「損して得取れ」という言葉もありますし

仕事の場において「自分に求められている範囲はここまで」という範囲を何が何でも死守する人をたまに見かけます。
「プラスアルファの仕事なんて、絶対にやらない!」という人のことですね。
そういう人はおそらく「やったら損」と考えているんだと思うんですが、「それはどうかな?」と私は感じます。

「自分に求められているのはここまでなんだけど、あともう一息やると、ほかの人の負担が軽くなる」というところまで気を配ると、追加の仕事に使う工数は大したものでもないのに、周りからの信頼度がグググッと上がる場合があります。
これを「おトクだよね」と私は思うんです。
「道徳的に立派なことだからやりましょう!」というよりも、「結局自分に返って来ることだから、やった方がトクだよ」という感じ。
「損をしたくないという気持ちにフォーカスし過ぎると、得するチャンスを逃す」という言い方もできるかもしれません。

これは「人に対して感じよく接する」ということにも通じると思います。「無駄に愛想を振りまくなんてバカらしい」とか「そういう事をするとナメられる」という考えの人もいると思うんですが、私は「感じ良く人に接すること」って、凄くコスパがいいと思うんですよね。
もちろん最重要事項は仕事の質ですし、そこに問題があるのに愛想だけ良くてもどうにもならないんですが、
「仕事もちゃんとしてる上に、感じもいい」
となると、これまた信頼度がグググッと上がりますし、仕事の質の方で信頼度を上げるのに比べると、断然手軽にできる改善なので、お得感があると思うのです。
特に「もっと評価されたい!」「ステップアップしたい!」と願っている人は、この辺を心掛けるといいんじゃないかなあ。

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