【読書】安倍外交で日本は強くなる

こんにちはYouthです。
今回紹介する本は、安倍外交で日本は強くなるという本です。

先日、安部元首相が銃撃されて亡くなられました。この事件を受けて安倍さんは、どんな人だったのかに興味を持つようになりました。なので、今回は、安倍さんの外交について掘り下げていきたいと思います。

僕が特に面白いと思った章を紹介します。

概要

1章 安倍外交の三つの課題

安倍外交の三つの課題とは、

一つ目は、地に落ちた日本の信用を取り戻すこと。
安倍政権の前に、民主党による稚拙な政治があった。そのため、安定株主の信認を失ってしまいました。なので、最大の安定株主である米国との関係改善、日米同盟の強化が課題となる。

二つ目は、歴史との戦い
戦前の無惨な行為によって、「右翼の軍国主義者」というイメージがついてしまいました。また、その行為を教科書などでは修正して書いているなどして、「歴史修正主義者」というイメージがついてしまいました。

三つ目は外交空間の拡大
この考え方は、「地球儀を俯瞰する外交」として有名です。外交は、単に周辺諸国との二国間関係だけを見つめるのではなく、地球儀を眺めるように世界全体を俯瞰して、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった、基本的価値に立脚し、戦略的な外交をし、平和と安全を破壊する勢力に立ち向かうという外交が大事だ。

5章 新しい日本の自画像、積極的平和主義

これは、安倍さんの憲法改正の話になります。つまり、集団的自衛権を行使することです。もし、アメリカが攻撃されてるにもかかわらず日本は目を背けるとする。そんな状態で、日本が攻撃されたらアメリカは助けてくれるだろうか。これは、完全にアメリカだよりだ。つまり、アメリカから日本は、一方的な支援をしてもらっているということだ。そうすると、日米関係の改善などが難しくなる。なので、安倍さんは、積極的平和主義としての考え方を示している。

6章 豪州とつくる「安全保障ダイアモンド」

安全保障ダイアモンド

まずこの図をご覧ください。
この安全保障ダイアモンドは、対中国を意識した政策です。この政策を実現するには、インド、オーストラリア、アメリカの協力が必要です。これらの国はクアッドの加盟国です。つまり、クアッドは安全保障の面とても重要でしょう。次に、安倍首相がなぜこれだけこれらの国を重視するようになったのか。それは、祖父の岸信介の影響でしょう。

7章 日米和解から「希望の同盟」へ

これに関しては、この演説を見ていただいた方がわかりやすいと思ったので動画のリンクを貼っておきます。
是非聞いてみてください。

所感

安倍さんは、残念ながら殺されてしまいましたが、歴代の首相の中で最も優れた外交した一人であることに変わりわない。また、この記事にかいたことだけではなく、日本がオリンピックを開催できたのは、安倍さんの外交のおかげだったことなど、他にも興味深いことがたくさん書いてあります。

本書は通信販売で購入できますので、ご興味のある方はこちらの記事下部にあるリンクからどうぞ。

是非読んでみてください。
また、わかりやすい動画を見つけたのでリンクを貼っておきます。


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