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個性を出す場を見極めなければ。

こんにちは。高校5年生です。

最近、「個性を消したい」と何度か思いました。消えたら消えたで後悔するのは分かっていても、個性を煩わしく感じることが度々あったからです。しかし、よく考えてみると今の私に必要なのは個性を消すことではなく、個性を出す場所を持ち続けることと、個性を存分に出す場面と一切出さない場面を使い分けることだと気づきました。

個性を消したい」という思いは小学生時代にも抱いておりました。根強い個性は消えることなく成長し、やがて個性を持って良かった、もっと強く発揮したいと思うようになりました。高校、大学に通っていた頃は個性をむしろ誇っておりました。個性が色濃く出れば出るほど周りの人から褒められたり学校生活で役立ったりする機会があったからです。

しかし、社会人になって心持ちが元に戻りました。個性を邪魔だと感じるようになったのです。創作活動に携わるような職業に就いていたら違ったでしょうが、今の私にそんな力は求められておりません。

先日、上司に「○○(私)の日報は小説みたいで読みづらい」と言われたとき、はっとしました。今まで、文章が読みづらいと言われたことがなかったからです。今まで度々褒められてきた個性あり余る文章は、必要な事柄だけ絞って書くべき場面にそぐわなかったのです。今まで個性を出すと良い反響が返ってくる場面と、そうでない場面を使い分けたことがなく、意識もしておりませんでした。昨年春までは学生ということで個性を許されてばかりでしたが、労働の対価としてお給料をいただく立場になった今、きちんと個性を出す場を見極め、出す出さないを使い分けなければならないと気づきました。

気づくには遅いものの、今気づけて良かったです。個性を出さない場面を見極め、個性を消す練習を始めることと同時に、個性を爆発させて良い場を持ち続けることも忘れずにいたいです。

以上、「個性を出す場を見極めなければ。」でした。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
また次の投稿でお会いしましょう!

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