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他人と比べてはいけないけど、比べてしまう時

他人と比べてはいけない。

まぁ、よくある自己啓発の一つだ。

他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べるべき。
昨日の自分と比べて、少しでも成長できていれば、それだけでいいんだよ。

自己啓発は、こんな感じ。

…なのだけど、まぁ、どうしても、他人と比べてしまいますよね。



周りと比べちゃいけないけれど…

僕には、4歳になる息子がいる。
その息子が、最近、幼稚園に通い出した。

もちろん、周りは同じ4才児(満3歳児)ばかり。

そんな環境に息子を置くと、周りができているのに、彼が出来ない部分が見えてくる。

息子はまだおむつだし、
箸は使えないし、
着替えは自分でできないし、
文字だって読めない。

どうやら周りの4才児(満3歳児)は、これらをできる子が多いらしい。

そんなことを聞くと、

「…この子は少し遅れているのか…?」

なんて気持ちになる。

分かる。
ここで、言うセリフが、

「他人と比べてはいけないよ!!」

なのだが、まぁ、比べてしまうんですよ。

そして、さらに見てはいけないのだが、見てしまった。
検索で、『4歳児 識字率』なんて単語を調べてしまった。

結果はこうだ。

引用:文部科学省関係データ集「幼児教育、幼小接続に関する現状について」

年少で、かな文字を読める割合が、男子58.4。女子70.0。

なんですと、と。
多いな、と。

ではなんですか?
うちの息子は、その割合に入っていないということですか?

58.4からあぶれてしまった、41.6側なんですか?

これをエスカレートさせると、

  • あぁ、僕の頭の悪さが息子に影響してしまった…

  • 根っからの偏差値43が、彼に遺伝してしまった…

  • 申し訳ない…なんて自分はだめなんだ…

なんて、調子が良ければここまでいってしまう。



他人と比べんな!

なにを言っているのか。
なにを考えているのか。
なにを調べてしまっているのか。

よくない。
他人と比べてしまうのは、本当によくない。

せめて自分ならいいです。

自分と他人を比べて、それで落ち込むのは、あんたの勝手だから良いとして、なんでそれを息子に当てはめてしまうのか、と。

比べてはいけない。
彼のいい部分を見なくてはいけない。

息子はまだ、文字が読めないが、

めちゃくちゃ、おしゃべりが得意。

という優れた部分がある。

ずーーっと喋っている、彼は家にいる間、外に出ている間、ずーーーっと喋っている。

…誰に似たんだか、僕は喋るのが苦手だぞ?…妻かな?

なにはともあれ、彼はしゃべりが得意。

ここを見てあげなくてはいけない。
しゃべりが得意ならこの世界、なんとかなる。

いい部分を見よう。
他人と比べるのではなく、彼の良い部分をみて、それを育てるのが一番だ。

これは、自分にも当てはまりますよね。

自分のいい部分をみて、それを育てる。

アラフォーだってきっと、それが可能だ。

さて、僕のいい部分はどこだろう…。
…あるか?

ということで、以上です。
おはようございます!

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