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【留学準備】1.ワクチン接種

留学の準備として欠かせない「ワクチン接種」について、実際にかかった金額や後悔も合わせて書いていこうと思います。
筑波大学の学生、かつアフリカに留学する予定のある方にはかなり参考になる内容だと思います。

留学先の大学や、ビザ申請の際に「接種証明書」を求められるケースもありますが、モロッコは提出は不要でした。
とはいえ、初めての海外での長期滞在、しかも一応アフリカ、ということで、必要そうなワクチンは接種してから行くことにしました。

1年ほど前から、「ワクチン接種しないとな~」とは思っていたのですが、怠惰な性格ゆえにサボってしまっており、結果的に留学開始5か月前からやっと接種を開始しました(後悔①)。
そのせいで、私はA型肝炎(半年空けて3回接種する必要アリ)のワクチンをすべて打つことができませんでした…。
これを読んでいるあなたは、ワクチン接種は留学開始の6か月以上前から開始することを強くおすすめします。

接種が推奨されるワクチンは、渡航先の国・地域によって異なります。
私は、厚生労働省のサイトを参考に、母子手帳を持参して過去の接種歴も踏まえつつ、医師と相談して接種するワクチンを決定しました。

厚生労働省検疫所FORTH「海外渡航のためのワクチン(予防接種)」より抜粋、黄色のハイライトは筆者によるもの

最終的に接種したワクチンは、
〇 A型肝炎(先述のとおり2回までしか接種できず)
〇 B型肝炎(無理矢理3回目もねじ込んだ)
〇 狂犬病(3回接種)
〇 破傷風
〇 おたふく
〇 日本脳炎
〇 腸チフス
の7種類です。追加でインフルエンザとコロナウイルスのワクチンも接種するかもしれません。

私は、大学からの近さを理由に筑波メディカルセンター病院で接種することにしました。
ただ、平日の昼間しか利用できないため、授業が被るとかなり苦労したので、長期休み以外の時期にここで接種をしてもらうのはあまりおすすめしません。
逆に言えば、ワクチン接種は長期休みに始めておくのが最適なんだと思います(後悔②)。

以下、ワクチン接種のスケジュールとその料金を記録しておきます。

〈2023年4月10日〉
A型肝炎(エイムゲン):7,200円
B型肝炎(ヘプタバックス):5,500円
破傷風(沈降破傷風トキソイド「生研」(予防)):3,500円
狂犬病(ラビピュール筋注用):15,400円
計:31,600円

〈2023年4月17日〉
日本脳炎(乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン「ジェービックV」):6,000円
狂犬病(ラビピュール筋注用):15,400円
流行性耳下腺炎(乾燥弱毒性おたふくかぜワクチン「タケダ」):6,000円
計:27,400円

〈2023年5月8日〉
A型肝炎(エイムゲン):7,200円
B型肝炎(ヘプタバックス):5,500円
狂犬病(ラビピュール筋注用):15,400円
腸チフス(Typhim Vi【輸入】):8,200円
計:36,300円

〈2023年8月15日〉
B型肝炎(ヘプタバックス):5,500円
計:5,500円

留学前ワクチン総計:100,800円

留学前にワクチン接種だけで約10万円……………
あまりにも痛すぎる出費ですが、命には代えられませんからね、と納得するしかないです。
ワクチン接種は基本的に保険適用外になるので、これだけ高額になってしまいます。

ここまでかかると思ってなかったため、ワクチン用に貯金もしておらず、ヒーヒー言いながら支払いました(後悔③)。
苦学生の皆さんは要注意です。


以上を踏まえて、私自身の後悔から得られる学びから推奨される”計画的な”ワクチン接種に必要なのは以下の3点です。

1.留学開始の6ヶ月以上前から接種を開始する
  接種前に医師とのスケジュール相談が必要なので注意
2.可能な限り長期休み中に接種を開始する
  多くの病院は平日にしか接種を行っていないので…
3.ワクチン接種のためのお金を用意しておく
  私のような苦学生は10万円は用意しておきましょう

まだ間に合う皆さんの参考になれば幸いです。
私のように直前でバタバタしないようにしましょう。

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