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電話とチャイムは恐ろしい凶器。

私だけではないだろう。自宅の電話が鳴ることと誰かがアポなしで自宅のチャイムを鳴らすことが非常に恐怖である


まず電話については、まず用件のある電話はかかってこない。かかってくる電話の9割以上は迷惑電話である

電話の呼び出し音が鳴るとドキっとする。本当に心臓に悪い。どういう呼び出し音にしようと同じである。いきなり音が鳴ることが恐ろしくて仕方がない。道でいきなり見知らぬ人に殴られるぐらい恐怖を覚える。

呼び出し音を消すという手もあるのだが、ごくたまに、年に一度ぐらい職場関係の電話があるので、そのために一応呼び出し音を鳴らしているようなものである。

私は携帯電話を持っていないが、回線電話にはナンバーディスプレイをもちろんつけている。そしてかかってくる電話はほとんど、「0120」や「050」、「0800」で始まる電話番号なのである。これは100%業者であり、迷惑業者である。

私はもちろん電話をとらない。その手の番号からかかってくる業者はまず留守電に音声を入れない。留守電とわかると、すぐに電話を切っている。私は相手が電話を切るとすぐに電話番号を検索して、電話機の機能で特定の電話番号をブロックできる機能をフル活用するのである。

困るのが、地元の市内局番からかかってくる電話である。これについては、迷惑電話はほぼなくて、以前私の電話番号を使っていた人への電話が多い。一応電話はとっている。私の電話番号は、「タカハシ」さんが使っていたらしく、市内局番からかかってくるとほぼ「タカハシさんのお宅ですか?」と聞かれ、「いえ違います。」と答えて終わりである。そしてその番号も即ブロックしている。


次にアポなしの自宅訪問のチャイムである。こちらの方が電話よりも何倍も恐怖を感じる

1人暮らしの私はオートロックのある賃貸マンションに住んでいる。オートロックマンションは、チャイムが2段階になっていて、まず1階の玄関ホールでのチャイム、次に内ドアからのチャイムがある。

内ドアのチャイムがなることはまずないのだが、たまにある玄関ホールのチャイムも非常に恐い。アポなしでいきなり人んちのチャイムを鳴らすな!!!と叫びたい。

電話同様、アポなしのチャイムは一切スルーである。用事があれば郵便受けにメモでも入れると思う。たまに来るアポなしチャイムは、おそらく宗教や新聞の勧誘なのであろう。

通販で配達指定しているときがあるが、その時もモニターがあるのできちんといつもの配達人かどうか入念なチェックは欠かせない。仕方ないのでチャイムに応じるが、「荷物は玄関ドア前に置いておいて下さい。」とお願いする。新型コロナウイルス蔓延は不幸な事であるが、そのためにハンコを押さず非対面で荷物を受け取られるようになったのは私にとって非常に便利である


アポなしと言えば、電話も常にアポなしである。アポなしで突然私の穏やかな心を一気に恐怖へ陥らせる

チャイムや電話は、一種の凶器ではないかと思うこともある。本当に心臓に悪い発明品である。発明した人は便利だと思って発明したのだと思うが、こんなにも使う人を恐怖に陥れるとは思ってなかっただろう。


この一気に訪れる恐怖を避ける解決方法を考えてみた。

携帯電話を17年前に解約してしまったし、本音としては自宅の回線電話も外したい気持ちがある。私は運よく自宅から歩いて3分ぐらいのところに公衆電話があるので、歯医者の予約などはそこからすればいいのである。

だが回線電話をなくすことは職場がさすがにそれを許さないだろうと思うので一応持っている。本当は自宅パソコンでEメールが使えるので回線電話を外してもOKがでるのかもしれない。だが、生活をしていると様々な場面で電話番号というものが必須となっているのが悲しいところであり、難しい問題なのだ

玄関ホールのチャイムについては、どうしようもない。もうこの際玄関ホールの私の郵便受けのところに「アポなしのチャイムには一切応じません」とでも書いておこうか。

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