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孤独な半生

 仲間はずれの半生。

 唯一の楽しみは高校から学生時代と今の地活との出会いのみ。
 それ以外、からかわれて相手にされず、いじめから暴力を振るわれ、親からも相手にされず、先生も信用できない。
「同級生であるおまえたちのために私が一身に孤独な人生を引き受けたのだぞ」
そう誇大妄想が顔を出す。他人の一生なんて他人のものなのだから、本来私のあずかり知るところではない。そのバウンダリーさえあいまいにするのが学校からのいじめである。

 一般雇用でも怪しい占いや怪しい会、取り込まれては仲間はずれに。長続きしない。異性も離れる。適齢期も統合失調症発症でフイにした。同窓会がきっかけで幼なじみから夫と子供がいてという話を聞いたつらい日々も経験した。

 ろくでもない半生。生きるなという幻聴に頭を殴られて過ごしたつらい日々。やっと親も異変に気づいたが父はすでに末期がん、今や母は認知症にかかっていた。

 うまくなんとかいっている妹一家を横目に障害者雇用の日々だ。でも地活と出会えて良かった。居場所ができる。学生時代以来の安心感だ。

2024/03/10 ここまで

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