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146. IPAに飛び込み/ Irrumpir a IPA(4)

そんなIPAですが、

先日彼女たちのある投稿を見つけました。


「大阪万博2025への準備がスタート」


おお、これは面白そうだ。

ミドリ、僕らとして、何ができるかわからないのですが、

できるなら万博に作品を送り出したい。


そう思いつきました。



ちょうど、パロサント染めもスタートしてきたし、

まずはIPAに相談+宣伝に行こうと決めたのです。



まず、相談したのは、アンドレアです。

彼女は、昨年8月までの政権時代にもIPAで働いていて、

ナンバー2くらいの役職だったと思います。


ミドリでも何度か買い物してくれていて、

おばあさんが体が不自由で痛いところがあるから、

ということで3回くらいパロサントのジェルオイルを買ってくれたことを覚えています。


また、2022年にIPAが主催して、

ACHONという大型のインテリアショップでフェリアが行われたのですが、

その時のイベント担当者がアンドレアでした。

僕らも出展させてもらうことができて、結構な宣伝効果と売り上げを上げることができました。

彼女にはとても感謝しています。


明るく活発で、強かな女性という印象でした。



コンタクトはあるし、

まだIPAで働いているはずだから、彼女に連絡してみようと思い、

メッセージしてみました。



すると、

「広報関係ならこの人、打ち合わせ関係で話がしたいならこの人に連絡してみてね。」


というような返事が来て、

彼女は忙しそうだし、トップと話すのも難しそうだなと、少し残念な気持ちでした。

日本もどこでもそうだと思いますが、

やはり話を進めていくには、トップと話すのが一番早いです。


そこでうまく交渉することができれば、相手方はトップダウンで一気に話が進みます。

先方で担当者が決まればこっちのものです。

トップの指示を受けた担当者は、上司に逆らうわけにいきませんし、

評価して欲しいので、新しい業者やプロジェクトへの対応には結構モチベーション高く、

真面目に一生懸命対応してくれることが多いです。



なので、IPAと大阪万博の馬鹿でかいスケールの話をしたいのに、

担当者レベルと話をしても先には進まないだろうと感じたのです。

まあ、うまく行って、向こうが興味持ってくれれば、

後日まだトップとの話し合いの場を設けられればいいかな、くらいの思いでした。



そして、当日。

Casa Ricaなみに気合いを入れて、

サンプル商品も、担当者へのプレゼントも準備して、IPAに向かいました。


本来は、この日の翌日に打ち合わせの予定だったのですが、

朝になって直前の連絡で、

「14時から代表者が打ち合わせ可能なので、来れますか?」

という相談があり、一つ返事で「お願いします!」と頼みました。


こんなにラッキーなことがあるとは!

ここはチャンスです!

頑張って売り込むしかありません。




予定の15時になり、少し待合室で待たされて、

担当者で連絡やりとりをしていたナタリアがやってきました。


「今、理事長がこちらに向かっているのでもう少しお待ちくださいね。お水かコーヒーはいりますか?」


「はい、コーヒーをください。」


「すみません!会長はもう到着していて、理事長室にいるので、こちらへどうぞ。」


最初に会議室に通されたのですが、

いろんな変更も微笑ましいくらいです。


「おいおい、内部のコミュニケーション大丈夫かいな」

と突っ込みたくなるくらいのレベルです。

まあ、パラグアイなので、全く驚きもしません。


そして、理事長室に通されて、

一人の女性が待っていました。


あれ、なんか見覚えがあるような。。。


そうです。

彼女はアンドレア、彼女は大出世してIPAの理事長になっていたのです。



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