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ロックダウン解除でコーフボールの試合再開 CKV Nieuwerkerk D1, C1, B1リーグ優勝!! 

勝手に広報のコーフボールママです♪ オランダでは、現在全てのコロナルールが廃止されて、行動の制限がなくなりました。オミクロン株の影響がどんなに大きいのか分からないという理由で、2021年の12月19日にロックダウンになってから、徐々に緩和され、1月26日の政府発表でついに室内、室外の全てのスポーツで他のクラブと対戦可能になって、待ちに待った2021-2022のコーフボール室内リーグが始まりました。
通常なら10月中旬から3月中旬まで室内リーグがあるのですが、ロックダウンで試合が出来なかったので、特別バージョンでHoofdklasseホーフドクラッセ(トップリーグ)に属している全国32チームを各4チームのリーグを8つに分けるというものでした。ホームとアウェイで1試合ずつして、リーグ戦に優勝したチームがオランダベスト8のチームとして4月9日にある全国大会準々決勝に進みます。全国大会の試合は、ホームでもアウェイでもなく、中立的クラブで行われます。

2021-2022 B Hoofdklasse のリーグ チーム一覧

B とは年齢カテゴリー 13歳から15歳までのチームの事です。オランダ全国トップ32のチームが、なるべく近くで対戦出来るようにリーグが作られています。

1)BHKAa (B Hoofdklasse A a) 4チーム
DVO/Accountor B1、Dindoa B1、
DOS '46 B1、Unitas/Perspectief B1

2)BHKAb(B Hoofdklasse A b) 4チーム
LDODK/Rinsma Modeplein B1, Heerenveen B1,
AVO B1, DOS Kampen/Veltman B1

BHKAa と BHKAb の各リーグ優勝チームが4月9日の全国大会準々決勝に進み対戦します。

 3)BHKBa (B Hoofdklasse B a) 4チーム
Fortissimo B1、SKF B1、
Tempo B1、Die Haghe B1

4)BHKBb(B Hoofdklasse B b) 4チーム
GG/IJskoud de Beste B1、KZ/Thermo4U B1
Dalto/Klaverblad Verzekeringen B1、TOP/LITTA B1

BHKBa と BHKBb の各リーグ優勝チームが4月9日の全国大会準々決勝に進み対戦します。

5)BHKCa(B Hoofdklasse C a) 4チーム
Maassluis B1, Nieuwerkerk B1,
Valto B1, ONDO (G) B1

6)BHKCb(B Hoofdklasse C b) 4チーム
KOAG B1, Albatros B1,
Avanti/Post Makelaardij B1, Fortuna/Delta Logistiek B1

BHKCa と BHKCb の各リーグ優勝チームが4月9日の全国大会準々決勝に進み対戦します。

7)BHKDa(B Hoofdklasse D a) 4チーム
DSC B1、DeetosSnel B1、
KCC/CK Kozijnen B1、Tiel '72 B1

8)BHKDb(B Hoofdklasse D b) 4チーム
Vriendenschaar (H) B1、Sporting Delta B1
Fortis B1、PKC/Vertom B1

BHKDa と BHKDb の各リーグ優勝チームが4月9日の全国大会準々決勝に進み対戦します。

5)BHKCa(B Hoofdklasse C a)の結果

息子が所属する CKV Nieuwerkerk B1は全勝でリーグ優勝しました♪

BHKCaの試合結果 左から G(試合数)W(勝ち数)G(引き分け数)V(負け数)P(勝ち点) D(チームの合計得点と取られたの合計得点の差)+得点合計 ー取られた得点合計
KNKV(コーフボール協会)のアプリで試合結果を確認出来ます。

CKV Nieuwerkerk B1 は3月29日時点で勝ち点が一番多かったので、
4月2日の試合に負けたとしても、全国大会進出が決定しました。

準々決勝の対戦相手は、6)BHKCb(B Hoofdklasse C b) 
の優勝チームという事になります。
KOAG B1, Albatros B1,
Avanti/Post Makelaardij B1, Fortuna/Delta Logistiek B1
KNKVのアプリを見てみると

Delft(デルフト)の強豪チームFortuna(フォルトゥーナ)が全勝でリーグ優勝しています。

さて、このFortuna(フォルトゥーナ)は、成人チームも常にオランダ1,2位を争い、ジュニアも全てのチームが全国大会常連という超強豪チームです。地域の代表選手もバンバンいます。本シーズンが始まる前に練習試合で負けてしまった事もあって、選手たちは、「アチャー、無理だよ、これ」って悲観的ムードが包まれていました。

CKV Nieuwerkerk D1, C1, B1リーグ優勝!!

何と、B1に続き、C1, D1 もリーグ優勝を果たして全国大会に出場が決まりました。
ジュニアの3つのチームが全国大会に出場する事は、クラブにとっても初めての事で、もうクラブ中応援ムードで盛り上がっています。Bは年齢的には大体高校1年と中学3年、Cは中学2年と1年そしてDは小学6年と5年で形成されています。B1の選手の弟や妹がC1やD1に所属していますし、みんなは幼稚園児の頃から同じチームでプレーしていて、家族ぐるみで付き合いをしている人たちが多いので、クラブ全体が親戚のような雰囲気になっています。今回の3チームリーグ優勝して全国大会に出場という素晴らしい結果は、みんなを小さな頃から見ている保護者達にとっても本当に嬉しい事です。

コロナでロックダウンになって、試合が中止になり、全国大会は2019年のフィールド戦が最後でした。その頃、息子はD1に所属しており、全国大会優勝したのですが、その応援にサポーターと一緒にバスで会場に行きました。優勝した後、大興奮で帰路に就くバスの中で私は小1か小2ぐらいなんだろうな、と思われる男の子と話しました。「僕は、Fに所属していて、本当に今日の全国大会良かった、僕もいつか全国大会出たいけど、無理だろうなあ。」と言うので、「無理だなんて絶対無いよ、今日のD1が優勝するなんて誰も思っていなかったでしょ?大丈夫だよ、全国大会出れるよ。」と、話していたのですが、何とその男の子がD1に所属していて、全国大会に出場する事になったんです。3年前に話した事が現実になって、小さな子達がお兄ちゃん達、お姉ちゃん達が楽しそうに活躍しているのを見て、憧れの気持ちを持って自分たちも同じようになりたいと努力した結果の全国大会出場!私も子供たちの成長を垣間見られてとっても幸せな気分になりました。

全国大会出場が決まったB1,C1,D1の選手達とHoofdklasseに挑戦するA1の選手達

全国大会に出場するには


コーフボールやサッカー等の対戦スポーツは同等の力量のチームが対戦すると選手にとっても楽しいので、勝ち負けの結果が反映される「試合コーフボール」というカテゴリーと勝ち負けにはあまりこだわらずに楽しみましょうという「ワイドコーフボール」の2種類があります。
Bで調べてみたところ、試合コーフボールにはHoofdklasse32チーム、1ste Klasse 52チーム そして 2de Klasseが 39 チームありました。
リーグ戦の結果によっては、クラスの入れ替えが起こります。1st Klasseのリーグで1位になると、Hoofdklasseのリーグで最下位になったチームに挑戦する事が出来ます。ですが、1ste Klasse で優勝したとしてもHoofdklasseに入って全敗する、という事はよくありますので敢えてHoofdklasseに入らないというチームもあります。全敗したとしても「Hoofdklasseに入っている」という事はクラブにとっても非常に名誉がある事なので、Hoofdklasseに居続けて毎回大敗している、というチームもあります。その辺りはクラブとチームの考えの様です。

Bのワイドコーフボールは350チームありました。オランダ全体のBの年齢のチーム数は合計473チームありますので、全国大会の参加資格を持っているのがその中のHoofdklasseに属する32チーム。実際に全国大会に出場出来るのが各リーグで優勝した8チームのみとなります。
チーム数を数えてみると、CKV Nieuwerkerkが3チーム全国大会に出場するという事は、大金星です。
クラブ皆がこの3チームを応援出来るようにコーフボール協会が協力してくれまして、4月9日のD1, C1, B1の準々決勝がDordrecht(ドルドレヒト)にあるDeetossnel(デートススネル)で行われることになりました。対戦チームは各年齢カテゴリーで別の試合会場に行きまので、私達 CKV Nieuwerkerkのサポーターは分散される事なく、3つの試合を応援する事が出来ました。本当に選手たちにとってもサポーターが沢山応援してくれることは、晴れ舞台に華を咲かせてくれますし、励まされたと思います。
コーフボール協会の親切がとっても有難く、幸せな1日になりました。
全国大会準々決勝の様子は、別の記事に書きます。

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