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人生を振り返ろうー販売員ー

こんにちは、こしぇるです!
今日は、新卒で入った会社での3年間を振り返ろうと思います。
それまでは、以下記事をご覧ください。

 新卒で入った会社は、小売系で一販売員で入社しました。生鮮食品から衣料品まで扱う小売店です。
 
 私がそこを選んだ理由は、大学時代のアルバイトで、スーパーのレジをしていて、思いの外楽しかったこと、趣味を楽しみたかったこともあり、平日休みで寮が安いこと、関東にアクセスが良いことで選びました。

 私は休学経験があるので、周りの同期たちより年上でした。また高卒で新卒を取るところでしたので、初々しい高校を卒業したばかりの子と一緒に働き出しました。

 私がここに入って、かなりギャップを受けたのは、知力だと思います。今まで自分より頭の良い子が隣にいて、休学期間中も仕事できる人たちと接することが多かったこともあり、ここの入って、いきなり自分が上位になっていました。経験したことがなかったポジションだったので、正直接し方間違えていた部分もあったと思います。たぶん客観的に見れば、わからない人の気持ちがわからないというところもあったのかなと。

 持ち前のマルポテ特性を活かして、自分ではそれなりにやっているつもりでも、周りより頭一つ飛び出ている感じでした。この時の私は、良い評価を貰いたいという訳ではなく、そこそこにやって、それなりの評価もらって、標準くらいの進捗で進んでいければと思っていました。でもそうはいかなかったのです。

 普通にしていても、やる気があるように見られたり、大体自分より一回り以上年上の人と話があったり、普通にしたいのに隠しきれていないこともあって、1年後には主任に押し上げられていました。この時、ここは本人の意思を汲んでくれないところだと思いました。

 また、当時女性活躍推進を掲げていて、その時から疑問に思っていましたが、女性だからという理由で、出世させようというのがあったと思います。もちろん、その人に出世の意思があって、能力もあるということであれば、いいことだと思います。でも、女性だからというのが、今でも納得できていません。

 主任になるときは、新卒の1年間、自分の部門の一部しかやっておらず、全体像も全く掴めていませんでした。そこでいきなり主任という感じで、モチベーションは正直あまりなかったと思います。そうはいっても、手を抜くというのが難しい気質なので、それなりに頑張ってはみるんですよね。

 そうこうしているうちに、また女性で社員だからという理由もあったのでしょう。主任になって半年ほどでしたが、今度は副店長になっていました。当時副店長は2人制度で、なぜか1人は女性という決まりがありました。これもよくわかりませんでした。

 こういうことがあってから、女性だからということに、嫌悪感を抱くようになったと思います。また、早くに出世したところで、等級制の給与では、上がり幅に限度があり、メリットはあまりありませんでした。案の定ちょっと病んできて、休日は寝るだけで終わるという日が増えていました。

 この経験から転職するときは、評価制度をすごく気にするようになりました。できれば男女とか関係なく、絶対評価をしてくれるようなところという感じで。


 それでも、良い経験もありました。それは視野が広くなったことです。

 一販売員であれば、その店の自分の部門しか見えていませんでした。当時本部の人とお仕事をしたり、お話しする機会が同期と比べて多かったと思います。そのおかげで店全体、会社全体、周囲も含めたマーケなど、見える範囲も広がって、考える幅もより大きくなったと思っています。

 これは、私にとってはとても良かったことだと思っています。考えることの楽しさなどを教えてもらいました。ただ、今は広がりすぎていて、結構大変なこともあります。それについては以下の記事に書いていいます。


 趣味を謳歌しながら、販売員を続けて2年半ほど経ったころ、ここでずっと続けていくと考えていなかった私は、次を考え始めました。その当時趣味もある程度の区切りが見えて来ていた段階で、私の中で平日休みではなくてもいけそうだなという、考えの変化もあったと思います。

 また、大学の時に私には一生勉強し続けて、技術職は無理だろうなと思っていたのですが、割と知的好奇心はずっと持ち続けられるんだなという考えにシフトしていたこともあり、手に職をなんて考えるようになりました。

そして設計の道と続きます。
それはまたの機会で

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