koneta

自分のペースでこっそり投稿などしながら、人生のヒントを探しています。

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最近の記事

ゆるく、数学がすき 

数学(算数)が得意だったのは、小学校3年生まででした。かけ算や百マス計算でクラスの中でわりと早く習得できたのが理由です。しかし、学年が進むにつれて、成績は下がり、中学校に上がる頃には苦手教科になっていました。 計算は苦手だし、理解は追いつかないし、成績は上がらない。でもなぜか、数学を嫌いにはなりませんでした。 中学校では、良い先生に恵まれ、方程式や証明に感動しました。 高校では、素数と方程式から図形が出来ることを美しいと思いました。 数学への思い入れから、文系クラスにいて、

    • ピアノ弾き語りにチャレンジ(の準備)

      #この春チャレンジしたいこと 今年やってみたいことが3つくらいあって、 そのうちの一つが、「誰にも見つからず、ストリートピアノを弾きたい」です。 ピアノを習ったことは、ありません。 なかなか無謀です。 でもTVで定年後にピアノを始めましたという方などが、 楽しそうに鍵盤に向かっているのをみて、 やってみたいと思ったのです。 『やくざときどきピアノ』(鈴木智彦著)というエッセイを読んだのも、後押しとなりました。 小学校6年生の時に、音楽が好きになって、演奏してみたい衝動

      • アイスランドに行きたい

        何年も前から、次に海外に行くなら、アイスランドかな、と思っていた。 理由は自分でもよくわからなくて、知っていたことといえば、火山の島だということくらいだった。 コロナ禍になって、海外旅行への欲求が強まり、この国について調べてみると、 名前に苗字がないらしい 世界の中でも男女平等な社会らしい 高緯度の割に暖かい コーヒーが好まれる 本をよく読む ここは、楽園か? 気になることといえば、 物価が高いことと、IT社会らしいということ。 アイスランド語は、難しいらしいとい

        • 苦手な物との和解を試みる 1

          体質似合わないとか、自分の味覚がおいしいと感じないとかではなく、 長年口に運ぶことを拒んできたものが、いくつか、ある。 若い頃は、苦手なものが自分を表す個性の一部だと思っていた節もあって、食べられるようになろうなんて、全く思わなかったのだけど、歳を重ねるうちに角がとれたのか、こだわりが薄れてたのか、この夏、和解しようかな、と思いはじめました。 1 鰻との和解 子どもの頃、鰻は割と身近なもので、おじいちゃんはよく鰻を釣りにいって料理していたし、家で出前といえば、鰻のせいろ蒸し

        ゆるく、数学がすき 

          昼休みの過ごしかた2021~

          毎日ではないけれど、昼休みは車の中でラジオ英会話を聞いています。 きっかけは2021年1月に占いに行ったこと。 ここ数年人生は低迷、コロナ渦によるいろいろのストレスも重なって、年明けから気持ちが落ち込み、なんでもいいから前向きになれる言葉が欲しかったのです。そこで、開口一番言われたことが、 「あなた、自分の好きな服を着て、旅ばかりしているおばあちゃんになります。海外にも行きますよ。」 少し遠い未来だけど、わくわくの火種ができた気がしました。 でもただ待っていても、望む未

          昼休みの過ごしかた2021~

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          季節の落書きZERO quality 2022年3月

          季節の落書きZERO quality 2022年3月

          散歩の妄想

          父が散歩中に音楽が聴きたいと言い出した。 音に合わせると体が動きやすくなると、TVでみたらしい。 耳に入れるイヤホンは苦手だ。 スマホは持ってない。 手持ちのCDの曲を聴きたい。 とのこと。 コードがある物は、絡まったり引っかかったりしそうだ。 車の音なども聞こえないと危ないだろうな。 イヤホンは骨伝導のワイヤレスにしよう。 で音源はどこから。 父の中では、CDを持ち歩くポータブルプレーヤーを想像しているようだ。 あるにはあるけど、重いだろう。しかし、手先が不自由なので、小

          散歩の妄想

          バレンタインデーが苦手」

          #わたしのバレンタイン 日本のバレンタインの風習が子供の頃から苦手です。 まず、女性から男性にというところに引っかかってしまった。 次に、ホワイトデーというお返しに疑問が・・・。 贈り物をするのは、どちらかというと好きなほう。 旅先で現地のお菓子を買って配ったり、特に理由もなく、あの人が 好きそうだからという理由でプレゼントをすることもよくある。 でも、バレンタインは気軽に贈れない。なんか、重い。 贈るとお返しが発生するかもしれないし。なんか、めんどくさい。 楽しくない・・

          バレンタインデーが苦手」

          お金について考えていること

          子供の頃、おかねを使うことはなんとなく悪いことのように思っていた。大学生になって一人暮らしを始めたときは、生活必需品に買うのにも罪悪感が生じた。仕事をするようになって罪悪感は薄れたものの、おかねとの付き合いは、しっくりしないものだった。転機は、おかねを使うことは投票することに似ていると気づいたこと。それからは、どんなに安くても自分が支持できるものでないと払いたくないし、必要なものにはおかねを使うものだと思うようになった。そうして、長らく生きていたのだが。 今、もやもやしている

          お金について考えていること

          浦島太郎をなんとかしてハッピーエンドにする 4

          玉手箱からは大量の煙が立ち上り、あっという間に浦島さんを包み込みました。 どのくらい時間がたったでしょうか。視界が少しずつ開けて来ました。座り込んだ膝を見ると、皺だらけで血管の浮き出た手が握られていました。開けた玉手箱の中には何もなく、黒く美しい漆の底には、年老いた男の顔が映っていました。 浦島さんは家に戻り、この家の息子だと話し母の手紙を受け取りました。 細く美しい字で書かれた手紙には、浦島さんと別れてからの生活が書かれていました。不思議な亀に浦島さんの無事を聞いてか

          浦島太郎をなんとかしてハッピーエンドにする 4

          浦島太郎をなんとかしてハッピーエンドにする 3

          浦島太郎は、これからのことを考えていました。竜宮城は美しいところで、乙姫様も親切。なにより、命を狙われる心配はない。しかし、何もすることがない。今まで、魚を釣ったり、母の畑を手伝ったりして、毎日過ごしてきた。特別なことはなかったが、幸せだった。ここでは、魚を釣っても誰も喜んでくれないし、畑もない。乙姫様も何不自由なく暮らしている。 「浦島さーん。浦島さーん。」 遠くから名前を呼ぶ声が心に響いてきます。それはこちらに向かっている亀の声でした。 「お母様は無事です。村も平和

          浦島太郎をなんとかしてハッピーエンドにする 3

          浦島太郎をなんとかしてハッピーエンドにする 2

          浦島太郎は浜辺の岩陰で隠れていました。山で囲まれたこの土地はから誰にも見つからずに逃げ出すには、海へ行くしかなかったのです。筏を作る時間もない、船を盗むと漁師さんに迷惑がかかる。泳いで逃げるしかないのだろか。母親の為とはいえ、なんて無計画なことをしたのだろう。太郎は途方に暮れてしまいました。 すると波打ち際の方から子供たちの声が聞こえてきました。岩陰から覗くと、4,5人の子供たちが亀をいじめていました。 国が圧政でギスギスしているから、子供たちも暴力的になり弱い者いじめを

          浦島太郎をなんとかしてハッピーエンドにする 2

          浦島太郎をなんとかしてハッピーエンドにする 1

          子供の時は、竜宮城に行けていいなぁなんて思いながら絵本を読んでいたのですが、今、物語を思い返してみると、あの結末がどうにも辛くて・・・。 そこで、物語の筋はほぼそのままに、自分なりに納得がいくハッピーエンドになるように、無理矢理お話を入れ込んでみました。 昔々、海を取り囲むように山に囲まれた豊かな国がありました。 この土地の君主は、実の兄とその家族を策略で滅ぼして権力者になっていました。家臣たちの中には、表向きは従いながらも、いつかこの君主を失脚させたいと思い者たちがい

          浦島太郎をなんとかしてハッピーエンドにする 1

          お店で買うのが好きなのだ

          子供の時から服は好きだけれど、服を着ることが好きになったのは、随分大人になってからだった。お店に入ってするルーティーン、一番に目に入ってくる、一番派手な服を手に取ること。もう、誰が着るんだろう、どこへ着ていけばいいのだろうという服は、確実に鏡の前で自分にあてている。そして、割かし、服に負けない自分に笑ってしまう。テロテロ素材でネオンカラーの水玉シャツ、まぶしいくらいロイヤルブルーのコート、弱そうなチンピラ風和柄のシャツなどなど。私の勝負に乗ってくれる素敵な店員さんがいれば、さ

          お店で買うのが好きなのだ

          季節の落書きZERO quality- 2021年5月

          季節の落書きZERO quality- 2021年5月

          私もつながっているということ

          運動は苦手だったけど、中学で陸上部に入った。 陸上は生まれ持っての素質がどの競技より強く影響すると思う。私はずっとみんなの後ろを追っていく、それだけだった。 けれど、陸上競技場ではじめてスパイクで走ったとき、私も走る人になったのだと、感じた。 みんなに着いて行きたいと必死に走って、気がつくと、依然と違うスピードで景色が流れるようになった。試合で結果を出すことはなかったけれど、3年間続けることができた。 自分より速い人がいて、でも県大会ではもっとすごい人がいて、その先に

          私もつながっているということ