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2022Jリーグチーム別考察#5 ~FC東京編~

 みなさん、こんにちは。
 各チームの新体制が発表され、ユニフォームやメンバーが続々と発表されています。
 今回は、2022シーズンの各クラブの戦力や目標を見ていきたいと思います。
 今回は、FC東京編です。
 なお、情報は全て2022年1月25日現在です。

クラブスタッフ

選手の移籍

スカッド評価

 ここでは、今シーズンのFC東京のスカッドを評価していきたいと思います。
 「継続性」以外の全ての項目で20点満点で評価したいと思います。
 評価した後に、理由を述べていきます。
 なお、点数はJ1 1位を20点とし、2位を19点…。18位は3点となります。
 「継続性」は監督の就任年数×3をしています。

スタッフ 11点
継続性 3点
GK 20点
DF 18点
MF 10点
FW 16点
合計 78点(6位)


スタッフ

評価:11点

 2022シーズンから、MIXIが親会社になり経営体制が変わったこともあり、これまでの長谷川健太監督のカウンターサッカーから180°方針転換をし、昨年度までアルビレックス新潟を率いたバルセロナのポゼッションスタイルを唱えているアルベル監督を招聘しました。
 新体制発表会で、アルベル監督は「半年間は準備期間」と述べており、今季、就任1年目からの大躍進は期待できません。しかしながら、昨シーズン率いていたアルビレックス新潟よりも選手の質が高い選手が揃っているチームではあるので、新潟よりも強いチームは作れるかもしれません。

GK

評価:20点

 GK陣の評価は最高評価の20点としました。
 昨シーズンまでのレギュラーである波多野選手は、背が高いもののハイボール処理に若干の不安定感があり、あくまで「J1屈指」とは言えません。一方で、今季からベガルタ仙台より加入したヤクブ・スウォヴィク選手は、名古屋グランパスのランゲラック選手などと共にJ1屈指の実力者であり、昨シーズンベガルタ仙台が早々に降格を決める事態に陥らなかったのは彼の存在が大きいです。
 波多野選手の次には、経験が豊富な児玉選手が控えており、きっと「爆速」で準備をしており、出場した際には安定したパフォーマンスを見せてくれることであろうと思います。
 また、評価をつけた時点では、林選手の再手術が発表されておらず、林選手も戦力としてカウントした上での評価が20点です。現時点では、若干その時よりも劣っていると思います。

DF

評価:18点

 昨シーズンのFC東京は、サイドバックに怪我人が相次いでしまいました。しかし、不幸中の幸いか、サイドバック陣営が怪我の影響で期限付き移籍による放出もなかった今季は、非常に層が厚いポジションになっています。
 右サイドバックの主力を務めるのは、中村帆高選手でしょう。昨シーズンは多くの時間を怪我による離脱で過ごしたものの、大卒1年目で見せたプレーは圧巻で、彼の守備力を前指揮官である長谷川健太氏は「特殊能力」と評価しています。控えには、昨夏にJ2のブラウブリッツ秋田から鈴木選手を獲得しました。彼は、対人能力や高いキック精度、ロングスローによるチャンス構築に定評があります。
 左サイドバックの主力は小川諒也選手でしょう。流経大柏高校から、加入後、城福監督のもと当時日本屈指の左サイドバックであった太田選手からレギュラーを奪取しました。
 長友佑都選手は日本代表ではありますが、日本代表だからこそFC東京のキャンプに参加できておらず、開幕当初からのレギュラーは難しいと思います。控えの岡庭選手は大学屈指、バングーナガンデ選手はパリ五輪代表候補と逸材ばかりです。
 センターバックに関しては、森重選手がセンターバック起用なのか、アンカー起用なのかによって大きく変わります。仮に、CB起用なのであれば、森重選手に加え、エンリケ選手や木本選手というJ1での経験が豊富な選手と共に強力な守備陣を構成します。

MF

評価:10点

 MFは10点という評価にしました。
 中盤の構成が未だよめないため、なんとも言えないのが正直なところではありますが、昨シーズン主力であった安部選手はレギュラーで固いでしょう。
 以下のフォーメーションを見てもらえればわかりますが、三田、青木、高萩などJ1での経験は豊富で計算はたつものの「圧倒的」ではない選手が多いスカッドになっています。 
 スタメン出場する3選手(4-3-3だった場合)のクオリティに間違いはありませんが、交代カードとして流れを変えられるMFの選手がおらず、なんとも言えないのが現状です。
 しかし、ポジティブな要素もあります。
 青森山田高校から「超高校級」ともいえる松木玖生選手が加入しました。将来的には、海外移籍をするものであるとは思いますが、彼の強いメンタリティやチームとして流れを変えるタイミングでの加入であることなどから、早ければ開幕の早い段階からチャンスをつかんでもおかしくありません。

FW

評価:16点

 FWは16点という高めの評価になります。
 「ブラジリアントリオ」とも称されるディエゴ、アダイウトン、レアンドロの3人のコンビネーションは圧巻で、2020年の開幕戦のゴールは圧巻でした。
 今シーズンは、このトリオに加え、サガン鳥栖で9得点を記録した山下選手を獲得し、ブラジリアントリオに永井選手、紺野選手、渡邊選手などの既存の戦力に加え、層を厚くしました。
 新人のアルベル監督の元、新たな攻撃パターンを模索している中ではありますが、その中で、圧倒的な「個」の能力を持ったFC東京の個性的な攻撃陣がどのような科学変化を見せるのかは見どころであると言えます。

スカッド

予想フォーメーション

練習試合で、4-3-3を使用しているという情報があるので、システムは4-3-3と予想しました。
森重選手は、センターバックなのかアンカーなのかははっきりしません。

目標

 現実的な目標は、「一桁順位」になるでしょう。
 あくまで、今季はベースを作る年であるため、来年以降の飛躍が1番大事です。そのための、基礎固めの一年となるでしょう。

最後に

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