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【韓国】ソウルとは違う味!釜山でまず攻略すべき「王道」3大グルメ

ソウルとまた違う!釜山の味

ソウルに30回ほど行ってみて、韓国語もちょっと勉強しちゃったりすると、韓国の、他の都市で、ソウルとはまた違う一面をみて、ご当地グルメを味わいたくなるのが旅人の冒険心というもの。韓国も第2の都市・釜山や、第3の都市・大邱ともなると、ソウルほど日本人観光客も見かけず、穴場感満載です! 


海外旅行もいよいよ大々的に解禁&再開ムードとなってまいりました!

ともすると真っ先に候補に上がったのが、政情的にいろいろ複雑な部分はあるんですけれども、料理は文句なしに美味しい韓国。

4月のソウル行きを皮切りに「海外旅行リハビリ期間」に入り、あっという間にリハビリが終わりまして笑 5月、6月と連続してソウルに行ったあと、7月、8月と釜山に行ってまいりました。


ソウルにつきましては、ワタシが医師になりたてのころから、隙を見つけて年に2~3回、週末弾丸旅行に行っていた、いわば「旅するフリーランス女医」の原点ともいえる場所で、今までの渡航回数は30回近くになります。

が、釜山はまた一味も二味も違う!

海辺の街なだけにシーフード率が高い釜山のグルメ、
今回は、その中でもまずは絶対に押さえておきたい王道中の王道「釜山3大グルメ」から!ご紹介いたします。






釜山来たらまずコレ!ピリ辛海鮮鍋「ナッコプセ(낙곱새)」

ナッコプセとは

지ナクチ=手長タコ=
창コプチャン=牛ホルモン=
우セウ=海
3つの食材の頭文字を合わせて「ナッコプセ(낙곱새)」。

手長タコと牛ホルモン(小腸)、エビ、野菜、春雨などをあの赤いタレ「ヤンニョム」と一緒に鍋で煮る鍋料理です。

コレがもう、よくぞ見つけてくれたという、黄金の組み合わせ。

手長タコのみ、手長タコと牛ホルモンもしくはエビのどれかのみといった「応用編」もよくお見かけしますが、初めての場合で特にアレルギーなどないようでしたら、まずはこの3つの組み合わせでぜひ味わっていただきたいと思います。


ほぼ必ず白米と薬味がついてきますので、丼に入ったご飯にかけてビビンパのようにして食べるのがテッパンです。

インスタントラーメンなどの麺も追加して味わうのもいいです。

韓国焼酎のおつまみとしても良く合うお料理です。釜山に行ったらまずこれを食べてみるべき!逸品です。


写真のお店:ケミチッ(개미집)本店・西面店

写真は本店の外観です。




日本ではまずお目見えしない!釜山のご当地麺「ミルミョン(밀면)」

日頃から、「本当に美味しい韓国料理は韓国でしか味わえない。韓国料理は現地でしか食べない」と豪語し、日本では全く韓国料理を食べない私・えりおですが、
中でも冷麺を筆頭とした「ご当地麺」は韓国料理の中でも日本では再現できていない料理の一つだと思います。

釜山で食べるご当地麺がこちら、ミルミョン。


ミルミョンとは

韓国語で

「ミル(밀)」は小麦、

「ミョン(면)」は「麺」。
ソウルなどでお馴染み냉면=ネンミョン=冷麺の「ミョン(면)」ですね。

つまり「ミルミョン(밀면)」とは小麦粉で作った麺という意味なのです。釜山の麺は小麦ベースということなんですね!


朝鮮戦争の際に冷麺の本場である韓国北部地域から避難した人たちが、通常冷麺に使用されていたそば粉やでんぷんの代用として小麦粉を使って麺料理を作ったのが始まりとされるそうで、元々は冷麺の流れを汲んだ料理だそうです。

麺は日本の焼肉屋さんでお目見えする盛岡冷麺に似た食感かもです。が、スープは日本のどこでも食べられない、ちょっと甘辛な風味ですよ!

こちらもこの地方ならではですので、ぜひ楽しんでいただきたいです。


写真のお店:春夏秋冬ミルミョン(춘하추동밀면) 海雲台店

このお店に、2人以上で行かれる場合は、サイドメニューに蒸し餃子=マンドゥ(만두)もオーダーし、絶妙な組み合わせを楽しんでみてください!


あとは「テジクッパ(돼지국밥)」で釜山3大グルメをコンプリート!

デジクッパとは

韓国語で

「テジ(돼지)」は豚、

「クッ(국)」はスープ、

「パ(밥)」はご飯を意味します。

釜山が一角を担う、韓国南東部の慶尚道(경상도)地方の郷土料理です。

朝鮮半島の北部(現在の北朝鮮)で食べられていた料理が、1950年に起こった朝鮮戦争をきっかけに、釜山へと避難してきた北部の人たちが伝えたのが由来で、釜山でよく食べられるお料理の一つとなっております。

牛肉がなかなか手に入らなかった時代に、牛肉の代わりに豚骨を長時間煮込んで作ったのだそうで、豚肉の各部位を煮込んだスープにご飯を入れて味わいます。

韓国の白米はそのまま食べるより、スープにinしたり、具材をオンザライスにしたりするのが主流かも!


お店によっては無料でついてくる付け合わせのお素麺をinするのも、途中からキムチなどの薬味を入れて「味変」するのも楽しいです。

一人旅でも気軽に食べられるテジクッパは。ナッコプセ・ミルミョンに並んで、釜山旅行の必食メニューです。


写真のお店:水営本家テジクッパ(수영본가돼지국밥​​)

お腹に余裕があれば、韓国焼酎片手に、スユッ(수육=ゆで豚)もオーダーしてみてください!


さて、ここまでで、釜山3大グルメを網羅しましたが、
ここまでだとガイドブックレベルでしょ笑

こちらで、もう4品、お届けいたしておりますのでぜひ!


韓国旅情報をまとめたnoteマガジンです。こちらもぜひ!


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