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まだまだ不妊に対しての社会的認識は低い。

避妊を辞めればすぐに妊娠できると思っていた。
だから、結婚して1年目は避妊をしていた。
世間体を気にして、結婚式までは妊娠しないように。

私は不妊治療を2022年からやっているので現在2年目。
日本の子供を望む夫婦の5組に1組は不妊で悩んでいる。
でも、社会で不妊に理解のある企業や期間はまだまだ少ない。

私はなぜ仕事を辞めなければならなかったのか。
治療方針で両立しやすい場合もあるが、私の経験でいうと、
・有給を使い切ってしまう
→働いているときはタイミング法だったが、このまま続けていたとして単純計算すると、
 人工授精で月に3回通院 単純計算すると、0.5日×3回=1.5日×12か月=18日
・突然休む事による罪悪感(上司等は気にしていなさそうだけど…)
・職場のストレス(うるさい、すぐ怒鳴る)

これからの金銭的な問題も踏まえ、できれば退職せずに働き続けたい。
私の性格的な問題もあるだろうが、辞める時に一応交渉をした。
選択肢として4つ。
①時短勤務(有給を使わないで通院できる)
②精神的負担の少ない別部署へ異動
③業務委託(設計だったので1枚○○円といった感じ)
④上記がむずかしいなら退職

外資系で柔軟な対応してくれると思いきやこの結果。
働いていく中でいろんな制度は充実していただけに残念。

結果、
①時短勤務の場合、私の役職での業務を時短にすることで十分に会社に貢献する事は難しい(専門職なので代わりがいない)
②現時点で空いているポジションがないので難しい
③後継者が入るまでの期間とその人が慣れるまでやってもらえたら助かる
→なかなか特殊な職種なので人手が見つからないと見込んで提案してもらえ、実際業務委託契約を結んだが、実際短期間で後継者が見つかり、一度も仕事を貰えず契約終了
④退職せざるを得ない状況になった
という感じ。

社会的にも少子化対策を強化しているとはいえ育児している世代には手厚い対応。
最も人口を増やす見込みのある不妊治療をしている世代には少ない政策。
唯一不妊治療を保険適用にしてくれたことには感謝しているが。
助成金5万円じゃすぐなくなるよ。。。


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