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何も知らないけどスラムダンクの映画を見たオタクの感想

原作を全く知らないけど、知人に誘われてスラムダンクの映画を見に行きました。

本当にスラムダンクのこと何にも知らなかったのですが………

いやー、面白かった!なんて、満足過ぎる映画!

試合のシーンもドラマのシーンも全てが胸熱く、鼓動が早くなるのを抑えられなかった。

久しぶりに(多分、10年ぶりくらいに)スポーツ系のアニメコンテンツに触れてみて「スポーツの中で行われる激しいせめぎ合い」とか「瞬間、瞬間に行われるドラマ」に胸が弾む感覚に身震いした。こんなにも手に汗握るものだったっけ。って息苦しくなった。

スピード感のある試合に鋭く音楽が切り込んでくる瞬間はたまらなく興奮して、心臓鳴りっぱなし。スポーツを劇的に、ドラマチックに描くのがうますぎるだろ!!!

過去のパートも程よくて、原作を知らないなりに各々のメンバーの過去を少しずつ知れるような書き方になってたのは良かった。

試合の中に過去が挟まれることで、キャラクターに感情移入する隙を与えてくれるし、そのキャラクターがどんな思いを込めてコートに立ってるのかと自分なり考えることが出来る。上手い。構成がうますぎる!

あと本当にここが良かったポイントとしてあげたいのは、「3Dモデルの滑らかさ」だね。

私は浅はかな知識のくせに3Dモデルには死ぬほど好き嫌いがありまくるのですが、スラムダンクの3Dは個人的にかなり好印象だった……。

ちゃんと人間らしいリアリティのある躍動感を持ちながらも、アニメーションらしさも残してて、違和感なく見れたな〜という。これは原作の先生のタッチもあると思うけど、みんなの目がとにかく好き。かっこよくて、いきいきしてる。

キャラクター的には流川さんと三井さんがスキですね。どのシーンも良かったけど、マジでこの二人の見せ場は「うわーーー!!!!!!」って頬が発火した。俺の顔面が火を吹くぜ!ゴーストライダー。危うく闇の中で安西先生みたくガッツポーズするとこだった。すき。

これはすごく思うことだが、劇場だからこその臨場感と緊迫感だったな。息を呑む大音量と明滅。こりゃたまらねえぜとニヤついてしまう。知り合いに誘われてめちゃくちゃ良かったな〜とすごく思った。

スラムダンクの映画以前に、実は結構バスケ自体は好きではいた。細かいことはマジで知らないけど。学生の頃の体育でもバスケと水泳だけは運動音痴の癖にマジでガチだった。

体力なかったし下手くそだったけどバスケは純粋にやってて楽しかったのと、あの、人と人の間で見事にパスが回ったり華麗にシュートが決まる気持ちよさがすごく好きというか。

自分がシュートを打たなくても、誰かがシュートを打って入った時のあの高揚感とか絶望感とか、たまらなく好きなんだ。

スラムダンクの映画も、シュートが上手いこと入ったり豪快にシュートしたり、磨かれた技が披露される瞬間がすごく面白くて。心のなかで何度も「そのシュートすげえ!こんな事ができるのか!こんな描き方ができるのか!」と感動していた。

とにかくね、本当にいい体験をした。今まで見たアニメーション映画の中でも殿堂入りするレベルで良かったし、自分の中の「バスケっていうスポーツに熱く滾る感覚」を思い出させてくれた。本当にありがとう!

もうバスケが自分でできるほど若くないし運動神経もないので自分からやることはないものの、ガチなバスケの試合とかちょこちょこ見てみようかな。バスケの知識、もっとほしい!

また新しく覚えたいことが増えた喜びと熱い感覚を胸に、今日は眠りにつきますぜ……。

ではでは。




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