越路つぐみ

精神保健福祉士(PSW)/公認心理師の越路つぐみ(PN)です。 ソーシャルワーク、メン…

越路つぐみ

精神保健福祉士(PSW)/公認心理師の越路つぐみ(PN)です。 ソーシャルワーク、メンタルヘルス、考え方や捉え方、発信していきます。 読んだ本の感想やお勧め本を紹介します。 記事内のリンクはAmazonアソシエイトのものです。 よろしくお願いします。

マガジン

  • 越路つぐみの 生活に役立つ本

    困ったとき、困ることの予防として。 人との付き合いの中で持っておけるといい考えや、日常をつつがなく暮らしていくために役立ちそうな1冊。

  • 越路つぐみの 楽しめる本

    読んでてうきうきした本はこちら。

  • 越路つぐみの おとなも子どもも楽しめる絵本

    わかりやすくて、短いストーリーに世界がある。 絵本は小さいころから触れられる宝物。 おとなになってから読んでもきっと楽しいですよ。 子どもと一緒に読んだら、それぞれどんな世界を感じるのでしょうか。

最近の記事

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私のしごと?

アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 私は精神保健福祉士(PSW)です。 みなさんは、PSWにどんなイメージを持っているでしょうか。 もしかしたら、初めて目にする方もいらっしゃると思いますので、厚生労働省が説明している文章を載せておきます。 援助をすることが私の役割です。 ではこの援助って一旦何なんでしょう。 うん、これあたってますね。 今まで出会ってきた人たちは、何らかの困り感があるご本人もしくは、困っている周囲の人たちでした。 私たちは困りごとを抱えた

    • あやふやを生きる

      アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 人と同じ体験(この場合の同じは、同じことを一緒に体験しているという意味です)をしていても、そのときのことを個人によって違う話のように感じられることはありませんか。 私たちは同じ場所で同じ体験をしていても、感じ方はさまざまですので、こうしたことは結構起きてきますよね。 どんなに注意深く気を付けていても、ここは私たちの大切な価値観に紐づくこと。それこそ意識のスポットがそこにあたっていなかったとしても、それこそ自然に当たり前に

      • 「いやだ」を持てる私であれ

        アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 えー世の中いろんなことがありますよね。 いいこともいやなこともそれなりにそれなりに。 私たちは、つらいことや悲しいこと、嫌なことを辛抱したり、我慢したり、こらえたりすることを成長の過程で学びます。 個人的には、辛抱も我慢もこらえることも必要なステップだと思っています。 ですが、いやなことそのものを平気になることは、「本当にそれでいいの?」と考える立場です。 というのも、私にとって嫌なものというのは、私の日常であったり

        • 「○○は△△だ」がとっても苦手

          アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 日常生活を暮らしていて結構困ることがあります。 それは「○○って、△△ですよね」という表現。 例えば「したことがあるって言ってたから、手助けはいらないってことですよね」という文脈で使われているときでしょうか。 しかも、私についての話ではなくて、その場にいない第三者の人のことを話しているとき、「こんなことがあったんですよ~。あなたもそう思うでしょ?」という流れの時ですね。 正直、私はよくわからないんです。 一部分だけが切

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        私のしごと?

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          17本
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          相手が進めるだけの合間を持つこと

          アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 支援職と呼ばれるものに就いてそこそこの年数が過ぎました。 その中で私が得たこと…というか、これをしようと決めていることを書こうと思っています。 それは、相手が自分で考えて行動する機会を奪わないことです。 私自身も支援職になりたての頃は、リスクを軽減することだけに偏ったものの見方をしていたように感じます。 ただ、それだと相手はこちらの意見を待ち、「それでいいです」が増えたりしました。 一体なんだろう…?と点検してみると、相

          相手が進めるだけの合間を持つこと

          所属はいくつか持っていることをおすすめする理由

          アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 所属というと皆さんは何を思うでしょうか。 学校や習い事のクラス、職場、趣味の付き合い…などなどありますね。 では、みなさんはいくつ所属を持っているでしょうか。 私はそれほど多く所属を持っていません。 少し前まであまり困ることはなかったのですけれど、最近何かなぁと感じることが増えています。 私は自分が器用な人ではないし、いろいろなところに顔を出したりするのは刺激が多くて疲れてしまうと思っていました。 そのため、特にここ1

          所属はいくつか持っていることをおすすめする理由

          ありがとうは伝わってこそ

          アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 私は自分の気持ちを非言語で表現することが得意ではありません。 同じように人の非言語も拾いにくいなぁと感じることが多いです。 そんな私だからこそ、ポジティブな感情は言葉で表現することが多いように感じています。 以前、相手に対してとても感謝したことがあり、態度や表情でそれを伝えたのですが、相手の反応を見ると伝わっていなさそうだなと感じることがありました。 伝わらないところで相手が何か困ることはないかもしません。 ただ、私が

          ありがとうは伝わってこそ

          何かをするための言い訳はしてもいいと思っている

          アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 先送り癖がある私。 面倒だったり、どこから手を付けていいかわからなかったり、それこそ好みじゃないことはそのまま寝かせておくことがあります。 結局あとになって、「早くやっておけばよかった…」とめそめそしながらやることになるのですけれど、さっさと片付けるという道は選びません。 私はいつも先送りをして大変になったとき、うだうだと言い訳をします。 さっきも書いていますよね。 面倒だの、わからないだの、好みじゃないだの。 これぞ

          何かをするための言い訳はしてもいいと思っている

          持っていていい、私の意見

          アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 私には私の意見があります。 それは私が経験したこと、見知ったこと、感じたこと、今暮らしている社会のルールなどからできあがっています。 自分の意見を持つことは大切だと私は考えています。 なぜならば、それがその人らしさであるからです。 私たちの意見には、私たちの今までの歴史などが詰まっているように感じています。 自分の今までを大切にすることと、意見を持ち、今までのことを次につなげていくことが、未来への懸け橋になるのでは…と勝

          持っていていい、私の意見

          こども手に職図鑑

          アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 将来はどうしたい? どんな仕事があるのか調べてみよう! いろんな場面で今でもあることかなって思います。 学校教育でも様々な取り組みがされていますね。 体験学習が盛んな地域もありますし、ボランティアなどを通して仕事を体験していくこともあるようです。 私の時代とは雲泥の差。 今はいろいろあるんだなぁと感じています。 本書はそれぞれの職業についている方のインタビューで構成されています。 体験を通して職業に触れていくことは十

          こども手に職図鑑

          きみを守る「こども基本法」1 不登校

          アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 素敵な本が…と思い、手に取ってみました。 今も昔も学校とのお付き合いといいますか、学校にかかわる様々なことで、いろいろな思いを抱えていらっしゃる方がいらっしゃいます。 ご自身が当てはまる、近くにいる人がそうなのでは…という方にも目を通していただきたいですが、社会全体として知っておいた方がいいことなのではないかなぁと思います。 子どもも色々なことを感じ、考えます。 それは時にはおとなの理解が難しいことかもしれませんし、おと

          きみを守る「こども基本法」1 不登校

          すりあわせをすること

          アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 最近新しくご一緒する機会のある人ができました。 仕事関係であり、頻繁に顔を合わせるわけではないものの、私の動きにはかなり影響のある方です。 業務上必要なやり取りをしています。 ですがまだ私はその方の動き方がつかみ切れていない状態です。 少し前に「○○に向かって、次はこれをしようね」と決めて役割分担をするのですけれど、決めたことをまだしていない段階で、その先のことの提案をいただくことがありました。 えーー結構びっくりしま

          すりあわせをすること

          【空気を読まない】の中身の話

          アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 日本の文化では、その場の空気感を読んで行動することにポジティブな評価をすることが多いように感じています。 そのため、その場の空気感を読むことが苦手な人は、必然的にネガティブな評価を受けるような状態です。 空気感を読むのことが苦手な人は、その場の空気感を全く捉えることができない人ばかりなのでしょうか。 【空気感を読むことが苦手】の中身にはいくつかパターンがあります。 その中でも一番見落とされていて、誤解されるのが、【一生

          【空気を読まない】の中身の話

          代わりに何もしない人

          アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 ソーシャルワーカー、相談員、カウンセラー、支援員、心理職…。 この5つくらいの名称で私を表現する人が多くなってきました。 では、「それって何をする人?」って聞いてみると、「困ったときに代わりに何とかしてくれる人」と答える人がちらほらいまして。 そこで自分って、そうしているのかなと思ったわけです。 しかしいくら私の動きを振り返っても、私は人が困ったときに代わりに何かをしていない…。間違いなくしていない。 仮の話ではありま

          代わりに何もしない人

          思い出の水餃子

          アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 中華、ビュッフェ、自作…と狙ったわけでもないのですけれど、餃子生活3日目に入っています。 焼き餃子と水餃子を織り交ぜています、幸せ!! 餃子から昔のことを思い出したので、書いていきます。 私が子どものころ、近所に色々なことをされているご家庭がありました。 お子さんが私と年齢が近く、一緒に遊ぶ中で親御さんとも交流を持つようになりました。 ある日、おばさんからお誘いをいただきました。 「留学生の子がいるの。うちに招いてお昼

          思い出の水餃子

          ぐちが大切なわけ

          アクセスありがとうございます。 越路つぐみです。 日常暮らしているとちょっとした愚痴を持つことがあります。 どうしてこんなこと思うのかしら…。 これを考えて何をしたいのかしら…。 まぁそんなことを考えてみるのもいいのかなと思う一方で、私は細かいことはよくわからなくても「多分この愚痴はこの人にとって必要なんだな」と捉えるようにしています。 ちょっとのことだから、ただの愚痴だから、軽く扱うのではなくて、ちょっとのことだから、ただの愚痴だから、しっかりと聴くようにしています

          ぐちが大切なわけ