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お金で欲を満たした後の行く末

「お金」は、手段として使うことがある。もちろん自分のお金なのだから、何に使おうとその人の自由だと思う。

だが、お金を手段として使えない人は、自慢する人を見ると「羨ましい」という嫉妬心が芽生えることがある。

例えば人の幸せを、表向きは祝福するものの、心から祝ってあげられないような。

不愉快にも似た、歯がゆい感情だ。


自分のお金で心を満足させているのに、お金を使うことで人を嫌な気持ちにさせてしまうことがある。

優越感というのは、人に気安く見せるものではないのかもしれない。

自分の中だけで幸せを噛み締めて、留めておいたほうがいいのかもしれない。


嬉しいことがあると、「聞いて聞いて!」とつい人に話したくなる。

中には一緒になって「よかったじゃん!」と喜んでくれる人もいるかもしれない。

だけど、必ずしもみんながそうであるとは限らない。


人と人って、本当に難しいなとつくづく思う。

いくら関係性を築けられていると思っていても、自分が思っているよりも全然そんなことなかったりする。

それに気付いた途端、なんて自分は浅はかなんだろうと落ち込む。


お金を使えば、優越感に浸ることが出来る。

だけどなんでかな、後になって虚しい気持ちにすらなる。


その瞬間、お金を使って手に入れたものの価値が、ちっぽけに見えてくる。

せっかく手に入れたものが、悲しい思い出に変わる。


こんな思いをするぐらいなら、自分の幸せも、喜びも、人に見せることなく、自分の中で噛みしめることなく、

気持ちを満たすためだけにお金を使うのはもうやめよう。

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