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企画でメシを食っていく2019

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BUKATSUDO講座「企画メシ2019」にまつわるnoteのまとめです。
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2019年10月の記事一覧

楽しめる自分を企画できたら、あとは一歩前に進むだけ。(企画でメシを食っていく2019 特別報告会レポート)

今年で5周年となるコピーライター阿部広太郎さん主宰「企画でメシを食っていく」。 昨年に引き続き、講座の学びを報告する「企画メシ2019『企画でメシは食っていけそう?』特別報告会」が8月31日(土)下北沢B&Bで行われました。 昨年からスタートした「言葉の企画」の特別報告会が同日のお昼に行われ、そのあと夕方からの開催。両部とも参加される方も多く、みんなで「言葉」と「企画」について考えた1日。 「企画メシ」の部は、時間帯も手伝ってか会場全体のテンションが高めに。元気いっぱい

その日ぼくらは、笑って遺書を交換した。

いつもより笑い合っていた気がする。 悲壮感なんて一切なかった。ふたりしてニコニコしていた。ピース。 ぼくらのこれまでのやりとりとか、関係性とか。フィルムカメラで撮った写真に全部映っていた。 手にとった封筒の名前は、遺書。手渡しをして、じっくり眺める。慎重にしまう。この先にどんな未来が待ち受けているのか、楽しみで仕方がなかった。 事の発端はある“課題”からだった。 ※※※ 「企画する人を世の中に増やしたい」その一心で、2015年から『企画でメシを食っていく』という連

相手との対話を楽しむ。楽しい時間を過ごす。人とつきあっていく。ノンフィクション作家・川内有緒の本の作り方。

今回のテーマは「ノンフィクションの企画」。ゲスト講師に、第16回開高健ノンフィクション賞受賞された「空ゆく巨人」著者である川内有緒さんをお迎えしました。 主体的に動き状況を変えていく川内さんはどのようにしてにノンフィクションを書くようになったのか伺っていきます。 7,8歳の頃に、友達を集めて、遊びで劇団をはじめます。 スタジオジブリの映画プロデューサー鈴木敏夫さんがご近所にお住まいだったこともあり、当時、鈴木さんが編集長をやられていた徳間書店の忘年会で披露していたそうで

頭より目の方が賢い。デザインの必然性にこだわるブックデザイナー 佐藤亜沙美の美学。

「企画でメシを食っていく2019」、今回のテーマは「デザインの企画」ゲスト講師は祖父江慎さんの事務所「コズフィッシュ」から独立し、「サトウサンカイ」を設立。『Quick Japan』のアートディレクターを務め、『静かに、ねぇ、静かに』(本谷有希子)『生理ちゃん』(小山健)など人気書籍の装丁を手掛ける佐藤亜沙美さんをお迎えしました。 「逆」をいく少女時代 図工・美術の時間に「桜の画を描きなさい」と言われて、ただ桜を描くのではなく水道をメインに桜を描き、お題に対して「逆」

芸人の個性を見極め、組み合わせる相手を決める。スラッシュパイル・片山勝三の芸人との向き合い方。

企画でメシを食っていく2019。今回のテーマは「お笑いの企画」。 ゲストには、スラッシュパイル代表の片山勝三さんをお迎えしました。 <<片山勝三さんプロフィール>> 1974年生まれ。神戸市出身。吉本興業で今田耕司・極楽とんぼ・南海キャンディーズ・キングコングのマネージャーを担当。その後、舞台、ライブ、その他興行の主催・企画・製作 番組制作・キャスティング・進行管理等 各種コーディネート クリエイター・芸能人の育成及びマネジメントを行う「株式会社スラッシュパイル」を設立し

弱さを感じるのは、大きなものに向き合っている証拠だ。

僕が主宰をする連続講座『企画でメシを食っていく』。 開催される横浜みなとみらい。そこからの帰り道はいつも振り返ってばかり。 ああ、あそこではちがう言葉を選んだ方が良かったな、とか。受けこたえとしてあっちの方がより良かったかもしれない、とか。振り返って、充実感をかみしめながらも、流れていく電車の外の景色を見つめる。 人前に立つ。座る。そして話す。 そうするからには、過剰におどおどしている訳にはいかないし、不安はぐっとこらえて飲み込んで。そう、聞いてくれてるみなさんが心配