トイ・ストーリー4の感想補足とバズ・ライトイヤーのゆる感想

こんにちは!
此島このもです。

今日ディズニー映画『バズ・ライトイヤー』を視聴しましたのでそのゆる感想と、先日書いた『トイ・ストーリー4』の感想がちょいわかりづらかったかなと思うので補足を書きます。

ちなみにここで書いているのは本作をご覧になった方向けの感想です。


トイ・ストーリー4感想補足

トイ・ストーリー4の感想記事はこちらです↓

↑の内容をざっくり言うと、私はトイ・ストーリー4から「自分の未来は自分で掴み取れ」というメッセージを受け取った、です。

ただ、根拠にあげた映画内エピソードの話がなぜそのメッセージに繋がるのかわからない人もいるかも…と思いまして、誰に何を言われたわけでもないのですけれど補足を書きます。

私が「自分の未来は自分で掴み取れ」に繋がると思うエピソードは以下の2つです。

①おもちゃが人間に逆らって車の行き先をコントロールすること
②ウッディがボニーと別れて最初に行ったのが「射的の店で孤独なおもちゃに持ち主を与える」だったこと

①はかなり直接的に自分の望む未来を掴みに行っているのでわかりやすいと思います。問題は②です。

映画内でウッディはボニーと遊べず孤独でした。それを踏まえて、【ウッディにとっては子供と遊ぶことこそが幸せであるから、他のおもちゃに持ち主を与えるよりも自分が新たな持ち主を得に行くことこそが「自分で未来を掴む」なのだ】という考え方もあるのかもしれないと思いまして。

しかし私は上記【】内の考え方はしません。
それには理由があります。

ゆる感想だからと油断した気持ちで言語化してしまったのですが、この映画から私が受けたメッセージ「自分の未来は自分で掴み取れ」の「未来」は、個人的な幸せよりも仲間たち全員の幸せに焦点が当たっている気がします。

一人だけがオイシイ未来に辿り着くとかではなく、虐げられている人々が蜂起するイメージ。それに近いです。

労働組合もなく悪い条件でこき使われている人たちが協力して労働組合を起こし会社と交渉するような。

それを雑に言語化してしまったので「悪い会社(人間)にポイされて泣くより自分達で決起して望む未来を掴もうぜ」が「自分の未来は自分で掴み取れ」になりました。

ですので、私の中で「自分の未来は自分で掴み取れ」はウッディが個人的な幸せを追い求めて次の持ち主を得ることとは繋がりません。

以上補足でした。



バズ・ライトイヤー

※本作を見た人向けの感想です


スペースレンジャーの新人くんが何年経っても出てこんのであいつがキーパーソンかと思ってたら全然違った。あの人どうなったの…?

宇宙での自動音声とのやりとりに笑いました。特に「この録音でよければ1を」聞いたことあるやつ〜〜😂

ねえオールド・ソックスがオールド・バスを裏切るの怖くない? 彼にはこれまで一緒にいたとかそういうの関係ないんだ。今のバズの横にいるソックスも別のバズが好きだと思ったら吹き矢放ってくるんだよね? こわあ。

ソックスがイジーに「邪魔するものはない。真っ直ぐ行けばいいんだよ」と言うシーン好きだな。イジーは「無理!」って答える。私にはイジーが目の前のチャンスに飛び込むことを逡巡する人に見えた。わかるよ。チャンスがあっても怖気付いちゃうことあるよね。前に進むのって怖いよね。でも進んだ、それだけで彼女は立派だ(本当はそういうシーンじゃなくて苦手克服シーンであることはわかってるけど私にはそう見えたという話です)。

ザーグがバズを追いながら「自分からは逃げられない」って言うシーン。
うーーーんそれはお前に送りたい言葉だな。
失敗した自分からは逃げられないんだよ。環境を変えても「失敗した自分」はお前の中にいる。いつまでも心を苛むぞ。

私は2000年の映画『スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー 〜帝王ザーグを倒せ!〜』を鑑賞済みです。あれはなんでも一人でできると抱え込みパートナーを持つことを拒否するバズの話でした。はじめは『バズ・ライトイヤー』のバズも他人と協力することを放棄して見えたので同じテーマなのかなと思いましたがこれ違いますね。「自分の起こした結果とどう向き合うか」の話ですね。

あとこれ最大の疑問なんですけどザーグってお父さんじゃないの??? トイ・ストーリー2ではお父さんだったよね???? 最初にわざわざ「バズは(※アンディが)大好きな映画の主人公」「これはその映画だ」って入れてるのにそこ変更していいの……? 続編匂わせもあったし、このあと実はお父さんでした〜みたいになるのかなあ。あっでもバズは「ザーグがお父さんを殺した」って勘違いしてるんだったよね。もうわからん。
※()内は此島が入れた言葉です。映画では主語が省略されているので誰が大好きな映画なのか明言されていません。話の流れからしてアンディだと思うので(アンディは)と入れました。


以上です。

『バズ・ライトイヤー』は面白かったし、終わり方も今っぽいなと思いました。2000年『スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー 〜帝王ザーグを倒せ!〜』の時代だったら故郷に帰って終わりになる気がするなあ。だからこの映画を「これはアンディが見てた映画」と解釈できる文字を入れる意図が私にはよくわかりません。続編で明らかになるのか?

そして私は帝王ザーグを倒せの方も好きだからそっちもまた見たいなあ。たぶんそっちの方がわかりやすくて子供向けな気がするよ。どこかで配信してくれ〜。


これが帝王ザーグを倒せのバズ・ライトイヤーです↓

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