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デンマークでワーホリに必要な英語力はどれくらい?3か月で英語をストレスなく話せるようになる方法

平均よりは英語が話せるのかもしれない

デンマークでワーホリを始め4ヶ月が経つ。ここ2日で3人に「英語上手だね」と言われた。いきなり自慢話なのですが、そう思ったことがなかったので「うそん?!これで?!」と驚きを隠せない。

でもこの1ヶ月で「どうやって喋れるようになった?」聞いてくれる人が2人いた。人に「どうやったの?」と聞かれるような特技はこれまでなかったので、もしかしたら誰かの役に立つのかもしれない。

たしかに、長く海外にいるからと言って英語が上手いとは限らない。日本を出たことがなくても、完璧な英語を話せる人もいるし、英語圏で2年ワーホリしていても話せない人もいる。

デンマークでワーホリをするなら、そりゃ英語もデンマーク語も話せるに越したことはない。けれど、「話せるようになってから行こう」では一生行けないのもわかっている。

となると、どれくらい話せたらいいのか。結局は自分が「ストレスなく」話せるようになることが大事なのではないだろうか。

わたしがこれまで一番英語を使っていたのは、2015年に8ヶ月デンマークに留学していた時だ。最初の3ヶ月は英語ができなすぎて、盛らずに毎日泣いていた。

デンマーク語と英語の違いさえも聞き取れず、「デンマーク語で話してるのかな」と思ってぼーっとしてたら英語で話しかけられていた、なんてことはもう何度も経験した。

4ヶ月くらい経ってからは、英語で夢を見ることができた。調子に乗って話すことが楽しくなった。ちょっとした冗談を言えるようにもなった。英語とを話すことにストレスはなく、文脈によっては「英語のこの表現をどう日本語にしたらいいんだろう」と思えるくらい英語を手中に収めつつある。

この記事は誰向けなのか

「どうやって勉強しているの?」と聞いてくれた人たちに答えるとき、自分の英語が上手いなんて思ってないけれど「自慢にならないようにしなきゃ」という気持ちが働き、うまく答えられなかった。教えるってだけで「上下」関係になるわけではないのに、知り合いとなると、こう、なんか難しいのはなんでだろう。

次聞かれた時には、ちゃんと答えられるようでありたい。そんなことを思った。だから、今度友達に「英語どうやってしゃべれるようになった?」と聞かれたら答えられるようにまとめてみる。

これを読んだ人が、「英語がストレスなく話せる」ようになるためのステップ。冗談なんかも言えちゃったりね。ビジネス英語や、大学での専門英語を学びたい人には参考にならないかもしれない。

それに、デンマークの公用語はデンマーク語。彼らの英語力は、尊敬&恐怖に匹敵するほど素晴らしいがネイティブではない。だから、ネイティブ特有の表現とかはあまりわからない。そこで生活している、それくらいの英語力の人間がまとめていることをご了承いただきたい。

(参考)デンマーク人の英語力は世界5位、日本は80位
ちなみに、日本の大学受験の英語文は、アメリカの大学生が読む論文レベルの難しい文章だと聞いたことがある。それにみんな覚えるのが得意、だから日本人も文法だけで見たら、相当できると思っている。

だから義務教育を受けていたらきっと文法は大丈夫という前提で、わたしがこう訓練したら変わった!という方法をダラダラと伝えたいとおもう。 

だからストレスなく「話せるようになる」に重きを置いている。リスニングはもう、聞き続けて慣れれるしかないから!!!


話せるきっかけとなったマインド

大きく2つあるとおもう。

「なぜ」がある人は、きっと強い。

一つ目「なぜ話したいのか」がとても明確だったから。わたしの場合「目の前の人としゃべりたいのにしゃべれない」がストレスすぎた。日本語だったら、目の前の子に感謝の気持ちを五万と述べられるのに英語になると「Thank you」って10回言うことしかできない。話したい気持ちと同じくらい、話せないストレスが大きかったのかもしれない。

あなたにいま、英語を話せるようになりたい明確な理由がないのであれば、極論勉強をしなくてもいいのではないかとおもう。もっと別のことに人生の時間を使おう。たとえば、大切な人に「いつもありがとう」と伝えるとか、毎日22時に寝るようにする、とか。

趣味として、も多いにありだが「趣味」となるには何かしらの「理由」があるはずだ。言葉にできていないだけで。

見掛け倒し英語で行こう

日本語話者じゃない人で、「日本語上手に喋るな!」とおもう人の共通点で気づいたことがある。それは、文法よりもイントネーションだ、ということ。

たとえば「ワタシハキョウ、ウチヘカエリマス」と完璧な文法で言える人よりも「今日帰る」とイントネーションが日本人に近い人の方が、「上手いな、この人」と思うのだ。(両方、十分上手なんだけどね!!!)

また、中国人のしゃべる日本語と、韓国人のしゃべる日本語は、若干アクセントが異なる。無意識に母国語のアクセントが影響しているんだとおもう。元KARAのジヨンちゃんよりも、難しい日本語をしゃべる韓国人はたくさんいる。でも彼女がすっごく上手なのは、イントネーションが日本人のそれだからだとおもう。

と言うことは。英語にも同じことが言えるのでは?と展開。つまり、大前提、聞こえた通りの英語を同じアクセントで、同じイントネーションで話すだけでいい。と言うかそれがいい。

アクセントからは少し離れてしまうが、「音」に関して特にわたしたち日本人は意識していたい。

日本語における「1文字」は、全て母音とセットである。たとえば「t+a=た」のように。しかし、世界の言語は子音だけでも「1文字」として成立する。だから「want」の「t」はtだけでも立派な「1文字」だから「と」でも「て」でもなく「t」なのである。

文全体のイントネーションと、「1文字」は必ずしも母音とセットとは限らないと言うことを意識するだけで、それっぽい英語は成立するのではないかとおもう。

(参考)ちなみに、逆に日本語では「1文字」が色んな音を兼ねている。日本人がそれを認識していないだけで。だから日本語を学ぶ人には難しいんだと。

こう訓練したら変わった!5選

⓪日本語力を鍛える

そもそも、英語で「言いたいことが言えない」と思った時、日本語でさえ言葉にできていない可能性がある。


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