僕の仕事は、町の施設管理。
町の施設を管理しているという事は、その施設には、町の職員がいる。

いわゆる公務員、役場の職員だ。

僕は下請けとして、施設に常駐しているので、なにかと彼らとは、顔を合わせることが多い。

そして、仕事は管理だけじゃなく、雑用なども仕事に含まれる。

• 時計をかけて欲しい

• 荷物を運ぶのを手伝ってほしい

• 部屋に虫が入って来たので、追い払って欲しい

なんていう、「正直ふざけんな案件」もなかにはあるのだが、まぁ、しょうがない。
下請けだし、サービス業だし、元請けのいうことは聞くしかない。

くだらない仕事を押し付けられるのは置いておいて、まぁ、彼らは公務員。
要は、町の税金を使って、現場の管理をしている。

そんな町の税金の使い方を見ていると、「それはないんじゃないの？」という使い方がたくさんある。

今回は、その一部を書いてみる。

amazonで備品を買う公務員

僕の現場の職員は、amazonで備品を購入している。
これがどうかと思うのだ。

と思う人もいると思う。

確かに備品なんてのは、amazonの方が安い場合が多い。
そして、町の税金を使い、備品を安く買うのは、一見すると悪くない。

しかし、どうなのか、と。
町の税金を使うのであれば、できれば町のお店に落とした方がよくないか、と。

先日、時計を付けて欲しいと言われたんです。
その時計が、amazonで買ったものだった。

現場の町は、過疎化している町とはいえ、その中でも頑張っている時計屋さんが居たりするんです。

そりゃ、町の時計屋さんだと、若干高くなるのだろうけど。
過疎化しているなか、頑張っているのだから、応援も含めてそこで買えばよくないか、なんて思うんです。

と思われるかもしれないが、それでも言いたい。

1. 町の税金を、町民のお店に使う

2. 町民のお店が儲かれば、税金も増える

3. 税金が増えれば、職員が使うお金も増える

4. 職員が使うお金が増えれば、また町民のお店が活性化する

…こうじゃないの？

これが経済を回すってやつじゃないの？

経済を回すために、職員さんがお金を町に落とさなければ、過疎化している町なんてあっという間に衰退するんじゃないの？

そして、町が衰退したら、結局職員が困る。

なので、

になるのだと思う。

応援したいものにお金を使う

結局これは、一人ひとりの意識なのかな、と思う。

こんな偉そうなことを言っている僕だって、amazonでやっすい中国産の商品を買ったりする。

だから人のことは言えないわけだが、要は、自分が無くなったら困るものにお金を使えばいいのかな、と。

たとえば、地下アイドルが好きな人は、そのアイドルが運営できなくなったら困るから、グッズを買う。

若手バンドの音楽が好きな人は、そのバンドが音楽で飯を食っていける様に、CDを買う。

こういった、一人ひとりの意識を変えていかなきゃいけないのかな、なんて思う。

僕は、ジャンプ漫画が好きなので、集英社にお金を使わないとなぁ、と思いました。

お疲れさまでしたー。