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聴覚障害者など向けに文字字幕システムを導入してほしいという陳情


放送大学の耳が聞こえない、発達障害もある近藤史一です。

概要

私は、9月28日午前10時に豊橋市議会の議会運営委員会で、聴覚障害者や外国人のために文字字幕システムを導入してほしいという陳情の意見陳述をしました。その際に、私の筑波技術大学時代の担任の若月大輔先生が作ったCaptionlineというシステムを使ってほしいと提案しました。この文章では、その理由と効果について説明するとともに、意見陳述の良かった点と反省点についても述べます。

文字通訳を導入するメリット

文字字幕システムを導入することで、聴覚障害者や外国人は、議会の議論や決定をリアルタイムで理解できるようになります。これは、市民の参画や情報公開にとって重要なことです。聴覚障害者の多くは、普通の学校で過ごした方が意外に多く、手話だけではわからないという面があります。外国人も日本に多く住んでおり、日本語が母国語ではないため、聞き取りや読解に困難を感じることがあります。文字字幕システムは、これらの人々に対して、音声や書類だけでは伝わらない細かな情報を視覚的に提供することができます。

caltionlineとは

Captionlineというシステムは、若月先生が開発したもので、インターネット上で動作する文字通訳サービスです。このシステムは、音声認識技術や人工知能技術を用いて、話者の発話を自動的に文字に変換し、画面上に表示します。また、このシステムは、一般的なタイピングによる文字通訳も行うことができます。、このシステムの特徴は、なんといっても使用料がかからずコストがとても低いことです。市議会では、パソコンやタブレットなどの端末とインターネット環境があれば、大学の若月大輔先生にお願いをすれば専用のCaptionlineの部屋を作ってくれて簡単に導入できます。

良かったところと反省点

意見陳述をすることは、私にとって初めての経験でした。緊張しましたが、いつもの日記のように最初に結論を述べてその後理由や言いたいことをまとめて丁寧にゆっくり5分以内に言うことができました。これは良かった点だと思います。しかし、反省点もあります。自分の名前を最初に言い忘れたのです。これは失礼なことだったと思います。また、相手の目を見ずに目を瞑ったまま勢いで喋ってしまいました。これは自信がないように見えたかもしれません。次回からは、名前をしっかり言って相手の目を見て話すようにしたいです。

まとめ

以上のように、文字字幕システムを導入することは、聴覚障害者や外国人のためだけでなく、市民全体のためになると考えます。議会委員会では、Captionlineというシステムを使ってほしいと提案しましたが、他のシステムでも構いません。重要なことは、文字字幕システムを早急に導入することです。

豊橋市議会の担当の人に聞いたところ、今のところ確実に決まったわけではないが文字字幕に関して委員会で対応してくれるとの情報をいただきました。

疑問点があれば、開発した若月大輔先生の連絡先がCaptionlineのサイトの右下に書かれてるのでそれを見て連絡してください。

https://co3.captionline.org/capti/JIL/index.html

https://www.pepnet-j.org/contents/archives/1340
https://www.normanet.ne.jp/~mimiyori/captiOnline3.pdf




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