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神宮外苑再開発に疑問を投げかけるサザンオールスターズの新曲「Relay〜杜の詩」がリリースされて1ヶ月が経つ。
リリース後、計画の見直しを求める声が集まり、樹木の伐採は延期が決まった。

神宮の景観は100年前から大切に受け継がれてきた。特にいちょう並木。その景観を守ってほしい。そのためには生態系を守らなくてはいけない。というのが反対派の意見の一つだ。
一方、神宮の景観は人によって作られたもので、果たして守るべきものなのかという疑問の声もあがっている。そして僕も、神宮の景観が守られるべきものなのかはわからない。
先日訪れた際も、歴史を感じるというよりかは「こんなに立派ないちょう並木もそうないよなぁ」という程度だった。若い人ほど、いちょう並木がつくられていく当時の過程を知らずに育っているのでそう思っているのではないだろうか。

ただ、僕は神宮外苑の再開発の反対署名を行った。過程が不透明だったからである。
どうしても、利権が絡んだ人たちのみで計画され、始めて事後報告というような印象が拭えないのだ。神宮って誰のものなのかな?という疑問が生まれてしまった。
"まるで政治だな"と感じる。わたしたち国民の意思は関係がなく、勝手に決められてしまう。外交なんて特にそうだ。勝手に支援を決めてくる。それは戦争を食い止めるためのものではない。まるで外面の良い主人である。政治がこれだから、起こるべくして起こった問題かもしれない。

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