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3年の過ごし方

3年あれば、人は大きく変われる。

生まれたての赤ちゃんは3年あれば喋ったり歩いたりするし、中学生は高校生になる。高校生くらいになってくると、3年経てば社会の荒波に出航する子だって出てくる。

それが、社会人になると学生のように区切りはなく、何もせず過ごしていたら、何も変わらない3年になる。

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26歳で美容師をやめてからの3年で、私は大きく変わった。販売職に転職し、あれよあれよと店長になった。この3年を経て、「3年あれば人は変わる」と知った。

あれよあれよと店長になって、さらにそこを離れてから、もうすぐ2年が経とうとしている。販売から転職して3年で、私はまた変われるのだろうか。

この2年では、変わったと言っても良いほうにではない気がしている。次から次へとチャレンジはしてきたし、考え方も変わった。けれど、何もつかめてはいない。掴もうとしては空を抱き、結局まだ宙ぶらりんのままだ

人に熱く語るような夢や目標なんてものは見つからず、淡い希望だけがふつふつと湧いては沈んでいく。

成功者のような人たちが言う言葉が、時折チクリと刺してくる。それをみては、これじゃいかんと姿勢を正す。それでは遅いとわかっていながら、考えるのをやめることはできなくて。

とはいえ、まだまだ何かを掴めそうな気配はない。

それは、日常に溶け込みすぎているから。


考える力、行動力、ハングリー精神が足りていない。2018年が終わろうとするこの時期に、心新たに自分と向き合って考えてみようと思う。

12月は、自分と向き合うのに丁度良い。
心の大掃除といきますか。


さてさて、独身女三十代、これからどう生きようか。


#エッセイ #日記 #12月 #アラサー #仕事 #独女 #独女会 #生き方



サポートとても嬉しいです。凹んだ時や、人の幸せを素直に喜べない”ひねくれ期”に、心を丸くしてくれるようなものにあてさせていただきます。先日、ティラミスと珈琲を頂きました。なんだか少し、心が優しくなれた気がします。