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「孤独」と「寂しい」について

年末になったせいか、「独り」とか「孤独」などのワードをネット上で目にすることが増えてきました。

私は52歳で独身で1人暮らしです。彼女はいません。LINEでやり取りするだけの超遠方に住んでいる幼馴染の男友達は1人だけいるのですが、普段会える友達も全くいません。

また、家族親族とは疎遠で実家には何年に一度しか帰りませんし、実家に帰っても30分ぐらいでさっと出ていって家にいる誰とも会いません。ここだけの話、私の連絡先は家族親族は全く知りません

今は長い年末年始の長期休暇中です。寒さに弱くなってきていて、面倒なのもあって旅行にも行かず、ただただ1人で部屋に籠っています。休みに入って、もうだいぶニンゲンと会話していません。

ふと「私は孤独だな」とは感じますが、「私は寂しいな」とは感じません。

孤独に慣れているのでしょう。慣れ過ぎているのかもしれません。ニンゲンとワイワイすることに慣れていないというのもあるのかも。

1人だと「寂しい」と感じる人は、〈寂しくない状態〉を長期に渡って味わってきたのだろうと思ったりします。私はみんなでワイワイなどの寂しくない状態を味わったことがあまりないですし、そんな状態を苦手としています。

昔は3人以上の人との集まりを苦手としていましたが、今は2人以上の集まりを苦手としています。わかりやすく言えばニンゲンと普通に会って仕事以外の会話をするのが苦手としているのです。

まだ52歳だから孤独が耐えられるのかもしれません。これが60歳ぐらいになったら「寂しい」という気持ちになるのかもしれません。

うーん、いや、私は本能や感情のネジがだいぶ緩んでるのでそんな気持ちにはならない可能性大です。

そのため結婚したり彼女を作ったりすることはないでしょう。というか、私のコミュニケーション能力的に無理かと思います。

ただ、1人だから寂しいんだろという偏見だけはやめて欲しいなあと思いながら孤独に長期休暇を楽しんでいます。ニンゲンと接するのがいかにストレスかいつもこの休みの期間に思い知らされながら。

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