ゆみさと

雑記です 小唄、三味線などなど

ゆみさと

雑記です 小唄、三味線などなど

最近の記事

小唄 短夜の(河水)を考える。

せっかくなので 夏のゆかたざらいで唄いたい「短夜の」の歌詞を分解して考えたいと思い、メモしてみました。 (🟥:橋の名前) 東京の川が多いことを思い出すくらい一つの唄に橋の名前が入れられています。 (🟪:地名、河川名) 私がぱっと気付けた地名と河川名 地名は旧名称など見逃しているかも。 今思えばみつまた→三股も地名? 隅田川にかかる橋、隅田川周辺の地名が出ています。 https://www.suijobus.co.jp/wp/wp-content/themes/toky

    • うらむぞえ

      〽︎うらむぞえ(お互いに)  お互いに死ぬの生きるの言った仲 お忘れか  梅は匂いで桜は花で いつも柳は風次第  うらむぞえ これほど直接的な小唄があっていいものかとビビるくらいそのまんまな歌詞でびっくりしました。 桜も出てきていまの季節にぴったり🌸 ここまで開けっぴろげな文句なら ヘイトをこめなくたって充分すぎるくらい怖い唄だなあと思いました😀 あえて何も込めずにサラッとカラッとやったほうがむしろ(怖)いいかもしれないなあ、とかなんとか。 まあ、聞き手の受け取りかた次

      • 2/11 まどい寄席

        昨年オープンのまどゐ荘にて ぽっぽくんとつばさくん、若者にまじって色物を添えさせてもらいました。 1.梅はさいたか 2.三味線クイズ 3.都々逸 三千世界の/咲いた桜に 4.雪のだるま・元唄 きれてみやがれ 5.春風がそよそよ 三味線クイズで 寄席に慣れていらっしゃる方が多いと掴んだので、つい都々逸も🙃 都々逸3題とはいうけれどあの場にあった、〆に相応しい都々逸が浮かばず2つ目の桜で〆 …赤い顔して、も 恋に焦がれて もなんな気分的に違くって。  とにかく季節の唄をこれ

        • この先に

          この唄のように あと先は知らんけど、 貴方の胸のうちもわからんけど、 全て振切って貴方にこの身を委ねますわ。 みたいな想いをこの先、いだくことはできるでしょうか。 もう出来ないような気もしています。 つめたいなあ、ほいでも熱いなあ みずみずしいなあ  と、色々音源を聴きさぐっていて感じました。 望みを持つと叶わなかった時がしんどいから、 期待はしてないわ〜。 とか口ではいいながら、どっかしらではめちゃくちゃ期待してしまう。 …あったわあ、? みずみずしい乙女心、女

        小唄 短夜の(河水)を考える。

          小唄 初雪に

          おこたを出したので 暖まりながらアイスやみかん、お酒を楽しめます。 お籠りがはかどります。 しあわせだなあ〜

          小唄 初雪に

          猫にまつわる唄

          実は今でいう不倫の唄だったり 猫じゃ猫じゃ 〽猫じゃ猫じゃと おしゃいますが  猫が 猫が足駄はいて絞りの浴衣で来るものか  おっちょこちょいのちょい びんほつの替唄 猫になりたや 〽猫になりたや あの家の猫に  好いたお方の膝まくら たもとちょいとくわえ  じゃれて 口舌がしてみたい

          猫にまつわる唄

          女は二度生まれる

          若尾文子さん綺麗だなあと思い鑑賞 お茶屋さんにいる女の人の身の周りのお話 奔放だけどどこか義理堅いところもあるけど、やっぱり奔放で、でも不器用で可愛くて放っておけない「いい」女 結局、男のひとってこういう女が好きなのよね!って女の私としてもキィーっとなってしまいそうな可愛らしい女性でした。 特に惹きつけられたのが、習いたてほやほやの小唄をお台所で口三味線も挟みながら口ずさんで、「間違えちゃった」 とはにかむところ お互いに知れぬが花よ 世間の人に知れりゃ互いの身のつ

          女は二度生まれる

          小唄 こうもり

          〽蝙蝠が出てきた浜の夕涼み  川風さっと吹く牡丹  荒い仕打ちの色男  去なさぬ去なさぬ いつまでも  浪花の水に映す姿絵 先日、妹に連れられて太田記念美術館の浮世絵動物園に行ってまいりました。 引きずられて見に行った展示で思いがけずモヤモヤが晴れるとは。 絶賛稽古中で苦戦中の小唄「こうもり」 7代目市川団十郎が大阪で芝居した時に出来た唄で浪花の人がその見事な芸を賞賛した唄…らしいです。 ↓私がはじめ聴いて掴んだイメージ コウモリが出てきてなんたらかんたら涼しいなあ (

          小唄 こうもり

          お二階でお手がなる

          2つ目の浴衣ざらいの唄 並木駒形 ねえさん方にいさん方が唄われてるのを見て、 楽しそうやなあ、うちも唄えるようになりたいわあと憧れておりました☺ 梅は咲いたかのように花街への道案内ソング ✳ 並木駒形 花川戸 山谷堀からチョイトあがる 長い土手をば通わんせ 花魁がお待ちかね お客だよ アイアイ〜 花の吉原 仲の町 幇間末社(たいこまっしゃ)でおとりまき 浮いたういたであがりゃんせ お二階でお手がなる お酒だよ  アイアイ〜 ✳ 「お客だよ」「 お酒だよ」はねえさんから

          お二階でお手がなる

          川風

          川風につい誘われて涼みぶね 文句もいつか口舌して 粋な簾の風の音に 漏れて聞こゆる忍び駒 意気な世界に照る月の 中を流るる隅田川 夏の小唄・端唄 昼間は蒸し暑くても、日が落ちて月も出てきて心地良い風が吹いている、 そのような中を隅田川に舟を浮かべて涼みをしているのでしょうか? 痺れますわ😌 おそらくどんちゃん♪することもなく、 よその船からは三味線の微かな音が また別の船からは恋人達がなにやらヒソヒソと喋っているのが聞こえる その様子に主は耳をそばだてているんじゃなかろ

          6/11 青葉の会

          昨日は向島百花園にて小唄教室の発表会でした。 深川 夕立ちのあまり の2曲を撥を使っての弾き唄い 反省する点は多々ありますがやりきったのでひとまず 発表会の前に庭園をお散歩 お花がたくさん咲いていて足もとには梅の実が転がっていまして…お茶屋さんには自家製の梅酒が🧐 煩悩をおし殺して発表会に挑み、あとできちんと頂戴いたしました! 発表後の梅酒は美味しかったです🤤 今年は3日に分散しての開催だったので昨日会えなかった方々にもまたお会いしたいです。 次の会は夏の浴衣ざらい

          6/11 青葉の会

          備忘録-4/30我田引粋

          記録しなきゃしなきゃと思っているうちに 思っていたことさえ忘れてしまうので忘れないうちに備忘録 若き御二方の会に微力ながら華を添えさせて頂きました。 梅は咲いたか 淡海節 深川 でしたっけ…?あらま記憶が チラシを見た感じだと今回の会が第2弾?かと思いますが まだまだフレッシュで若いおふたり、 これからもアクティブにやっていかれることでしょう✨ 益々のご活躍を願って、にょんにょん🙏 …若いってええな 私もほどほどに頑張りま〜す 近いのでいうと社中の会 深川、夕立

          備忘録-4/30我田引粋

          that’s笑たいむ

          前日ではありますが… 4月9日14時〜 西日暮里の活ハウスにて 三味線で頑張って唄います。 小唄、端唄、俗曲、なんにしようか考えたり考えなかったり ふわふわしておりましたが、ようやっと決めました。 ついさっき。。

          that’s笑たいむ