【完全無料】ADHD対策(タスク管理術)〜ADHDの起業家が全て公開します〜
多くのADHDを見ていると、やること(タスク)がたくさんありすぎて「頭がパンクしそう」「何から手をつけていいかわからない」という人をたくさん見てきました。
ただ巷にあるADHD対策では「毎朝、タスクを書き出しましょう!」とか
って言われたりしますが、そもそもそれを毎日やるのが面倒だというADHDが多いんだと思います。
僕もそういうADHDの一人で、なかなかタスク管理が上手く出来ませんでした。
そこで僕が考えたのがタスク管理を仕組み化をすることです。
こうすることで、めんどくさがりの僕でもタスク管理ができるようになり、そのかいもあって3ヶ月で72万、9ヶ月目には月収100万を達成することが出来ました。
そこで今回はタスク管理を仕組み化することに成功したAsanaというウェブアプリを中心にADHDのためのTodo管理術を余すこと無く、公開します。
写真は、外国人のお友達と食べた豚どんぶり!たしか沖縄料理だった気が、、、、
元々は全くタスク管理が出来ませんでした
今でこそtodo管理をソフトを使って行っていますが、今までのtodo管理や作業の進め方も酷いものでした。しかもかなりの面倒くさがりで、「めんどくさい」というのが口癖です。「やるべきことがたくさんある!」と脳が検知してしまうと、行動も途端にストップしてしまう無気力人間でした。
きっとこんな僕が、「タスク管理が出来るようになった!!」というのが、ADHDのあなたを励ますことにもなると思うので、まずは昔のコシケンのダメっぷりを紹介していきたいと思います。
先延ばし癖がひどかった
色んなtodoがあると思うと、頭が一杯になってしまい、メモなどに書いてもそれを書いていたことすら忘れるという有様でした。
また先延ばしグセもひどく、期限付きのタスクも締切りギリギリになって初めて、手を付けることもあって、todoが期限内に終わらないこともしばしばありました。
(学生時代の頃は、学会提出用の論文が書き終わらなかったこともあります。)
直ぐに今どんなtodoをやってるかを忘れてしまう
またタスクを処理している最中に、会社で色んなタスクを振られると「今何やっていたんだけ?」という状態になってしまい、
自分がやっていたことに数分かかってしまうということもかなりのストレスになりました。例えば書類の正誤チェックをしている時に、電話番も任されていた時は、電話に出ると今、何をしていたか忘れてしまい、その作業に集中するのにまた時間がかかるという有様でこちらもかなりイライラしていました。
付箋やメモ帳などによるオフラインtodo管理だと無くしてしまう
例えば、以前は周りの先輩や上司を真似してtodoを付箋やメモ帳で管理していましたが、忙しいと学生やサラリーマン時代はこれすら無くす、、、という有様で、周りの人たちのようにPCに付箋を貼ってtodo管理をするのは無理と諦めました。
todo管理するための心構え
まずはソフトを紹介する前に、ADHDがtodo管理を行う上での心構えを知っておかないと、ソフトを使いこなすことが出来ない、またはソフトの有用性が分からないと思うので、その心構え(マインドセット)を述べていきたいと思います。
Todo管理マインドセット①:とにかく全て書き出せ!!
まず、todoが多いと頭が一杯になって思考停止してしまうのを止めるには、
とにかく書き出すこと!!これがめちゃくちゃ重要です。
特にADHDのようなワーキングメモリ(短期記憶)が少ない場合は、todoを脳にあまり記憶できません。なので「〇〇をするためには、やることがこんなにある〜」とすぐに脳のメモリが一杯になってしまい、「たくさんありすぎて自分には無理!!」と、顕在意識が判断することで、ADHDの行動を止めてしまうと僕は考えています。
しかもやることがたくさんあるように見えて、「書き出してみるとそんなに無いじゃん!!」というケースが結構、多いこともあります。なのでまずは、「これ以上無い!!」と思うまで適当にtodoを書き出すことが本当に大切だと思っています。
書き出すソフトには〇〇がオススメ
なので直ぐに紙でも何でも良いので書き出すことが本当に大切だと思っています。ちなみに僕の場合は、紙を無くしてしまったり、整理できない癖があるので、Onenoteに何でもメモするようにしています。
また仕事中は、3面のマルチディスプレイ(2面:モニタディスプレイ 残り1面:Macのモニタ画面)を採用しておりまして、2面を作業用ディスプレイにして、Macのモニタ画面にOnenoteを常時、開いている状態にしてメモをしています。
書き出すことでやる気が出る!
ちなみにこれでやる気が出ない時や体調が悪い時などは、ここに殴り書きをしたりして、とにかく行動することで、作業興奮を使うようにしています。またブログの原案なども思いついたらここにとりあえず書いています。そしてそれらを書いていると、これもやらなきゃとかあれもやらなきゃというTodoが出てくるので、とりあえずOnenoteに入力して、todoとして作っておいて、後で紹介するソフトに追加するようにしています。
ADHDと言われた偉人もとにかく書き出していた
ちなみにADHDと言われるレオナルド・ダ・ヴィンチもメモを書くのが癖だったようで、膨大な数のノートにメモをしていました。そしてそれを弟子が2冊の本にまとめたものが、「レオナルド・ダ・ヴィンチの手記」という名前で出版されています。偉人の例からもADHDの才能を活かすためにメモするというのはとても大事だと思っています
ADHDのtodo管理にメモ帳は不要か?
ただメモ帳は無くしてもいいので、持つようにしています。何か思いついた時にiphoneに入力しようとすると、僕の場合は手間だと感じるし、それをやろうとする間にtodoを忘れてしまったりしてしまいます。なので自宅で仕事をしていない時には、とにかく思いついたことは、何でも書くノートをいつも常備しています。特にメルマガやブログのネタを書いてtodoソフトに後で入力するようにしています。また仕事がサラリーマンほど忙しくなくなってからは、そんなにメモ帳は失くさないようになったと思っています。
Todo管理マインドセット②:マルチタスクは辞めろ!!
次に電話の取次と書類のチェックなどをするマルチタスクですが、これは結論から言うと無理!!(笑
ADHDにマルチタスクは出来ないというのが僕の意見です。だからこそ一つのことに集中出来る起業家という働き方を選びました。
またマルチタスクはそもそもADHDにかぎらず人間には向いていない、というか出来ない、というブログを書いていますので、ご興味ある方はこちらを御覧ください。
Todo管理マインドセット③:todoには日付(期限)を入れろ!
Todo管理が出来なかった時は、人から指示されない限り、自分のTodoにとりあえずの期限でも入れていませんでした。そしてADHDの方の話を聞くと、タスクに仮でも良いから期限を入れないで、先延ばしをしてしまってい人が多いように思います。こうすると特に自分が面倒だと思うtodoはずっと着手されないことが僕も多いです。なので仮でも良いのでtodoには期限を入れましょう!
また起業活動などの自分だけに影響が出るtodoは、別に出来なくても、誰かが怒る訳でもないですし、とにかく日付を入れることが重要です。出来なかったらまた期限を延ばせば良いだけと考えて気軽にタスクに日付を入れてみましょう!
ただ期限を守らなきゃいけないタスクも存在します。例えば僕だったらセミナーの開催日なのに、セミナー資料の準備が出来ていなかったら不味いですよね。なのでそういうtodoの場合は次のように作っています。
Todo管理マインドセット④:todoは具体的にしろ!
やらなければいけないのに、出来ないtodoがある場合、大切なのは「そもそもtodoが曖昧過ぎないか?」ということをまずはチェックすることです。これはADHDの人でtodo管理が出来ない人にありがちなことです。例えば「セミナーの準備をする」というtodoだけだと、何をしていいか分からない、、、だから手がつかないという状態になっている場合、「そもそもまずはセミナーの準備をするためには何をすればいいのか?」ということを考えて、具体化することが重要です。セミナー準備だったら、「資料の準備」や「会場の準備」「告知の準備」「紹介のお願い」などなど、具体化していくと段々とtodoの全体像が分かってきます。そして今すぐ取りかかれそうで、todoの完了がイメージ出来るまで、具体的にtodoを作るのが重要です。
todo作業法(具体化出来る時):サラミスライス法
そして実はこの手法は、営業の神様と呼ばれる「ブライアン・トレーシー」がサラミ・スライス法と読んでいたtodo管理方法です。
このように大きなtodoは小さいtodoを作ってこなしていくことで、下記の原理で、段々とやる気になってきます。
エンドルフィンは、脳内で機能する神経伝達物質のひとつで、モルヒネ同様の作用を示すと言われていて、幸福感をもたらすと考えられています。つまり小さなtodoを完了させる→幸福感を感じる→次の小さなtodoを完了させる→(繰り返し)→大きなtodoが完了 という風にtodoを進めることが出来るという訳です。また少しでも作業をすることで、作業興奮が働くので、よりやる気になってtodo作業を進めることが出来ます。
todo作業法(具体化出来ない時①):スイス・チーズ法
ただそれでも何をやればいいのか分からない、具体化できない、、、ということもあると思います。そういう時にブライアン・トレーシーが提案しているのが、スイス・チーズ法です。
このように、todoを具体化出来ない場合は、とにかく何でも良いから時間を決めて、手を付けるというのもとても大切です。そして手を付けてみると、段々とあれもやらなきゃいけないし、これもやらなきゃいけないんだということが分かってきます。なので大切なのは、とにかく考えずにtodoに手を付けてみること!!これがとっても重要です。僕はポモドーロ・テクニックを意識してこの手法を使っていまして、25分間は集中してtodoに取り組んで、5分休むというサイクルを回すようにしています。
todo作業法(具体化出来ない時②):経験者に聞け
ただもし出来るのならば経験者に聞くということがとっても重要です。経験者でしたら、何をすればいいかを知っています。そして実は〇〇はかなり大変で、準備に時間がかかるということも教えてくれたりします。そうすると時間の見積りを見誤ることもありません。なのでタスクを具体化することに困ったら経験者に聞く、。これを大切にしてみてください。
todo管理マインドセット⑤:時間を測れ!!
そしてやったことがあるtodoやこれから何回もやるであろうと思われるtodoは時間を見積もるようにしましょう!特にサラリーマンとのダブルワークで起業活動を始める場合、空き時間に仕事をするのが大切です。そんな時、このtodoだったら〇〇分だ!と分かっていると、空き時間に作業するこができます。ただ時間計測はストップウォッチでやってもいいんでが、それは面倒だという人もいると思うので、todo管理と連動でき時間計測ソフトを後ほど紹介しています。
時間が見積もれない場合は?
また時間が見積もれない場合は、ルーチンワークにして、毎日todoを少しでもやるようにするのがポイントです。そうすると段々とやる気が出てきてそのtodoが進むようにもなってきます。
管理マインドセット⑥:やったtodo(着手)を評価しろ!
僕は毎週todoのチェックをしていて、週で終わらせるtodoを作っています。そしてそれを毎週の月曜日にセットして、毎日次の日に更新しています。つまり1日や1週間で終わらないぐらいtodoを書き出して、1ヶ月ごとにチェックをしています。そして仕事終了後には、自分がやったtodoを見て、「今日も頑張った!!!」と自分で自分を労って、終わっていないタスクは明日に繰り越せばいいという軽い気持ちでtodo管理をおこなっています。
睡眠とtodo管理の関係とは?
出来たtodoだけ見るようにしないと、「今日もタスクが終わらなかった、、、はぁー」という感じで仕事が終わっても、落ち込んだまま寝ることになります。そうするとその嫌な気持ちが次の日にも影響して、また仕事はかどらないという悪循環に陥ります。なので、寝る前はいい気分で寝るために、無理矢理todoを次の日に移して、「今日はどれだけやったか?」の方に意識がフォーカスするようにしています。そして今日できなかったtodoは、明日やると割り切って、todoで最初にやることだけを書いて、寝ます。そうすることで、下記のようなメカニズムが働きます。
つまり、寝ている間も脳は働いているので、todoの最初のサブタスクを作るだけで、その後の手順も明確になるということです。ただこの方法は、睡眠時間を6時間以上は取らないと有効に使えないと、著者の中井隆栄氏は述べています。睡眠はtodo管理を行う上でもとっても重要です!寝てる時も仕事をしていると考えて、しっかりと睡眠時間は確保するようにしましょう!
「着手」というサブtodoを作る重要性
またtodo管理で重要なのが、着手というtodoを作ることです。プロジェクトで時間がかかなりかかるtodoや最初はやる気にならないtodoだと、ほとんど少し見ただけで、todoが進まず自己嫌悪に陥ることもあります。そんな時には、「とりあえず考えただけでも、着手はしたんだ」と思うと、少しずつそのtodoについての意識が行くようになります。そうすと脳は、そのtodoを完了させるためのことを考え始めるようになります。なのでこの着手というサブタスクを作って考えただけでチェックするようにしています。また重要なtodoの場合、着手というtodoも毎日のルーチンにするようにしています。こうすると最初はそのタスクを見ただけでもチェックつけることが出来ます。そして寝る前に、この着手のチェックをみると、todoのことを睡眠中に脳が考えるようになるので、よりtodoが進むという算段です。
todo管理マインドセット⑦:todoは仕事もプライベートも一緒にしろ!
そして大切なのは、仕事とプライペートのtodoも一緒に混ぜて作業をすることです。実はこれもかなり重要で、どうしても仕事が手に付かない時はやりたいことで起業している僕にもあります。そういう時は僕だったらピアノのtodoをこなすことで、作業興奮が働き、仕事のアイデアが閃いて、また仕事に戻ることができます。しかし一緒にしないで、todoを管理していると「仕事が進まない、、うーん」と段々と落ち込んでいき、結局何も進みません。そういう時は、案外、プライベートのtodoをこなすことで、仕事も捗ったりします。とにかく大事なのは、「何でも良いから考えずに行動すること」です。そうすると次の一手が見ててきます。それで行動してダメだったら、修正してまた新たに行動すればいいだけです。
また別々にすると結局プライベートがおざなりになって、「仕事にも集中できない、、、」ということにもなりがちなので、僕はプライベートも仕事もtodo管理は一緒にすることも推奨しています。ちなみにダブルワークの場合は、サラリーマンとしてのtodoも企業活動のtodoも一緒にするようにも指導しています。
とにかく自分でやることは全てまとめることはかなり重要だと言う風に僕は思っています。
日常の作業もtodo化しろ!
また簡単なtodoもリストの中に入れるようにしています。例えば、「入浴」とか「歯磨き」とか「広角を上げる」とかもtodo化しています。特に広角を上げるなんてリストを見ながらでもできます。馬鹿らしいと思うかもしれませんが、少しでも簡単なtodoを入れておくことで、寝る前にtodoを見た時に一杯やった気になって、いい気分で寝ることが出来ますし、少しでもtodoを進めることで、作業興奮が働き、別の作業もやりたくなってきます。
ADHDに最適なtodo管理ソフトとは?
さてこのようにtodo管理のマインドセットについてお伝えしていますが、これらを満たしてくれるようなtodo管理ソフトが今まで見つかりませんでした。
例えばあるアプリだとtodoにサブタスク追加は出来るのですが、そのサブタスクに日付を設定することが出来なかったりします。また完了にチェックを入れると、todoが消えてしまうのも困りました。なぜなら完了したtodoが消えてしまうと、今日どれだけtodoをやったのかが良くわからないで1日をつい終えてしまって、「今日も頑張った!」という達成感が全く出てこないのです。また日付の更新が面倒なソフトもかなり困ってしまいます。todo管理するためにその時間を大幅に食ってしまうようであれば本末転倒です。もちろんtodo管理に時間をかける価値はあると思いますが、他のソフトだと面倒そうでやる気すら起きませんでした。なのでそのためにも操作が簡単であるというのもかなり重要で、そんなソフトがないかずっと探していました。
そんな悩みを解決してくれたのがAsanaです。
このソフトは、Facebookの共同創業者であるダスティン・モスコヴィッツ(Dustin Moskovitz)とジャスティン・ローゼンシュタイン(Justin Rosenstein)がFacebookの開発に関わっていた時に、「もっと効率的なtodo管理ツールが欲しい!!」と考えて、自分たちで作ったtodo管理ソフトです。このソフトは本当に素晴らしくて、今までの僕のtodo管理の悩みを90%は解決してくれました。ただわがままな僕は残り10%「こうなればいいのになー」という部分はありますので、それについては最後に少し紹介してます。そしていつかこれらもアップデートして解消してくれればなとも思っています
ソフトのメリットは?
ソフトのメリットは?
todoの入力が楽
とにかくtodoが入れやすい、todoを入れて改行(Enter)をおせば次のtodoを入力することができます。またサブタスクもショートカットキー(tab + S)を押せば簡単に入力することが出来ます。これ結構、重要でtodoが入れづらいと思いついたtodoを忘れてしまったりします。特にADHDの僕は、思いつきでtodoを入れたりすので、このように操作性が簡単なのはかなり重要だと思っています。
プロジェクトが作れる
これは他のソフトにもありますが、asanaでもプロジェクトを作ることが出来ます。しかも作り方も簡単です。
プロジェクトの作り方(リスト形式)
僕の場合は、目標をプロジェクト名にして、その目標を達成するためのtodoを入力しています。
コラム:目標の作り方(SMART)
また目標には期限の日付と計測可能な数値をなるべく入れるようにしています。これはブライアン・トレーシーが提唱するスマート(SMART)という目標の作り方に則ったものです。
大事なのは、「成功する」といったような曖昧な目標にしないことです。なるべく具体的に数値化して、目標を立てることが重要です。
1日の完了todoが直ぐに分かる
他のtodo管理ソフトには無く、このソフトでのみ出来ると思われるのが、今日終わったtodoをカレンダーで見れるようにしてくれるところです。こうすると1日の終わりにカレンダーを見ていい気分で寝ることができます。(ただこれはtodoに自分のアサインと日付を入れておかないとカレンダーには出てこないことになっています。)
asanaのカレンダー画面
(完了したtodoは色が薄くなりますが、ちゃんとカレンダーに残ってくれます。)
todoやサブタスクにも日付が入れられる
次に良いのがサブタスクに日付が入れられるという点です。プロジェクト毎にtodoを作ってサブタスクを作成しますが、そのサブタスクごとに期限をたい場合があります。そういう時にとても助かります。
プロジェクトを横断して自分のtodoを一覧で見れる
そして何より良いのが、そうやってプロジェクト毎につくったtodoを一覧で、今日やるtodo(Todayセクション)や今後やるtodo(UpcomingセクションやLaterセクション)が見られるようになっていることです。今までのソフトだとプロジェクト毎にタスクを作っても、一覧で見れないために、「他のタスクを取りこぼした、、、」ということが度々ありました。また、一人起業する場合は色んなプロジェクトを自分で計画しても、結局、全てやるのは自分です(笑 なのでこのように一覧にして今日やるtodoがみれるのは、一人起業家にとって本当にピッタリだと僕は思います。
自分のtodo画面(このように一覧で自分がやるtodoが見れるようになっています。タスクの右側に書かれているのが、プロジェク名です。)
プロジェクトはカンバンかリストか?
ちなみAsanaではプロジェクトを最初に作る時に、リスト(List)とカンバン形式(board)の二種類を選択することができます。
カンバン形式のプロジェクト
カンバン形式はtodo管理ソフトではtrelloが有名ですよね。ボード上をクリックするとその中にさらにタスクを追加することができます。
ただ僕は、プロジェクトはリストで作成するようにしています。カンバン形式だと他のプロジェクトに移したいtodoがある時や、大プロジェクトの中の小プロジェクトを一覧で確認したいという時に、見ることが出来ます。例えば、「1年でブログを100記事書く」という目標だとしたら、1年だとスパンが長過ぎるので、そのマイルストーンとして「この1ヶ月で10記事書く」という小プロジェクトを作っています。ちなみに小プロジェクトはasanaのセクション(下記画像のPhase1と書かれた部分)という機能を使って記入しています。
リスト形式のプロジェクト
todoの日付更新が楽!
asanaは、複数のtodoを次の日に一括で更新するときに、todoに設定した3日毎の繰り返しや毎日の繰り返しが混在している状態でも、繰り返し設定を崩さすに次の日に更新できます。これめちゃくちゃ良くて、他のソフトでは、一括でtodoを更新しようとすると、繰り返し設定が失くなってしまったりしていたんです。それがasanaを使うと一括で操作しても、それまでの設定は全て生き残っているのです。これを最初使った時は感動しました。(ただ一括で更新タスクは50個までなので、50個ずつ選択しなければなりません。)
ルーチンのサブタスクも更新される!
あと他にも毎日の繰り返しtodoを完了とサブタスクもしっかり更新されます。例えば、あるソフトは簡単にサブタスクを作ることは出来るのですが、todoを更新してもサブタスクは完了したまま、、、これだと更新したら一々完了のチェックをはずさなければいけません。めんどくさがりの僕には、これはかなり手間に感じました(笑 しかしasanaは自動で更新してくれます。これにも感動しました。
他のソフトとも連携が可能
そして次に良いのが、他のソフトと連携できるということです。例えば「このタスクがどのくらい時間がかかるんだろう?」という風に見積もりたい時は、togglを使って連携することができます。(連携するためには、chrome拡張版のtogglを入れる必要があります)
またasanaは他のアプリとも連携が出来るIFTTTやZapierとの連携も出来ます。例えば僕は今は期限付きtodoをgoogleカレンダーで表示するように、zapierで連携を行っています。
ウェブをtodo化出来る
例えばネットサーフィンをしていて、後でゆっくり読みたいなと思う英語の記事や、後で買いたいなと思ったアマゾンの商品とかもChromeの拡張機能でtodo化することが出来ます。これは他のソフトでも複数、搭載されている機能ですが、asanaにもあります。もちろんEvernoteのweb clipperを使って保存もしていましたが、そもそも後で確認するのを忘れることが結構ありました。(もちろんデータベース化して保存したい場合は有効ですが、、、)todo化すると直ぐに行動できるレベルにまで落ちるため非常に便利です。例えば、僕の場合はピアノも弾くため、コピーしたいなと思った動画などは、音楽のプロジェクトのセクションに入れて、後で空き時間にゆっくり確認しています。
これが出来るようになると、「この動画、気に入ったな、今見ちゃおうかな」と他に気が散ることが無く、今のtodoに比較的直ぐに戻ることが出来るようになりました。それでも見ちゃう時はつい見入っちゃいますが、そうやって動画などを見て、今のtodoに集中できなくなることは大分減ったように思います。
なんと「無料」でガントチャートまで作れる
asanaの素晴らしいのは、Instganntというサービスとも連携していて、ガントチャートも無料で作ってくれるというのも良い点です。僕もかなり重要なtodoはプロジェクトで作ってガントチャートでも確認できるようにしています。
ただガントチャートはどうしても、進んでないプロジェクトやtodoに目が行きがちなので、毎日、日付更新をすることが大切だという風に思っています。
もちろんスマホやタブレットとも連携可能
そしてもちろんiphoneやipadとも連携ができますので、PC以外でtodoを見たい時などにも便利です。
こんなに多機能なのに「無料」!!
なんとこんなにたくさんの機能があるのに、無料でasanaは使うことが出来るのが、なによりの素晴らしい点です。プレミアムプランで月額お金がかかるプランもありますが、一人で使う場合には無料で十分だという風に考えています。
使うのが楽しい!!
asanaはtodoを完了すると、ユニコーンが出てます。これが結構楽しいです。またデザインもカッコイイので、使っているだけで僕は結構テンションがあがります。これも仕事を行う上ではかなり重要です。このasanaでtodoを完了させることがやる気アップにつながります。
デメリットと対策方法
ここまで褒めちぎっているasanaですが、無料のため多少のデメリットもありますが、僕は下記の方法でデメリットはカバー可能もしくは気にならないと思っています。
期限付きタスクの通知が分かりづらい
asanaのデメリットは、期限付きタスクを通知してくれるシステムが弱いということです。asana上ではinboxという所で、今日締切りのtodoを見ることは出来るのですが、僕みたいに今日のtodoが50個以上ある場合、たくさん有りすぎて、本当にこれだけは今日終わらせなければならない!!というtodoが分からなくなってしまいます。もちろん、別にメモとかをすればいいのでしょうが、僕みたいな面倒くさがり屋は、googleカレンダーにも見えるようにしてほしいというのがありました。
Zapierとの連携で解消:asana→google calendar
そこで今ではzapierでgoogle calendarと連携して、期限付きのタスクで絶対に期限を遅らせられないというtodoは、カレンダー上に表示出来るようにしています。ただzapierは無料で使用出来るのは100アクション/月までなので、期限付きのタスクは本当にはずせないタスクだけカレンダーで出るようにしています。方法としてはタスクを作ったらdeadline(期限)というタグをつけるとカレンダーに掲載されるようにzapierで設定しています。
まあといっても起業家になってからはそんなに差し迫った期限付きのタスクは減ったので、あまりこの機能は使っていません。ただそれでも期限付きのタスクはあるっちゃあるので、それは厳守するようにカレンダーに入れています。
いちいちアサイン(assign)しなければいけない
そもそもasanaはプロジェクトを複数人で回すことを想定しているので、自分で作ったものですら、全てのtodoをいちいちアサインしなければ、自分のtodo一覧にまで上がってきません。
assignの仕方
これは不便だとは思っていますが、今はまだ取り掛かる必要のないtodoはアサインしないということにして調整しています。またtodoを一括で選択すれば、一度にアサインすることは出来るのでそこまでは気にならないとは思います。
ネット環境が必要
asanaはネット環境が無いとtodoが全く映りません。外で仕事したい時などはwifi環境がないとtodoを見ながら仕事というのが出来ません。ただ今は自宅仕事が多いのであんまり困ることはありませんが、人によっては困る人がいるのかなとも思います。僕はどうしても見たい時でwif環境が外に無い時は、iphoneがネットにつながっているので、そちらを確認するようにしてます。
全て英語
これは僕はあまり気にならないのですが、aasnaは全て英語です。多分これが日本人には流行っていない理由かなと思っています。ただこれは操作すればなれますし、そんなに難しい英語も使われていないので、直ぐに慣れると思います。
まとめ-todo管理よりも大切なこと-
このようにタスク管理について書きましたが、職場だと、そもそもこういうソフトを使わせてくれない会社も結構あると思います。僕の場合、Evernoteもセキュリティ上不味いとか言われたときにはビックリしました(笑
そして一番、疑わなきゃならないのは、自分のtodoや目標が本当に自分のやりたいことかということです。いかにAsanaを使った所で、ADHDの場合、本人がやりたくないようなtodoはやりません。だからこそツールも大切ですが、そもそものやることがかなり重要だと言う風に思っています。そしてツールとやりたいことを掛け合わせることでADHDの才能が開花すると確信しています。
ADHDは才能です
確かにツールはあなたの効率を上げてくれる心強い味方です。でもそもそも
あなたがやっている仕事を見直さなければ、その効果は半減になると僕は思っています。
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