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北海道のブックオフを紹介する


0.はじめに

本、CD、DVD、レトロゲーム、フィギュア・・・。何でも売っているリサイクルショップ、ブックオフ。私の欲しいものはだいたいここで手に入るため、よく使っています。今回は、北海道のブックオフをご紹介します。
さすがに道外からブックオフのためだけに北海道に来る方はいないと思うので、完全なローカルネタにはなりますが、どうかお付き合いくださいませ。


1.札幌市

(1)南2条店


所在地:札幌市中央区南2条西1-3
アクセス:地下鉄大通駅35番出口を直進、数分

解説:
札幌市中心部にあるブックオフ。交通利便性が高く、品揃えも多い。本や漫画もそうだが、DVDやCDの数が道内のブックオフと比較してもかなり多い。最上階はトレカ専門コーナーとしてリニューアルされた。1階のエスカレーター付近に自由書き込み可能なボードも設置されており、誰でもメッセージやイラストを書くことができる。
近くにはジュンク堂という大型書店もあるため、併用するとかなりレアな本も見つけることができるだろう。筆者も札幌に行く際はだいたい寄る。学生時代はとくにお世話になった。ここで読んだイーストプレス「まんがで読破」シリーズの『若きウェルテルの悩み』が私の文学への興味を高める契機となった。
利便性、多彩で豊富な商品など北海道屈指のブックオフ。

(2)宮の沢店


所在地:札幌市手稲区西宮の沢五条2-11-15
アクセス:JR手稲駅、地下鉄東西線宮の沢駅からバスに乗車。西宮の沢5条2丁目で下車。10~20分

解説:
スーパーバザーと呼ばれる大型店舗。面積は道内最大級。そのため品揃えは非常に豊富。トレカコーナーが結構充実していて、古い遊戯王カードが結構見つかるのが嬉しい。
難点はアクセス。駅からは遠いので、バス利用となる人が多いだろう。国道5号沿いに位置しており、交通量が多いため注意。札幌方面から来れば左折で入れるが、小樽方面からだと右折となる(あの交通量で右折できるのか?!)。クルマで行く際は気をつけよう。

(3)手稲前田(札幌前田店)


所在地:札幌市手稲区前田五条13-3-1
アクセス:JR手稲駅北口から下手稲通で徒歩15分

解説:
駅から徒歩圏内なので、西宮の沢店よりアクセスしやすい。店はあまり広くないが、トレカコーナーが圧巻の充実ぶりで、古い遊戯王カードがザクザク出てくる。この点だけでも筆者にとっては魅力的だ。レトロゲームコーナーは行く度に狭くなっている気がする。
過去に見つけたレア商品は『遊戯王ゼアル』のDVD。遊戯王のDVD自体結構貴重なので珍しい。

(4)美しが丘

所在地:札幌市清田区美しが丘一条5-1-10
アクセス:【バス】地下鉄東豊線『福住駅』より中央バス『97番柏台団地』行きに乗車、『里塚中央停車場』下車して、目の前。

解説:
札幌郊外清田区のお店。隣に大型書店「コーチャンフォー」がある。品揃えは30円ストレージトレカ多め、スーパーファミコンの箱付きソフトもそこそこある。筆者はここで能楽CDを買った。
アクセスが面倒で、バスを使わないとそれなりに歩かないといけない。地名でわかる通り坂があり体力を使うので注意。国道36号沿いなので交通量が多い。クルマで行く場合は事故に注意しよう。まあまあ好きなお店だったが、クルマをやめてから疎遠になってしまった。

(5)札幌あいの里店

所在地:札幌市北区あいの里1条6丁目2-2 アイモール内
アクセス:【徒歩】札沼線(学園都市線)あいの里教育大駅下車。徒歩2分(ビバホーム内)

解説:
地名・路線名でわかる通り、典型的なニュータウン、学生街。駅からすぐなのでアクセスは抜群に良い。品揃えは、本はやや物足りなく、ジャンクソフトが多い印象。ちなみに筆者はここでドリームキャスト(中古)を購入している。

(6)札幌屯田店


所在地:札幌市北区屯田六条6-3-14
アクセス:【バス】地下鉄南北線『麻生駅』より中央バス『屯田6条12丁目』行きに乗車、 『屯田小学校前』下車して、目の前。

解説:
近くにアウトレットモノハウスがある。衣服やフィギュア、岩波文庫などが多かったと思う。レトロゲームは少なめ。見つけたレア商品は遊戯王の懐中時計。そんなのあったんかい。
北区もここまで来ると地下鉄不毛地帯なのでアクセスは少々手間。麻生(あさぶ)駅からは結構距離がある。屯田資料館も近くにあるので併せて観光しよう。

(7)札幌琴似店

所在地:札幌市西区琴似二条2-1-5
アクセス:JR,地下鉄琴似駅どちらからも徒歩5分程度

解説:
札幌から2駅、西区の中心部琴似のお店。地下鉄とJRの間にある。歩いてすぐなので利便性は高い。JRは快速も停まるので本数が多い。歓楽街なので歩行者多め。ここも30円ストレージトレカを多数用意している。レトロゲームは少なめ。

まだまだあるが、代表格はこのあたり。


2.小樽市

(小樽インター店)


所在地:小樽市勝納町8-7
アクセス:南小樽駅、小樽築港駅から徒歩20~30分程度

解説:
小樽市唯一のブックオフ。坂の上の狭い所にあるので、クルマでの訪問はおすすめできない。駅からそんなに遠くないので小樽観光のついでに歩いて行ってみよう。バブル感満載のウィングベイ小樽も近い。
店に入るとすぐ正面にぬいぐるみコーナーがある。ぬいぐるみ好きな方はまずここで相棒を探してみるのも良いだろう。
古くから海運、鉄道で栄えた影響か品揃えも良く、店もそこそこ広い。見つけたレアソフトは『四八(仮)』。伝説のクソゲーだが、初めて見つけたのがこの店であった。
ドリームキャストのソフトは店の奥でこぢんまりと鎮座している。


3.江別市

(江別店)

所在地:江別市上江別430-10
アクセス:高砂駅から徒歩15~20分程度

解説:
札幌のお隣、江別市にあるブックオフ。江別という自治体の知名度は、道内では知ってる人は知ってるし、知らない人は知らない、という感じ。全国的な知名度は多分低い。

一応、筆者の地元なのでおらが町を軽く紹介。
人口約11万人強。現状は札幌のベッドタウンに甘んじている感じがあるので、何か起爆剤があると良いかもしれない。国道は3本通っおり(12/275/337号)、札幌への普通列車、新札幌へのバスも多く、交通利便性が高い。特急は停まらない。札幌に近すぎるためか・・・。通勤者は普通列車を利用するから良いものの、たとえば旭川を観光して札幌に戻るとき江別に寄ろうとすると乗り換えが発生してしまうので、通過されがち。
人口11万というとルートインがありそうな規模だが、そうしたチェーンホテルはない。観光よりかはベッドタウンとして頑張っている感じだろうか。
ちなみに、市名と同じ江別駅より、野幌駅、大麻駅のほうが乗客が多い。
街の紹介は以上。

店はとにかく商品バランスが良い。何でもそこそこある。ドリームキャストのソフトもそれなりに扱っている。大学や図書館が充実しているためか書籍の水準も一定に保たれている印象。気が向いたらお越しください。


4.恵庭市

(恵庭バイパス店)


所在地:恵庭市黄金南7-18-3
アクセス:恵庭駅から徒歩40分程度

解説:
店舗面積はあまり広くない。書籍コーナーが少なく、ゲーム、マンガ、フィギュア、トレカコーナーのスペースが広い。カードゲームの大会も開かれており、トレカに力を入れている。いわゆる特化型店舗。
クルマに乗っていたころはよく行っていたが、やめてからはご無沙汰中。やはりクルマがあるかないかで行動範囲は変わってくる。


5.苫小牧市

(苫小牧柳町店)

所在地:苫小牧市柳町2-6
アクセス:苫小牧駅からめっちゃ歩く(国道36号沿い なごみの湯 隣)

解説:
アクセスの記述が雑すぎるが、とにかく駅からのアクセスは絶望的。最低でもバスは必須。国道沿いなのでクルマでのアクセスは簡単。このアクセス格差よ・・・。
前も書いた通り、苫小牧の市街地は東西に長く広がっていて、バスを使わないとアクセスが悪い。名所のウトナイ湖も駅から遠すぎる。小樽のようなコンパクトシティと対照をなすといえよう。ちなみに苫小牧市にはもう1店舗あるが、柳町店の方が広く、品揃えも豊富。

北海道第4の人口を擁するだけあって商品はそれなりのものが揃えられている。ただしドリームキャストは少ない。トレカのブロックオリパ多数。ストレージも充実。発見したレア書籍はロマン・ロランの『魅せられたる魂』。新刊書店ではまず入手できないからこういう所で見つかればラッキーといえよう。


6.音更町

(音更店)

所在地:河東郡音更町木野大通東12丁目3-1
アクセス:【車(帯広方面から)】国道236号線から音更方面へ。すずらん大橋を渡り、直進2.5km先

解説:
北海道で唯一「町」にある店。「町」とはいえ帯広のベッドタウンであり、人口が多い。
鉄道は通っていないため、クルマかバスでアクセスする必要がある。筆者は1回しか行ったことがないのであまり覚えていない。「町」にあるブックオフは珍しいと思うので、気になったら行ってみよう。


7.おわりに

まだまだたくさんあるのですが、このあたりで紹介を終わります。だいたいの店は郊外にあるのであまり行かなくなりましたが、寄る機会があったら立ち寄ることにはしています。お気に入りの店舗などありましたら教えてください。
それでは!


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