こたけ

建築。 受賞歴→ □ユニオン造形デザイン賞/優秀賞 □日新工業建築設計競技/佳作 □A…

こたけ

建築。 受賞歴→ □ユニオン造形デザイン賞/優秀賞 □日新工業建築設計競技/佳作 □Asia Young Designer Awards/優秀賞 □木の家設計グランプリ/優秀賞/荻野賞 □ハーフェレ学生デザインコンペ/審査通過作品 □その他/受賞等12作品

最近の記事

有名建築本の概要だけをつまむ記事

本記事は建築本の一部を引用しながら概要をつかむためのものです。 読書メモを元にして個人的に気になった部分を引用しているだけなので主題の本筋からずれている部分もあります。 今回の本の選出基準としては、美しさや象徴性が軽く見られて効率性や合理性を求められる事の多い今だからこそ頭に留めておく本をあげています。 この記事は読めば時短で全てを理解できるというような内容ではなく、あくまで1面だけを切り取ったものです。自分のためになりそうな本や興味を唆る本を探すために使ってほしいと考え

    • 設計コンセプトに役立つ非建築本とマンガ

      早速ですが、設計コンセプトを伸ばしたい人は、建築と関係ない本を読むべきと考えています。 建築との距離があればあるほど自分の色が出るし、何よりも回答例が少なくなります。 そこでコンセプト作りに役立ち、かつ面白い物のみを羅列しました。 なにを読んでも外れのない様に心がけました。 あらすじ等は書かないので、気になる人はURLからお調べてください。 また、コンセプトの具体的な考え方や組み立て方はこちらの記事にまとめてあります。 ●=特にコンセプトに繋がりそうな本 小説 ・命

      • コンセプトの種の羅列

        コンセプトに使えそうなもの等をひたすらに羅列する。それぞれの概要はコピペしているが詳しい内容を知りたい場合は調べてほしい。

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        • 「勝ち負け」と「好き」

          「自分が満足できれば勝ち負けなんてどうでもいい。」 そういった意見に対して否定は出来ないが何とも言えない不快感がある。評価を受ける場合における真剣勝負を軽く見ているように思う。 結論を言う。そうした感覚は勝ち負けにこだわり続けた先にある瞬間的な領域であるべきだ。真剣に勝負の海を泳ぎ続けたからこそ、ふと起こりうる感情である。前提の欠けた自己肯定は負ける前の言い訳か、負けた後の慰めだ。 矛盾しているようでもあるが勝負を超越したその瞬間の為に勝負にこだわる。 しかし、「勝ち負け

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          作品シートについて

          はじめに、課題やコンペの提出物を「作品」と「表現」の観点に分解する。つまり、設計作品と作品シートだ。 作品については多種多様で一概に言えることが少ないため、この記事ではシートの作り方(表現)のコツについて説明する。 シートの要素 以下がシート要素であり上から重要な順に並べたものだ。ただし、コンペの種類や作風によりそれぞれの重要度は入れ替わるので、注意してほしい。 メインパース タイトル コンセプトの書き出し ダイアグラム(着彩図面を含む) コンセプト 本記事で

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          作品シートについて

          選ばれない人が選ばれる為に

          私の大学では設計課題で作品のプレゼンができるのは8〜10人だけだった。200人弱の内の10人なので倍率としてはとても高い。選ばれる人は徐々に固定されて、大多数の選ばれない人は自信を無くす。先輩との繋がりがありエスキースしてもらえる人は選ばれる側になりやすく、繋がりのない人はどうすれば良いのかわからない。 ましてコンペは更に高いレベルが要求される。 私もプレゼンできない側だった。先輩との繋がりもなかった。 この記事はそんな同類に向けて書く。何かのヒントになれば嬉しい。 転換

          選ばれない人が選ばれる為に

          建築のコンセプトについて

          この記事では、コンセプトに対する私の方法論を語っていく。「この方法が正しい」「これが効率的な方法だ」と言う様な物ではなく、こんな方法もあると言う単なるパターンの提示である。コンセプトの作り方は人によって異なるという前提を否定する様なものではない。 ただし、自信がない訳では無い。私はこの方法でいくつものコンペで賞を頂いてきた。これは私の方法論を支える実績であり、薦めるに値する理由であると考えている。 早速だが、まず最初に1番大切にしている事を述べる。 それはコンセプトに留めな

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