メンタルトレーナ相談室

2019年下半期のメンタルを安定させる3つの提案。

本日は7月1日です。
2019年の下半期スタートになるわけですが、

1年の後半戦に、どのような印象は持っていますか?

「今年はあと6ヶ月しか残っていない」「今年はあと6ヶ月残っている」

残り6ヶ月「しか」と思うのか、
残り6ヶ月「も」と思うのか。

SNSなどを通じて、周りの人の発信を見ていると、

「もう2019年の半分終わりか…はやいな…」という発信が目立ちます。


過去の私もそうでした。
「え?もう6月終わるの?」と焦っていたのを覚えています。
11月や12月とは違います。
その時期は、1年間が終わる感覚があります。
6月は、その1年間は終わる実感はありませんが、時の経つ早さを感じます。


この記事では、メンタルトレーナーの私が2019年下半期のメンタルを安定させるための「3つのヒント」を提案します。

提案1.ご飯を食べ忘れても、本を読み忘れない。

ご飯を食べ忘れても、本を読む忘れてはいけません。
毎日、数ページ、いや1行でもいいので本を読む癖をつけましょう。
最近では、本を読まないという人が増えています。
といっても、私も本を読み始めたのは大学院を修了する直前でした。
それまでは「本を読むのは大変…」という印象がありました。
最近の本(ビジネス書や自己啓発本)は、非常に読みやすくなってします。
具体的には、文字数が少なくなっているのです。
「え、本ってこんなに読みやすくなったの?」と思うと思います。

本を読んでいると、思いがけない言葉との出会いも醍醐味の一つです。
私は、社会人1年目に500円玉程度の円形脱毛症を患いました。
隣のデスクの先輩には
「古山、まる見えだよ」とからかわれました。
口では明るく「やめてくださいよ」と言っていましたが、
実際は毎日お腹が痛くなるほど嫌でした。
そのとき、私が救われたのは読書です。

「どんなにつらいことがあっても、成功したら笑い話になる」

何度この言葉に救われたか分かりません。
当時の円形脱毛症は、写真に収めています。
いつかこの写真を見せながら、
「私もこんな時代がありました」と言えるように。
現在私は成功していませんが、メンタルトレーナーとして、
過去にメンタルが弱かったことが、共感力という武器になっています。
これは、私が読書をして事前に人生の予習をしていたからです。

ご飯を食べ忘れてもいいから、本を1行でも読むことが、
大切だと思います。

提案2.運動不足になっても、「肩回し」と「伸び」を忘れない。

「運動をして体を動かしましょう」というアドバイスをよく聞きます。
言うのは簡単ですが、継続的に習慣化するのは難しいです。
「スポーツジムに入会したけど、通えていない…」と言う人は多いです。
よく相談を受けます。
私がそのときにアドバイスするのは
「ジムは行かなくてもいいから、肩回しと伸びを毎日しましょう」です。
「肩回し」と「伸び」の方法は、あなたが想像してもので構いません。
最大のポイントは、

「肩と首の血流をよくすること」

です。
肩と首の血流を良くすることなら、なんでもいいです。
体とメンタルは、繋がっています。
メンタルを安定させようと思ったら、体を動かすことです。
けれども、体を動かすことは習慣することが難しい。
体を動かす=ジムに行く (筋トレ)すると早合点をする必要はありません。
まずは、ストレッチからです。
具体的にいうと、肩回しと伸びです。
実際に私のメンタルトレーニングの中で、肩回しと伸びを行います
クライアントは、
「体がスッキリしています」と言ってくれます。
そのくらい、肩と首の血流をすることは大切です。
すぐ効果があるので、試してみましょうね。

提案3.自分は、恋人だと思うこと。

「自分を恋人だと思いましょう」
とアドバイスしても、「???」だと思います。
説明する前に、基礎から話します。
メンタルトレーナー として、私がこれだけは断言して言えるのですが

「自分を責めてもいいことは一つもない」

ということです。
自分を責めてもいいことはありません。
自分を責めずに、自分を褒めるのです。

「でも、どうやって自分を褒めればいいの?」

と思いますよね。
自分を褒めるといっても…自分を褒め慣れていませんもんね。
たとえば、恋人が落ち込んでいるときに、どんな言葉をかけますか?

「大丈夫?」
「頑張っていたの知っているからね」
「どうしたの?話聞くよ」
「よしよし」

など、優しい言葉をかけますよね。




「でも、自分が落ち込んでいるときは、どんなことを考えますか?」

「私って何をやってもダメね」
「才能ない」
「自分なんて…」

など、厳しい言葉をかけてはいけませんか?
自分にかける厳しい言葉を恋人にかけたら、
なかなかきついですよね?
傷口に塩を塗るような感じですよね。


「他人に言わない厳しい言葉を、自分に使って苦しんでいませんか?」

大切な人に使う言葉を、自分に使うようにしましょう。
自分を恋人だと思うのです。
メンタルトレーナー の私には、

「意思が弱いです…自分に甘い自分が大嫌いです…」

としばしば相談を受けます。
これは、自分に甘いのではありません。
自分に厳しすぎのです。

たとえば、ダイエットしようと思ったときに毎日5キロのランニングをしようと思うことです。
運動習慣がないので、毎日5キロはハードルが高すぎです。
加えて、できなかったときに自分を責めます。
恋人がダイエット続かないときに

「お前は意思が弱いな」

と言いますか?
言いませんよね。


「でも、大丈夫ですか?大切な人に使わない言葉を自分に使っていませんか?」



大切に言わないことは、自分にも言ってはいけないのです。

念のため繰り返しておくと、
自分を責めてもいいことはありませんので。


最後に

2019年下半期のメンタルを安定させていくヒントを綴ってきました。
普段私が大切にしているエッセンスが凝縮されています。
すぐ効果が出るものばかりなので、
騙されたと思って実践してみることをオススメしています。
グッとおさらいしておくと、

1.本を読む
2.肩回しと伸びをしよう
3.自分を責めずに褒めよう

です。
少しでも、あなたのメンタルを安定するヒントになれば幸いです。

今回は、以上です。

メンタルトレーナー  古山 有則

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