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【逆算子育て】未就学児には「3Good Things」より「ママの本音」?

子どもの体や心・脳の発達から、今何をしたらいいかを考える「逆算子育て」
将来、我が子が最幸(さいこう)の人生を生きていくために、「すきを得意にする育児」を試行錯誤中のゆりです。

実は私は手帳好きでして、、、
(2年前は、所属していた育休コミュニティでは産育休者向けのワーク型手帳を作ったりしていました https://readyfor.jp/projects/miraisplanner
日々手帳をつかって、いろいろな事を習慣づけしているのですが、その中でも長年継続している 「3 Good Things」というのがあります。

3 Good Things とは、、、
アメリカの心理学者セリグマン博士が提唱した「ストレス解消方法」
ストレスが解消されるので「幸福度を上げる」効果もあると言われています。その方法はとても簡単で、「寝る前にその日に起きた良いことを3つ書き出す」ものです。

これ、幸福度を上げる効果もあるということで、未就学児のお子さんと寝る前にやっているよーという方が最近私の周りには何人かいます。
でもよく聞くと、はじめて数日はうまくいくものの、だんだん「特になーい」と言われたり、2週間目からは適当に返されるようになっていて、結局自分だけ3つの良かったことをつたえるだけになってるんだよね、、、😞と相談を受けたことがあります。

私は、自分自身、3GoodThingsは効果的だと思っているのですが、子どもには行っていませんでした。正直、特に深く考えたことはなかったのですが、、、
この話を聞いたとき、なんで私は自分自身効果があると思っている3GoodThingsを我が子に活用しようとしなかったのかについて、改めて考えてみました。
そして、一つ気づいたことがあります。

それは、、、
「今日あったいいこと3つ教えて」という質問、これは、結局誰のために発しているのかということが非常に重要なのではないかということです。

おそらくはじめは、
「我が子の幸福度を上げていきたい」
「我が子の自己肯定感を高めてあげたい」
といったことが目的だったと思います。

でも、子どもがそれを望んでいるのかな?と考えるとちょっと疑問が残ります。これをしたいのはあくまでも親側の方の希望。これをすると効果的なんだって信じている親が、子供にやらせたいことなのだと思うのです。
そこを、子供が見抜いているのかなーって感じました。

あと最近勉強していてしったのですが、自己肯定感というものをあげようとするとき、実はある段階を踏んでいく必要があるようです。

私が長女が2歳くらいの頃から実践していて、今も継続している方法としては、「ママ自身が、その日あったいいことも、イヤだったことも話をする」ということです。
私は、娘には、ポジティブな感情だけでなく、
ネガティブな感情もちゃんと経験して知ってほしいと思っています。
そのうえで、その感情の収め方についても、
経験を通して学んでいってほしいと願っています。

とすると、「逆算子育て」で考えると、このゴールに至るまでにいくつかステップが考えられるのです。

まだいろんな感情を経験していない、そしてその感情をうまく表現できない未就学児の子供には、まずそのアウトプットの仕方から学ぶことがファーストステップとなると考えました。
母である私が、沸き起こるいろんな感情を言葉に出して伝える。
それを聞いていくことで、本人も同じように感情を言葉にすることを覚えます。具体的な表現方法も学びますし、何よりも(気持ちをママに伝えてもいいんだ)ということを学習していくのです。

そして次のステップで、その感情をどう解消していっているのかを見せるということになるのかなと考えています。

実際、「今日は保育園でどんなことがあったの?」と聞いていた頃は、具体的な話が出てこなかったのですが、、、今は、特に毎日質問しなくても、自分からその日にあったこと、楽しかったことやイラっとしたことを話してくれるようになっています。

まずは我が子が話したいと思うことを、話してもらえる心の環境と仕組みをつくることが重要なのかもしれません。

本日も最後まで読んでくださってありがとうございました。


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