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震えるおもしろさ。

今日はプルーストじゃありません。
ここ数年、はまりまくっているもう一つの沼、コテンラジオ。

一年間の日数より、もう沼の数の方が多いんじゃないかと危ぶむこの頃ですが、今回のコテンのケマル・アタテュルク編。
さっき帰宅の車中で聞いていて、おもしろすぎて家に帰れなくなってしまったので記念に。

第二回の今回、主人公のケマル・アタテュルクはまだ生まれてもいない時代の話ですが、これまでのコテンラジオの珠玉のエッセンスがぎゅうううううっと詰まった、たぶん500回ぐらいある神回のうちのひとつだと言えるはずです。

吉田松陰からはじまり、サラディン、スパルタ、民主主義、ホロコースト、構造主義、十字軍、ガンジー、ルソー……(順不同)。
さまざまなテーマを教えてもらい、聞いてきたから、学んできたからこそ、今になってつながっていくような感激なのかもしれません。
ホモ・サピエンスとして抗えない性に生きる私たちが、せめて歴史の流れを俯瞰し、滔々と底に流れるリズムを感じて歴史を見ようとすること…。そんな願いを持てる時間が、日常の、手を伸ばせば届く場所にあるというこの幸せ。もう多くは語りますまい。ただただ、感じる感謝です。

株式会社コテンの皆様には、もし私が聖徳太子だったら法隆寺を、シャー・ジャハーンだったらタージ・マハルを、稲盛和夫さんだったら京セラランドをプレゼントしたいところですが、そんな力もないので、せめて今年の新年の祈りに、「(株)コテンに恩返しの方法を見つける」と書き添えました。

どうか、叶いますように。
お若いお三方、そして会社の皆さん、どうかお体を大切に。
素晴らしい放送を、いつも本当にありがとうございます。


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