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子を守りたいと思う念か、他の何か…か?

成人になった息子がまた幼稚園児だった頃のお話しです。

ふと思い出したので、
ノートに書いてみることにしました。

当時、テレビやドラマで見たか、姉や友人と人間の念について話したか、
詳しくは覚えていないのですが

『物に人の念を込める』

という事に興味を持ちました。
その時は、少し怖い話しで…

確か、物に人の悪い念がこもっていて、その物を持つと悪いことが起こる!
というようなお話しだったと思います。
興味を持つと、私は試してみないと気が済まないので

念を込めるとどうなるか?を
検証していました。

でも、悪い念を込めて、誰かに迷惑をかける気はなくて

『悪い念を込めたら悪いことが起こるならば、
良い念を込めると良いことが起こるのではないか?』

と考えたのです。

何にどんな気を、念を、
どうやって込めようかな?

ふと、目の前の洗濯物に目が行きました。

『よし、これで試してみるか?』

洗濯物をたたむ時に
その持ち主をイメージし、洗濯物を軽く撫でながら
シワを伸ばすようにしました。

その時に
『○○くんを守ってください。』
『○○ちゃんを守ってください。』
『パパを守ってください。』

というように
洋服にお願いするように
念を込めてみました。

洋服に念を込めながら撫でると
洋服はシワが伸びて
シャンとなるので、まるで
『了解したよ!』
と言っているように見えました。

でも、この作業は時間がかかるので
急いで家事を終わらせなければならない時は
あんまりできないなぁと
思っていました。

洋服に念を込めるようになって数日後、
息子を公園に連れていった時のことです。

息子は楽しそうにブランコにのっていましたが
突然頭から落ちました。

その落ち方はとても危険で
今思い出してもぞっとします。

私は悲鳴をあげて駆け寄りました。

こんな落ち方をしたら…
息子は首の骨を痛めてしまうか、頭部の打撲や出血を覚悟しました。

息子の頭が地面に着きそうになった瞬間、
風のような何かが
息子の身体の下を
すくうようにスルリと吹き抜け
その力に合わせて息子の体が回転し、
息子はビックリした顔で地面に座っていました。
もちろん無傷でした。

『え?今のなに?』

ブランコに座っていた息子が
後頭部から落ちる際に
ブランコの座席に足がかかっていたので
物理的に考えると
後頭部を地面に強打するか、首の骨を折るような軌道を描きながら落ちた息子の体が
どうやってこの状態で地面に座っていられるのか?と

安心してから
すぐに疑問がわきました。
普通ならあり得ないと思いました。
あの一瞬、私が見えた風のようなものが

スルリと息子の身体を支えて回転させなければ
間違いなく息子は大怪我をしていただろうと思いました。

ふと、息子を見ると
私が『息子を守ってください』と念を込めながら丁寧にたたんだあの洋服を着ていました。

『まさか…ね?』

私の念が洋服に通じて、洋服が守ってくれたのでしょうか。

それとも息子を守護する存在が守ってくれたのでしょうか。

いずれにしても
とても不思議な出来事であり、
何者であれ、理由はどうであれ
息子を守ってくれたことに
感謝の気持ちでいっぱいでした。

家事をしていて
時間があるときは

『いつも守ってくれてありがとうございます。これからもよろしくお願いします😊』

と、守ってくれている全ての存在に感謝し、
心をこめて洗濯物をたたんでいました。


サポートありがとうございます。これからも頑張ります。🐈✨