておくべき3つのこと。

こんにちは、コモレビです。

もう、年度末ということは、もうすぐ新年度
新人さんが入ってきますね。

新人さんにとっては、入職まで、ひと月を切って少し緊張している頃でしょうか?

今回は、そんな新人さんに送る、入職前にやっておくべきことについてです!

さっそく結論言います。3つだけ!

リスク管理

自己理解

優先順位

だけです!!


なぜ、そんなこと言うかって?
だってそりゃ、わたくし入職初期で失敗してボコボコになりましたからね。。。


だから、あんな苦しい思いは誰にもしてほしくないのです!!

今から、対策しておけば、ダイジョブです!失敗しません!

では、やっていきましょー!!

この記事でわかること

・入職後に評価されるポイント
・対策方法

この記事の根拠

・自分が入職後ボコボコになり、そこから立ち直った実体験
・入職後9年間で、実際に周りが評価していた内容

ぶっちゃけ、学歴・成績関係ねえ

はいそうです。正直言いますと、僕はけっこう学校の成績も上位で実習だって、失敗はしませんでした。それなりに、勉強してましたし、基本的なROMや触診も人並みにできるように準備してきました。

「新生活もしかしたらモテるかも」

なんて淡い夢は打ち砕かれましたボコボコになりました。
評価されるのはそこじゃないんです!

評価されるポイント

例年、新入職員みてますが、ほとんどセラピストとしてのスキルは、ないです。差が出るのは、学業やスキル以外の面です。

上司が評価する点はいたってシンプルです。大きく分けて2つのグループ。

①・挨拶ができるか
 ・掃除など率先して動けるか

②・周りを見る力があるか
 ・話をきちんと聞くことができるか
 ・頼まれたことをきちんと行えるか
 ・わからないことを「わからない」と言えるか
 ・自分の考えで勝手に行動しないか
 ・ほうれんそうができるか

これ以外あるかもですが、ざっとこんなもんです。

見てわかる通り、治療技術や評価技術、リハビリ知識なんて
一つも入っていません。

”早く一人前にならないと=知識やスキルを身に着けよう”

これ、おちいる罠です。

勘違い野郎は、撃たれます。スナイパーライフルで撃たれます。一斉射撃です。

挨拶や掃除は見られやすい

 項目を見てみると、挨拶や掃除などみんなが同じようにやるものですよね。
当たり前のことが”当たり前にできるか”みられます。
僕たちは、毎日、患者さんとリハビリを通して、うまく言葉を話すことができない失語症の人やメンタル面が不安定な人など関わります。なので、なんとなく相手がどういう人間で、今、なにを思っているのかなど、人を観察する習性があります。職業病ですかね笑
 だからこそ、挨拶や掃除ができないということは、「きっとこういうやつに違いない」と、変な解釈をされかねません。第一印象です。なので、人並みに行えるように意識するといいです。

その他の項目については、医療人として必要なこと

残りの項目については、セラピストや医療従事者として必要なことを見られます。
つまり、リスク管理ができるかどうかです。
リハビリをやっていて、一番避けなければならないのは、事故です。
患者さんに不利益があってはいけません。正直、リスク管理が行えないということは、患者さんを殺します
最悪、訴訟問題にも発展しかねません。それだけ、責任感がある仕事なんです。だから、一人でリスクを回避できるようにならないといけません。

つまり、命を預けられる人間になる。ということです。

じゃあ、どうやって力を身につければいい?

全部で3つあります。

①リスク関係は予習しとくとよし。

「こうなったら、ヤバい。」ってポイントを知っておくことです。
例えば

・意識消失はどういう理由でなるのか
・脳卒中を起こしたら、どうなるか、何を見ておけばいいか
・心停止が目の前で起きたら、どうすればいいか。

一度、学校での教科書を見返しておくべし。

中でも、超大事なのが、わからないことを自分の判断でやらず、相談できるかどうかです。

わからなくてもいいんです。同然です。ただ、わからないのに、勝手に自分の解釈で解決しようとするから失敗して怒られます。

とにかく、わからないことは人に聞く!!

②己を知ること

先ほどの項目について、自信がない部分は学ぶ必要があると自覚しておくことです。
それだけで、意識づけが変わります。入職当初は莫大な情報量からパンクします笑 それはしょうがないです笑 
自分がなにができて、なにが苦手かを把握しておくことが大切。

その中で、早く信頼を勝ち取って患者さんを預けてもらえるように、意識しながら行動できるよになります。

③優先順位

自分ベースから患者さんベースに優先順位を変えることです。僕らの行動原理は患者さんに不利益が出ないことです。
このことだけでも、意識しておくと判断に迷いません。

☆注意点
他人ベースにし過ぎて、自分が悩んでつぶれないように気をつけると良いと思います。抱え込み過ぎないように注意。

まとめ

あくまで、僕個人の感想です。病院や施設の特色によって、指導される内容は多様ですが、おおむね、このあたりは含んでいると思います。

指導者との出会いも、一期一会。僕は、辛い時期先輩に支えてもらいなんとか乗り切ることができました。

相性が合わない場合もありますが、乗り越えれば財産です。

ただし、本当に無理な場合は、我慢せず環境を変えることもありだと思います。

とにかく、身体を壊さないように、社会人生活のスタートが花開くように願っております。


では、また。

読んでいただき、ありがとうございました。





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