見出し画像

トレーニング(スライドボード)~理論編~

おはようございます。3月に入りました。時間の経過はあっという間でございます。今日は午前中に外部の仕事になりますが、その前に水泳選手へ近々使おうとしている新しいトレーニングについてまとめたいと思います。それはこれになります。👇

スクリーンショット 2022-03-02 082049

何故、これを選んだかというとご説明させて頂きます。

以前からの記事でドライランドトレーニングの説明をさせて頂いています。(ドライランドについてはこちら

私が水泳選手へのトレーニングについて大事にしているのでは、ダイナミックな動きも大事になりますが、その前の準備段階で姿勢制御と個別筋を意識した練習になります。激しい全身運動は筋肉でいうアウターマッスルを使い、インナーマッスルへ注意が向かない事が多いです。動作や回数を遂行する事に着目してしまい、姿勢が乱れようとおかまいなくに行われている傾向にあります。アウターマッスルがもつ力を最大限に生かすにはインナーマッスルの助けが必要なのです。インナーマッスルの事に関しては別の機会に書かせて頂きます。

画像2

では、本題に移り、何故私がこれを選んだのか?

私の店舗でも同じものを使用しています。インナーマッスルとして、私が現在着目している筋肉は、腹横筋・多裂筋・大殿筋と股関節外転筋群や股関節内転筋群になります。勿論、泳ぎ方や選手によって重要視する部分は違うかもしれませんが、全体的にこの部分は共通して鍛えておいてもよい筋肉だと考えています


画像4

                腹横筋

画像5

                多裂筋

画像5

               大殿筋

画像6

             股関節内転筋群

画像7

              股関節外転筋群

現在関わっている選手(高校生)の姿勢を観察していると反り腰姿勢が目立つ選手がいます。これには広背筋が過剰に発達した事による筋力の不均衡が原因の一つだとも考えられるが、これ自体は悪いことではありません。しかし、反り腰が目立つとストリームラインが崩れ、水中で抵抗を受けやすい状態になる事とスタートとターン、キック動作時にパフォーマンスが減少する可能性が考えられます。更に、反り腰姿勢は腰痛の悪化も伴う為、障害予防としても重要です。その為、反り腰姿勢への対策として、インナーマッスルとして腹横筋と多裂筋を鍛える事だ重要となります。

画像8

今度は、大殿筋と股関節外転筋群や股関節内転筋群になりますが、これらの筋肉に関しては、先ほど反り腰姿勢でも記載していますが、これも同じくスタートとターン、キック動作時に重要となってきます。水泳は前へ進む競技になりますが、前へ進むためには前へ進む為の筋肉を鍛えればよいのか?否、前へ進む為には左右のブレをできる限り無くすことがとても重要になります。更に、スタートやキック時に床や壁面を蹴る際にも垂直に蹴る動作が重要にもなりますので、その為にもこれらの筋肉を鍛える必要があります。

画像9

では、どのような運動を行いどのような事に注意して行えればよいのかを、動画を交えて次回紹介していきたいと思いますので乞うご期待ください。

本日も最後まで見て頂きありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?