高齢者に共感したあとは、、
デイサービス、
今日は、午後のレクリエーションを担当だった。
3時半からの30分。仕切って利用者さんのご機嫌を伺う。
午前中から「今日レク何しよう。。」とブツブツ言いながら。でも実は頭の中で何をやろうか決まっている。前日から。ふふ。
介護職員あるあるかな。こりゃ。なんのためにブツブツ言っているのかわからんけども。
フロアのテーブルを外に出し、円になるように椅子を配置し利用者さんに座ってもらう。参加者は10人。
利用者さんの足下に新聞紙を置き、足だけで新聞紙を畳んでいくリハビリを兼ねたレクリエーションをした。
よくあるレクリエーションだが、最近入った職員のために、あえて分かりやすいこと・転倒リスクの低いことを選択した。
ただ楽しいだけでレクリエーションを考えると、思わぬハプニングが起こったりする。これは今までの経験上の話。
足元に広げた新聞紙を足だけでたたむ
合計8回くらいたたんで小さくする
たたんだ新聞紙を広げていく
新聞紙をぐちゃぐちゃにして小さく丸めていく
小さく丸めたした新聞紙を広げていく
広げた新聞紙をビリビリにできるだけ細かく破いていく
これを足だけでやってもらう。これが意外といい運動になる。
もちろん、ぼくも新人の方も一緒になって行う。
思うように新聞紙がたためない・広がらない利用者さんが、しびれを切らして手を使うようになる。
「手を使わない!」「あれ!手が足になった?」みたいにツッコミを入れて盛り上げていく。
ぼくはちょっと演技して、上手くやらないようにして、利用者さんを持ち上げていく。これは優しい嘘だと思って欲しい。得意気になっても仕方ないのです。
「新聞紙をビリビリに、できるだけ細かくしてくださーい!」そうぼくが号令をかけた時。
「えー!まだやるのぉ!疲れたもうー」と、めんどくさそうな声が飛んできた。
実は、こういう野次があった方がやりやすい。「はい!足腰は疲れないと強くなりませーん!疲れた方が、夜ごはんおいしくなりまーす!」と、返しのセリフはもう準備済みだ。
しかし、そのめんどくさそうな声の主は、利用者さんではなく新人さんだった。
「お前がいうな!」である。であるでしょ。で、あーるで、あーる。
一緒にめんどくさがってどうするんw
盛り上げてくれ。共感したあとは「オチ」をつけて笑わせてくれw
こーゆーのが、新人はめんどくさいのだろうなw
えーやんえーやん(ハリウッドザコシショウ)
ビリビリににした新聞紙を円の中心に集める。
「うちわ」であおいで紙吹雪にして、今日のデイサービスのレクリエーションはクライマックスを迎えた。
綺麗に舞った新聞紙たちは、
営業時間が終了したあと、
散らばったゴミとなった。
介護は大変。介護職はキツイ。そんなネガティブなイメージを覆したいと思っています。介護職は人間的成長ができるクリエイティブで素晴らしい仕事です。家族介護者の方も支援していけるように、この活動を応援してください!よろしくお願いいたします。