見出し画像

人生を変える、知的好奇心【アイスクリームのおはなし】

知的好奇心は、何よりも大事だと思った。
知的好奇心のあるなしで、人生の難易度は変わるのではないかと思った。

「…なにを壮大なテーマを話そうとしているんだ?」

と思われるかもしれない。
しかし、たいした話ではない。

アイスクリームの話だ。



アイスの種類は、たくさんあるよ!

暑い。
宮城では、先日梅雨が明けたらしく、太陽さんがゴキゲンだ。

暑い。
暑い時は、アイスが美味い。

んで、アイスを食べていると、気になったことがあった。

……ラクト?

ラクトアイスの、『ラクト』ってなにかな、と。

調べてみると、ラクトアイスの『ラクト』とは、ラテン語で、『乳』という意味らしい。

へー、そうなんだ、と。
そして、どうやらアイスには、いろんな種類があるらしい。

  • アイスクリーム

  • アイスミルク

  • ラクトアイス

  • 氷菓

こんなに種類あるんだ。
知らなかった。

それで、その違いと言うと、乳固形分と、乳脂肪分の多さでわけられているらしい。
以下、飛ばし読み可。

『アイスクリーム』は、乳固形分15%以上、乳脂肪分8%以上。
『アイスミルク』は、乳固形分10%以上、乳脂肪分3%以上。
『ラクトアイス』は、乳固形分3%以上、乳脂肪分を含まず、植物性の脂肪分を添加したもの。
『氷菓』は、上記に含まれないもの。

要は、

  1. アイスクリーム=一番ミルキー

  2. アイスミルク=二番目にミルキー

  3. ラクトアイス=あまりミルキーじゃない

  4. 氷菓=ミルキーではない

という違いがあるらしい。

なるほどなーと思った。
そうか、だから、スーパーで買うアイスと、お店で店員さんがぐるぐる巻いてくれるアイスは違うのか。

スーパーのアイスは、ソフトクリームとは全くミルキーさが違う。

だから、ぐるぐるアイスのミルキーさを求めるのであれば、『ラクトアイス』を買ってはいけない。
違いはかなりあるとはいえ、ミルキーさを求めるのなら、できれば、『アイスクリーム』という表示のアイスを買ったほうがいい。

これ、僕の中では、かなり目からウロコだったわけです。
カッコつけた言い方をすると、点と点が線になった気分です。

あぁ、知識好奇心って、本当に大事だな。
そう思ったわけです。



疑問から始まる、知識

何事も、疑問から始まる。

今回の件は、アイスというなんとも子供じみた話ではあるが、この話はどんなものにも通ずるのではないかと思った。

小さな疑問を感じ、それを調べることで、知識は蓄積されるわけだ。

疑問を感じるためには、知的好奇心が必要だ。

「…ラクトアイスのラクトって、なんなんだろう??」

と思う子供と、

「…ラクトアイスのラクト?…そんなん知らんでも、どうでもよくね??」

と思う子供では、どう考えても、前者の子供のほうがカワイイ賢くなるし、成長の速度は違うだろう。

多分、こんなとこなんだよ。

僕は、どちらかというと、後者の子供だった。
斜に構えて、なにも興味ないと思っていたほうが、かっこいいと思っていたから。

そんなバカが育つと、バカな大人ができるわけだ。

知的好奇心を満たそう。
ラクトアイスのラクトを調べよう。
多分、そんなとこからだから。

おしまい。

サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。