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kemioへの好きがこぼれ落ちる

女子中高生の流行語大賞2018で一位に輝いた「あげみざわ」をはじめとして、

どこまで行っても、渋谷は日本の東京。

そのときは、高校行かなきゃケータイが買えない!って思い込んでたの。思考回路が永遠に野原

など、斬新だけどなんとなく意味が伝わる絶妙な言い回しを連発する、センスの塊で若者代表。それが、kemioだ。

kemioは、巨人カリスマクリエイター?

魅力を話す前に、kemioさんとは誰か?の説明から。

ウィキペディアでは、「日本の男性歌手、モデル、タレント。身長193cm。」と紹介されているkemioさん。ユーチューバーでもあり、特に決まった肩書きはないよう。

著書でも、「私ってジャンル分けに困る人間なの...自分が何者かってことよりも、『エンターテイメントの世界で人を幸せにする』っていう夢に近づけてることが私にとっては大切なんだよね」と言っている。

ちなみに193cmが気になった人のために、YouTubeの一部を拝借。

うん、大きい。(笑)よく自分でも巨人って言っているし。

ちなみに、私がkemioさんと出会ったのはYouTube。以前からユーチューバーとして名前は聞いたことがあったけれど、実際に動画を見始めたのは半年前くらい。

現在は、135万人がYouTubeでチャンネル登録。インスタでは80.3万人、Twitterでは115万人のフォロワーがいて、大人気だ。

ユーチューバーは、本当に動画を配信する人

2年くらい前から、「暇なときは、ユーチューブを観てる〜!」と周りの友達が言うようになった。

音楽を聴くためにしかYouTubeを使っていなかった私は、「テレビでもあるまいし、暇な時間に観るって何???」と思っていた。

でも、kemioさんの動画を見るようになって「ゆーちゅーぶを観る」ってどういうことなのか、「ユーチューバー」ってなんなのかがわかってきた。

kemioさんも、私がユーチューバーと聞いてイメージしていた通り、料理をしたり、カラコンに挑戦する「やってみた」系の動画をよく配信している。以前の私は、人が料理するところを見て、何が楽しいんだろうと思っていたけれど、これが本当に面白い。

こちらが、私が独断と偏見で選んだ、特に面白い動画ベスト2なので、声を出して笑える環境で見てほしい。私は大学のコソコソ話も目立つような静かな図書館で観て、笑いをこらえるのが大変だったから。

kemioの人気の秘密は、面白いだけじゃない

しかし、面白いだけでとどまらないのがkemio。kemioさんが若者から絶大的な支持を得るのは、人間的魅力があるからだと思う。


まず、kemioさんは本当に嘘をつかない。

いや、ついているのかもしれないけれど。(笑)でも、どこまでも自然体で、ファンに正直であろうとしているのが、動画の向こうから伝わってくるのは確か。

寝癖のまま動画を配信したり、恋愛ができない!アドバイスください!って呼びかける動画があったり。

留学先のアメリカでの人間関係の悩みも、私だったら隠したくなっちゃう過去の失敗も、教えてくれる。笑い話にしている。

髪の毛をセットして、メイクもばっちりの動画ではなく、本当に普通の毎日をシェアしているからこそ、身近に感じられるんだと思う。

正直という点で印象に残っているのが、バイトが辛いですというお悩み相談を受けた時のkemioさんの回答。

私が何が言いたいかっていうと、一言でいうと、一言で言わせると、バイトで得た経験は、何にもなかった。高校時代の私がこの動画を見ていたら私は言いたい。あんたの本業はなんだった、勉強だったよねぇ?って。

もちろん、バイトが社会経験になるというのは正しくて、kemioさんの場合はって話かも知れないけれど(本人もそう言っていた)。でも、自分がバイトに費やした時間を否定して、何もなかった!って言い切れるって、すごく強いなぁと感動した。


それから、kemioさんは味方でいてくれる。

全体的に話し方のクセは強いけれど(笑)、今注目したいのは「ウチら」の使い方。

「私とみんな」ではなく、ウチら

kemioさんがどんな気持ちでこの言葉を使っているかは、本でレディーガガについて語っているところを読むと少しわかる。

私はガガの背中を追いかけて、戦ってるの。曲を聴くと、...『私もガガも、ウチら頑張ってた!』って気持ちに勝手になる。笑 応援してるっていうより戦友みたいな感覚...『ウチら』とか言われてが画からしたらちょっと迷惑かも知れないんだけど、お願いそう思わせて。

いろんなことに悩んで、ムカついて。

そんな中で、諦めずに頑張っている人がステキだと断言し、大好きな世界スターのガガも、ファンのみんなも、戦友として仲間としての思いを込めて、「ウチら」と呼ぶ。

kemioさんにウチらって言われると、なんか元気でるんだよなあ。

「一緒に病んで、一緒に戦おう。ウチらずっと戦友だよ。」

その言葉を思い出しながら、明日も頑張ろう。

もっとkemioさんについて知りたい方は、こちらの本をどうぞ。13万部おめでとう!


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