一番大切な挨拶
1、定規を折る
先日、6歳になる娘が定規を学校に忘れてきたと言った。
よくよく妻が詳細を聞いていると、「遊んでて定規を折っちゃった」と告白。
当然、妻は激怒し、私も怒りたかったが、逃げ道を無くさないよう、フォロー側に回るという出来事があった。
常々、子供には「勉強なんてできなくて良いし、スポーツなんて苦手でも良い。それでも挨拶だけはキチンとしようね」と言い聞かせてきた筆者にとっては、結構ショックな出来事だった。
2、一番大切な挨拶
普段から、子供には「挨拶には種類があるんだよ」と伝えている。
「おはよう、こんにちは、おやすみなさい」などの時を刻む挨拶。
「行ってきます、ただいま、おかえりなさい」などの出会いや別れを告げる挨拶。
「ありがとう、いただきます、ごちそうさまでした」などの感謝を告げる挨拶
「ごめんなさい」という謝罪を告げる挨拶である。
この中で、一番難しくて大切な挨拶が「ごめんなさい」だと私は感じている。
それだけに、今回の定規の嘘は、彼女にとって大切なことを伝える良い機会になった。
3、正直でいられる環境
当然、今回のことで彼女に「ごめんなさい」の大切さを伝えることは出来た。
でも、キチンとそれを習慣化させるには親の環境作りが欠かせないと思う。
それにはどうしたら良いか?
私が思うに、少なくとも家族が彼女にとってのセキュアゾーン(心理的安全性)になってあげることが必要だと思う。
・一方的に怒るのではなく、キチンと話を聞いてあげられているか
・本当に彼女のことを思って叱り、アドバイスしてあげられているか(親のエゴになっていないか)
・最後に優しく抱きしめてあげられているか
そんなことの大切さを考えさせられた出来事でした。
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