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自己肯定できない若者が、自分の生き方を見つける場を作りたい

デンマーク・ノルウェー11日間の旅を終え、見つけた僕の夢です。フォルケホイスコーレやカオスパイロットのように、そこへ集まったメンバーがたくさんの対話を繰り返し、深い自分とつながっていく場所を作りたいのです。

今まで色々と興味を示しては足を突っ込んできたけれど、どうやらこれが人生をかけ僕が成し遂げたい夢だと思うとスッキリ感じます。

まず、これを読んでいるあなた自身に問いかけてもらいたいです。「今の自分のことを好きでいれてますか?」


自分自身の生き方に悩む日本の若者(僕たち)

日本では若者の自殺が後を絶たないし、自己肯定感を持てない若者が多いというデータも出ています。これは国際比較しても目立つ傾向です。

なぜそんなことになっているのかを調べると、戦後の学校教育や親の子育てによる影響が大きいようなんですよね。

「その他大勢と同じようにしなければ疎外されてしまう」といった環境。これが子どもたちにストレスを生み出しました。加えて、単一的な評価軸しかなかったことで周りと比べられてしまい、先生や親から褒めてもらえない子どもが生まれてしまいました。


時代は変わりつつあることは、多くの人が感じている

「好きなことで生きていく」「生き方が働き方になっていく」こういった言葉を聞いたことがない人は少ないでしょう。

終身雇用スタイルや年金の崩壊と共に、自らで稼ぐこともテクノロジーの進化と共に可能になった時代。だからこそ自らを掘り下げる自己分析本がベストセラーになっています。

自己分析をしていると、どうしても劣等感が邪魔をします。他の人になくて自分にあるものを探していると、自分にないものばかりが見つかってしまうジレンマもあります。


劣等感よりも、あなたの良い部分を知ることが大事

あなたには自分の悩みや苦しみを打ち明けられる仲間はいますか。もしいるなら、まずはその仲間にこう質問してみるといいでしょう。

「あなたから見て、私のいいなって思うことを3つ教えて」と。

人は自分の嫌な部分に意識を向けがちで、自分の良い部分には気がつきにくいものです。だからまずは、あなたをよく知っている仲間や友達に教えてもらうといいでしょう。

自分を好きになれるヒントは、他人の眼に映る自分にあります。


自己開示できる仲間がいない人のために、その場所を作る

けれど、そんな仲間がいないという人もいますよね。僕が作りたいのはそういった仲間が作れる場所です。

もちろん僕は何者でもありません。学歴が高い訳でもないし、一芸に秀でている訳でもないです。自分でもびっくりするくらい何もないように感じるけど、唯一僕には誇れるものがあります。

それは友人の存在。

どんな事でも気軽に話せる友がいます。小学生の頃からもう随分と続いている地元の男4人組。いつも限界ギリギリのところで頑張ってこれたのは、彼らとのつながりがあったからだと感じます。


仲間の存在は劣等感をも武器にして、自己肯定感を高め、自分の生き方を見つけていくことにつながる

「ああ、世の中は捨てたもんじゃない…」僕がそう感じるのは気心知れた仲間と笑っている時です。しょうもないことででも笑い合える仲間がいることは長い人生に置いてとても大事なことだと思います。

デンマークのフォルケホイスコーレにいた学生たちは、いつも対話をしていました。きっとその中でお互いを認め、共に成長をしていたのでしょうね。

僕もあんな場所を作りたいと思ったのです。


林間学校のような森や海に近い施設で、宿泊体験型のワークショップを作っていきたい。夜は焚き火を囲って語ったり、星を見に行ったり、歩く冒険に出かけよう。

さらに先があるなら、世界の絶景を仲間と歩いて旅するワークショップも作ってみたいです。


とは言え、僕は今現在、東京で働く普通の会社員。予定も計画も白紙が広がっている状態でしかありません。だけど、いやだからこそ、まずは小さな一歩から進めていきます。

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