やる気なんて存在しない


https://r25.jp/article/540681193689662300

●人間は、行動を起こすから「やる気」が出てくる生き物である。
→仕事、勉強、家事などのやらないといけないことは、最初は面倒でも、やりはじめると気分がノッてきて作業がはかどる。そうした行動の結果を「やる気」が出たから…と考えているだけ。

●脳科学の視点から解説
→✳脳の中には報酬系と呼ばれる領域がある。この領域は、行動の結果に対する快感や満足感を処理する役割を果たしてる。
→例えば、勉強や仕事を始めると、それが成功すると脳内でドーパミンという物質が分泌され、快感をもたらす。これによって、私たちはその行動を続ける動機づけを感じるの。
→具体例として、勉強をする場合を考えてみる。最初は勉強するのが面倒くさく感じるかもしれないが、勉強を始めると問題を解いたり知識を得たりすることで、脳内で快感を感じる。その快感が、「やる気」を引き出し、勉強を続ける動機づけになりる。つまり、「やる気」は行動の結果として感じられるものであり、脳内での報酬系の働きによって形成されると言える。

●報酬系はどういう時に活性化する?
→目標を達成したときや課題を解決したとき

●「やる気」というものは存在しない
→ 本来「やる気」というのは行動を起こせば自然とついてくるものなので、わざわざ「やる気を出す」ために特別な方法を探す必要はない。
→人間は言葉が発達したことで、行動の結果にしかすぎないものに対して「やる気」なんて言葉をつくってしまっただけ。

●「笑う」から「楽しい」
→「楽しい」から「笑う」のでは無く、本来的には「笑顔をつくる」と「楽しくなる」
→まず行動があって、その後感情が芽生える。→同じ原理で、ガッツポーズという「行動」を取ってみると達成感という「気分」が生じる。

●脳科学的な解説
→✳ガッツポーズをとることで、身体の動作が脳内の神経回路に信号を送る。この信号は報酬系を活性化し、ドーパミンなどの神経伝達物質が放出される。その結果、達成感や自信といったポジティブな感情が生まれる。
つまり、行動が感情や気分を生み出すのは、身体が脳に信号を送ることで脳内の化学的プロセスが変化し、それが感情や気分の起点となるから。

●気分が乗らない時はどうしたらいいか?
→✳習慣化するしかない。
→毎日毎日続けて、習慣にすればいいのだ。

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