ワタナベコウジ

大学卒業後、上場企業の不動産投資会社に入社するも4年で、千葉のベンチャー不動産会社に転…

ワタナベコウジ

大学卒業後、上場企業の不動産投資会社に入社するも4年で、千葉のベンチャー不動産会社に転職。創業メンバーとして順調に部長、常務と昇進。ある日、当時の社長が会社をM&Aで売却し、急遽、社長を任される。 夢である社長を経験するも、挫折し、現在は平社員に逆戻りした、サラリーマンです。

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「幸せ」とは?

先に結論を言ってしまいます。 「幸せ」とは「充足感」である。美輪明宏さんが、このお話をしていて非常に納得がいく良いお話でした。 ずいぶん昔に聞いた話でうる覚えなのと、自分の解釈が入っているので、三輪さんのお話と違う部分があるかもしれませんが、ご了承ください。 例えば、すごく寒い日、体が芯まで冷えたときに、お風呂に肩まで浸かったとき、「ああ~、幸せ~!」 1日何も食べることがなく、夜中にようやくカップラーメンが食べられるというときの最初の一口の「うまい!幸せ~!」 真

    • リーダーの求められる「役割とリーダー像」のギャップ

      「自分はリーダーになるような器じゃない」 こんなセリフを最近管理職になった同僚から聞きました。 新しく部署の責任者になったり、部下を抱えてリーダーに任命された方は、「自分がリーダーとして勤まるのだろうか?」という不安を抱く方は多いはずです。 新任リーダーが悩む理由は、前の記事の「リーダーという言葉の分かりずらさ」もありますが、さらにリーダーの「求められる役割とリーダー像」が会社からの視点と部下からの視点で違い、そのギャップに戸惑ってしまうことにあります。 リーダー(管

      • 「リーダー」という言い方の紛らわしさで管理職が悩む

        日本の会社では「リーダー」と「管理職」は同義語として使われるのが一般的です。 しかし、「リーダーシップを発揮する人(リーダー)」と「組織を管理運営する人(マネージャー・管理職)」は基本的には別で、役割や行動・発言に相反する部分があるので、一緒に考えてはいけません。 しかし、日本の会社では「リーダー」=「管理職」として扱われるために、新任リーダーは一生懸命「リーダーとは?」「リーダーシップとは?」について勉強しますが、「マネージャー」の部分の勉強がおろそかになり、伸び悩む「

        • ナンバー2は〇〇と〇〇の心の支え

          友人のとある会社の社長とランチをしました。 今年から2代目の社長に就任したので、近況をいろいろ話していました。 彼とは5年以上付き合っていて、公私ともに仲良くしてもらっているんですが 、やはり社長になると考え方が社長っぽくなるというか、以前よりもバイタリティが溢れ、責任感も増したなと感じました。 社長就任後、もっと若手社員に夢を持たせたいとのことで、様々な社内改革を進めているそうですが、それに付いてこれない古参幹部や社員がある一定数いて、数人辞めてしまったそうです。

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        「幸せ」とは?

          托鉢(たくはつ)が教える、Giverが成功する理由

          前回の記事の「GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代」で書いた、与える、Giveすることで成功することが、今の時代だからこそではなく、昔からそうだったというお話です。 仏教に托鉢(たくはつ)という修行があります。 お坊さんがお椀を持って鈴を鳴らして、お布施を乞う姿を見たことがあると思いますが、あれです。 托鉢は2つの意味があり、一つは僧侶がお金や食べ物を恵んでもらい、僧侶の生活のために行うという点と、もう一つ、施す側に徳を積ませるという意味があるそうです。

          托鉢(たくはつ)が教える、Giverが成功する理由

          GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

          『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』 この著書について、今日は書こうと思います。 (だいぶ前に読んだ本で、細かい内容は間違っている可能性があるので、正しくは著書で確認してください。) ざっくり一言で、この著書で書いてある内容はタイトルを見ての通り、「成功している人は、「与える人」だ」ということです。 世の中には下記の3種類の人間がいます。 1.Giver(与える人)見返りを求めず、他社に与える傾向が強い人です。 2.Taker(奪う人)人から奪お

          GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

          上司の仕事は部下の〇〇を上げること

          「上司の仕事は部下の給料を上げること」だと、自分は思っている。 部下の給料を上げるためには、部下が成果を残す必要がある。 そのために上司のすべきことは、部下が成果を上げやすい環境を作ってあげること、仕事がしやすいように権限を与えること、そして、より高い成果を上げるための教育をしてあげることです。 部下の仕事の手柄を取り上げる上司や、仕事を奪い、部下に仕事をさせない上司は、自分の給料を上げるために仕事をしているので、上司失格です。 また、個人の成果が上がるだけでは、給料

          上司の仕事は部下の〇〇を上げること

          阿部新監督の巨人は強くなるのか?(リーダーの〇〇によって組織は変わる。)

          原監督が巨人の監督を辞任しました。 巨人ファンとしては原監督がいなくなるのは寂しい気持ちもありますが、阿部新監督になると、どんなチームになるのか楽しみです。 さて、リーダーが変わると組織(チーム)が変わると言いますが、本当でしょうか? 自分がリーダーになるまでは、「戦力が一緒ならほとんど変わらないでしょ」と思っていましたが、実際に自分がやってみると、リーダー次第で組織は良くも悪くもなります。 しかも、変わったその日から組織(チーム)は変わります。 組織のメンバーは基

          阿部新監督の巨人は強くなるのか?(リーダーの〇〇によって組織は変わる。)

          うつであることで安心してはいけない

          周りの方々の献身的な協力もあり、おかげさまでうつ症状はだいぶ良くなっています。 調子のいい時に、うつ症状があるときのことを振り返ると、うつの時の思考がよく分かります。 うつ症状があると、とにかく自分の心の状態に自信がなくなるので、「この感情はうつ?それとも正常な判断?」と思うことが、しばしばあります。 ですので、「うつ症状の特徴」みたいなものをネットでしょっちゅう検索していました。 だいたいうつ症状の記事を読むと、「不安になる、心配になる、ネガティブになる、やる気が出

          うつであることで安心してはいけない

          Q.「どうしたら給料が上がりますか?」

          給料が上がる人の特徴は簡単ナンバー2の時や社長時代、部下から 「どうやったら給料上がりますか?」 と聞かれることがしばしばありました。 これを聞かれて、回答に困る方々は多いと思います。 答えは会社や部門によって違うのかもしれませんが、 「がむしゃらに人よりたくさん働くこと」 が自分の答えです。 働き方改革、ワークライフバランス、No残業、効率的で生産性の高い働き方などが、最近よく聞きますが、自分はたいした働きもせず、高い給料を得ている人を見たことがありません。

          Q.「どうしたら給料が上がりますか?」

          「友達」は必要?

          「友達」や「友情」は素晴らしいもの 「友達」は人生の宝もの みたいな映画や物語が多いせいなのか 「たくさんのお友達と仲良くしましょう!」 という小さいころからの刷り込みのせいなのかは分からないが、友達は「なにものにも代えられない大切なもの」と、最近まで思い込んでいました。 自分は人に好かれる性格もしくは体質なので、友達と呼べる人はおそらく平均より多いのではないか、それを自慢に思っていました。 ただ、鬱でしばらく仕事を休んだり、人と関わらなかったり、職場環境が変わっ

          「友達」は必要?

          鬱が再発しちゃいました

          タイトルどおり、鬱再発してました。 最初に鬱病になったのは去年の10月ごろ。 順調に回復してきて、うつのこともあまり気にすることもなく過ごしていましたが、あの感じが復活してしまった。 お客さんとのトラブルで電話越しに罵詈雑言を浴びたのがきっかけで鬱が発症したのですが、今回は罵詈雑言ではないし、トラブルでもなかったのですが、なかなかお客様にこちらの意図が伝わらず悪戦苦闘して電話で長時間やり取りをしたのが、トラウマのように蘇ってしまったのがきっかけになったようです。 「な

          鬱が再発しちゃいました

          営業マンは【幸せ】を売る仕事

          前回の記事、「こころの隙間産業(ニーズとウォンツ)」では商品には大きく、ニーズ商品とウォンツ商品の2種類があり、ウォンツ商品は儲かるけど売りにくい商品で、ウォンツ商品を売るのが営業マンや販売員、セールスパーソンです、というお話をしました。 お客様の背中を押すニーズ商品を多く売っているスーパーやホームセンターの商品は商品棚に並べられていて、商品説明をしたり、購入を勧めるような店員はいません。 お客様が商品を買いに来てくれます。 ニーズ商品は生活に必要な商品だからです。

          営業マンは【幸せ】を売る仕事

          こころの隙間産業(ニーズとウォンツ)

          「人間はいつも、こころのどこかに隙間があって、その隙間を埋めよう埋めようとしています」というお話を前回、書かせていただきました。 今日は人間の欲求とビジネスのかかわり「こころの隙間産業」と自分は言っていますが、について書いていきます。 これは、以前勤めていた不動産会社の営業部長に教えてもらった考え方です。 美輪明宏さんが言っていた「幸せは充足感」という話ととてもリンクしていて鳥肌が立ったのを覚えています。 その後、部長が言っていた言葉が「ニーズ(need)とウォンツ(

          こころの隙間産業(ニーズとウォンツ)

          散歩のすすめ【番外編】

          今日はいつものナンバー2の仕事から少し離れたお話 「散歩のすすめ」 についてお話します。 数年前から、定期的に散歩をしています。 ダイエットで、ランニングを始めたんですが、走るのがキツくて歩き出したのがきっかけです(^^) うちの近所はとてもきれいで、(きれいな街並みに憧れて12年前に家を購入)自然豊かで、なおかつ豪邸が並ぶエリアはいつ見ても壮観な住宅街です。 そんなきれいな景色を皆がら、ぼーっと歩くと、気持ちが落ち着きます。 住宅街半周で30分、一周で約1時間

          散歩のすすめ【番外編】

          12.ナンバー2の仕事【時間の使い方~何もしない時間を作る~】

          ナンバー2の仕事はたくさんありますが、今日は 時間の使い方(何もしない時間を作る) についてお話します。 タイムマネジメントの重要性タイムマネジメントができない人は仕事ができない と言われるほど、時間の管理、時間の使い方は重要です。 特にナンバー2にもなると、やることが多く、仕事の内容も重要なものが多いです。 いかに時間を使うかというよりも、いかに仕事をしないかということに焦点を当てたいと思います。 作業をやめる仕事にはいろいろな種類のものがありますが、まずは作

          12.ナンバー2の仕事【時間の使い方~何もしない時間を作る~】