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障害者施設のこと

アクセスありがとうございます。
越路つぐみです。

個人的にざわっとしたニュースです。
障害者のグループホームで、食費を過大徴収していました。
加えて、サービス利用に必要な支援計画書の作成において本人の同意を得ていないことが明らかになりました。


厚労省が本社に特別監査に入っています。
法人としての管理体制の確認も必須ですが、同時並行で入所者さんの健康状態や現場の状況の確認と対応が求められます。

このグループホームを生活の基盤としている人がいます。
彼らの生活が守られていくことを願っています。


ただ、今回のケースと似たようなことは、高齢者、障害者、児童…など、さまざまなところで起きてきました。
そのたびに、起きた原因を探り、実態を解明し、予防策も対応策も講じてきたと思います。
ただ、なくなることがない。また起こってしまっているのが現状です。

私は社会が、人々が、今まで起きたことから何も学んでいないとは感じていません。
ただ、【誰が起こすか】は変わるけれど、【どの方法を使うか】に大きな変化がないところは、真摯に受け止めていく必要があります。


これは私の推測ですが、

何かしらの【課題】があり、【何か】を起こして、【目的】を達成したいと考える。
そのために【効果的な手段を選択する】、そして【効果を判定】して、【効果がある・現状維持ができているようなら繰り返す】、【効果がないようなら他の方法を検討する】…。


これをよくない形で使ってしまっているように感じています。


その線で考えてみると、【手段の選択】に問題があるとすることができます。
今日まで似たようなことが繰り返されてきましたが、全く問題がないと思って選択している人はほぼいないはず。
その上で選択をするのは、【不利益を被る人がいたとしても、目的が達成できる】に近づけるからではないでしょうか。
そして、目的の達成に近づくから、【効果的な手段】として【誰が起こすか】がかわっても、続いていくのだろう…と。


今回のようなことが起こるとき、金銭面のことが必ず影響しています。
私は組織にしろ、個人にしろ、金銭的にゆとりを持ちたい、利益を上げたいという目的そのものが悪いものだと感じていません。
問題なのは何度も言うように、目的を達成するためになりふり構わない方法を取っていることです。
そして、【誰】が起こすかが変わっても、同じようなことが起こることができる仕組みにも課題があるように感じています。


まだ私の中に具体的な解決策は浮かんでいません。
不正を許さない・不正ができなくするために、これからも考えていきたいです。


ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
またの機会に。










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