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僕のギャンブル的な音楽人生を詩にしたら…。

ポール・オースターの小説「偶然の音楽」に登場する哀れなギャンブラー「ジャック・ポッツィ」彼は験を担ぐ事を大切にしていた。

リリーフ投手がマウンド上で渾身の一球を投げる前に
必ずロージンバッグを握る事がルーティンである様に。

しかしそれはポッツイに限った事ではもちろんなく、
全てのギャンブラーに共通するものなのかも知れない。

一見無関係に見える何かが狂ってしまうとツキが離れてしまう。
「運」という見えないものに左右される生き方をしている者は尚更その事に敏感になるのだろう。

さて、僕はしがない音楽家です。
いや…世間様からしたら音楽家ですら無いのかもしれません。

音楽家という存在はとても「運」に左右されるところがあります。
そういう意味では僕もギャンブラーです。
今のところ持ち札で強い組合せは出来そうもありませんが…。

やはり僕もくだらない、根拠のない事だ。と思いつつも、
ついつい験を担いでしまいます。
そんな心情を詩にしたためました。

日本語版と英語版があります。

「borsalino」

borsalinoを目深に被りカジノへ 向かうギャンブラー
今夜もまた、華麗な手捌きで全てを奪ってみせる

いつものグラスにborsalinoを映せばツキは離れない
気まぐれなダイスも手懐けて

borsalinoを濡らした雨は苦い敗北の味
マティーニを注ぐグラスも砕け散ってオリーブがツキを連れ去った

最高のスウィートルーム追い出されて路上が今の寝ぐらさ
笑いたけりゃ笑うがいい


英語版

borsalino,luck is brought by the hat who will go to the casino?
it’s gambler

tonight again it will take a chance everything
by great handing it’s good at performing

If I had showed my borsalino on the glass
I would have took a good luck
it’s also whimsical dice to himself

borsalino gets itself wet the rain turned into the taste like a bitter defeat

the glass for into martini,falling down crashed around
olive got away with a luck

from suite with a good time but I can not here
now the road is my roost.
If you are laugh you will laugh behind me It’s my life.

僕は人生自体がギャンブルみたいなものになってしまったからなのか、実際の公営ギャンブルには全く興味がなく、一切やった事はないんですけどね。
やり方も知らないし。

オッズってなに?

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