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私のベストアルバム part2 『TIN PAN ALLEY』

みなさんご機嫌ようござんすか?
私は今、どん曇りの生憎の空模様からこぼれ落ちてきたものが、河川敷の桜を散らしてしまうのではないかと、心の方まで曇ってきた次第にございます。
せめて花見をするまでは、桜さんには頑張っていただきたい…。

てなわけで、昨日の続きですね。
ネタがあって、書くことはもう決めてるので、やりやすいことこの上なし!
それでは、今回もお手柔らかに〜


『TIN PAN ALLEY』

毛皮のマリーズのメジャーデビュー2枚目。
調べたら、シングル・アルバムでバンドキャリア初めてオリコントップ10に入った作品なんですね。
『マイネームイズロマンス』と評価を二分する、これまた名盤ですね。
実際迷いましたしね…聞く頻度と、好きな曲の数、コンセプトアルバムとしての全体のまとまりといった面でコチラを選出いたしました。

マリーズの入りは『恋をこえろ』(パンク好きな人は多分気に入ってくれるはず。)で、当時日本のパンクを漁ってたら、たまたま掘り起こしたのがきっかけでした。
もう7年くらいの付き合いなのですが、振り返れば奴がいる…みたいな距離感で、ここ5年間くらいで2日にいっぺんは、志摩さんの声聞いてる気がします。

このアルバムは、東京をモチーフとしたコンセプトアルバムになってます。
畏れ多いですが…これを通して、志摩さんの頭の中にある東京に入り込むことができたような気になります。
そのため、自分の思ってる東京とすり合わせをしたり、曲中に散らばる東京を探してみたりできるという、他のアルバムにはない遊び方ができます!
全体的にslow〜middleテンポの曲が多いですが、明暗の対比のバランスによってバラエティの幅が広いです。(おっさん On The Cornerが本当にいい塩梅なのよ。)
各々違った角度から東京の風景を見せてくれるのは本当に飽きないので、コンセプトアルバムとしての一貫性と繋がりの美しさをまざまざと見せつけられます。
コンセプトアルバム好きなんですよね、フーの四重人格とか、デビッドボウイのジギースターダストとか。
曲目見て改めて、名曲揃いすぎなので…文章がまとまらない気がしてきたんで、特に好きな曲上げます。


好きな曲↓

『さよならベイビーブルー』→この切なくて寂しい感じがたまんないのよ…アルバムのなかでも暗さが際立ってる。

『Mary Lou』『愛のテーマ』『欲望』→
この3曲は基本的にラブ&ロマンスなんですが、一撃必中です。
見事に泣かされてます、純粋に人を愛するとは何か?のヒントがあるように思います。
『愛のテーマ』は結婚式で絶対使おうと思ってます。

And more...!

マリーズは本気で悩みました。
ほんとは全部のアルバム聞いてほしいですね。

マリーズは、間口が広くて、ロックンロール・ガレージ・ハードロック・グラム・パンク・ブルース・フォークこの辺りは全部やってます。
オールドスタイルに忠実なんです。
サクッと紹介すると…
前期(メジャーデビュー前)の3枚は、パンク・グラム・ハード・ロックンロールのいいとこどりな曲がたくさんあるので、ガツンとロック聴きたい方はお勧めします!
今回紹介したアルバムも含めた、後期3枚(メジャーデビュー後)は、前期の流れを踏襲しつつ、さらに間口を広げ、洗練されている曲が多いので、一辺倒ではなく曲の振り幅が大きいですが、前期と比べると落ち着いて聞けると思います!

気になった方はぜひ聞いていただいて、そして次のステップ(and more...!)として、ドレスコーズまで手を伸ばして欲しいです。


まとめ

一応まとめられましたが、泣く泣くカットした分が多すぎました。
一時期は2000文字越えてましたから…

マリーズ聞いて一番感じたのは、ロックへの愛です。
そして、これがロックへの理解を深める結果になりました。(特にオールドナンバーへの理解は...)
マリーズは僕の理想の全てなのです。

序文を朝方書き込んでいたので、若干時差が…。。。
空は鉛色ですが、なんとか持ち堪えましたね。
今日のやることはほとんど終わらせたので、ようやっと楽で気晴れましたが、さて明日はどうなることやら?
またまた、告知をさせてもらって今日はは、この辺にいたしましょう。
お後がよろしいようで!

高橋冴太朗

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