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【ゲーム紹介】『火焔聖母』(DC)

今回紹介するゲームは『火焔聖母』です。2001年にドリームキャストで発売されたゲームで、ジャンルは推理アドベンチャー。
21世紀の近未来都市を舞台に、原始的宗教が絡む怪事件が発生し、その解決に挑むというもの。

【ストーリー】
西暦2013年、探偵事務所で見習いをしていた主人公は依頼により、青森県のいざなみ市へ向かう。そこは次世代エネルギーの研究所があり、社会がセキュリティ化されている近未来都市だった。IDカードがなければ街に出入りすらできない程の徹底ぶりである。
一方で、古くからの因習を重んじる「旧市街」も残っており、「新市街」の住民との争いが絶えず続いている。
主人公は高校に転入し調査を開始するが、奇妙な怪現象を目の当たりにする。それは、人が突然炎に包まれる「人体発火現象」だった。
主人公はこの謎を解き明かすことはできるのか?!

【システム】
昔のアドベンチャーゲームでよくある総当たり式のコマンド選択ですが、時間制限のある選択肢もあります。イメージとしては『サクラ大戦』のあれです。このへんは少し面倒ですね。
場所を移動するさいにモブキャラとエンカウントし、強制的に会話が発生することがあります。正直かなり鬱陶しく、大きなマイナスポイントでした。

【その他】
世界観は私好みの「近未来都市」で、なかなか良かったですね。新旧の対立や次世代エネルギーなど、現代のアメリカ合衆国の移民問題や日本のエネルギー問題に通じるテーマも描かれています。
ストーリーはやや難解であり、予備知識が必要だと感じました。一応クリアしたのですが、筆者はよく理解できませんでした。キリスト教と日本神話を予習しておくと話が入ってきやすいかもしれません。
興味を持った方は遊んでみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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