やりたいんだけど、体が動かない時の対処法

どうも「頑張る教」をやめて、「頑張らない。」を口癖にしているkoyatamaroです。

今日は、昔の「頑張る教」の時に陥っていた、「やりたいんだけど、体が動かない時」への対処法を書いてみようと思う。

僕は昔「頑張る教」だった。
今も少しは残ってはいると思うが、なくなってきたように思う。
頑張る教の人の悪い癖は、なんでも全部やろうとしてしまうところだ。
恋愛、勉強、副業、筋トレ、読書、節約、自炊、掃除などなど。全てをやろうとし、全てをコントロールしようとする。

例えば、パッとやりたいことが浮かぶとしよう。
1. 「あ、コンビニに甘いもの食べにいきたいな。」
2. 「若いうちに海外で働いてみたいな〜」

1のコンビニに甘いものを買いに行くというのは、おそらく10.15分ぐらいあれば叶えてあげられるだろう。簡単なタスクだ。

しかし、2の「若いうちに海外で働いてみたい」というタスクはどうだろう?
考えることが多すぎやしないだろうか?僕は今までこんな時に頭がパンクしそうになる。
「若いうちに海外で働いてみたいな〜。けど、お金とかかかるしな〜。仕事はどれくらい休まないといけないんだろう?海外とか治安悪いしな〜怖いよ〜。けど、憧れるな〜。行ってみたいな〜。」

行きたい自分と、それにブレーキをかける自分がいる。
そんな自分が嫌なのだ。
相反する自分がいることに嫌気が差すのかもしれない。
そんなこと当たり前なのにね。

そういう時に最近はこういう考え方をしている。
自分のキャパシティを100としよう。そして、その何かしようか迷っている行動がどれくらいそのキャパシティを食うのか考えてみると行動しやすくなるし、悩む時間が少し減る。

そのタスクにかかってしまうキャパシティの値をキャパ値と呼ぶことにしよう。

例えば、コンビニにスイーツを買いに行くのは、少し歩かないといけないが、美味しいものも食べられるし、キャパ値は10程度だ。
すぐに行動できる。

しかし、「若いうちに海外で働く」ということはキャパ値600ぐらいある。
まあ、無理だ。こうやって数値化すると何がいいかって、自分を責めることがなくなる。
自分のキャパは100なのに、キャパ値600は無理だよ。ってなる。
受け入れられる。

じゃあ諦めるのか???そういうわけじゃない。
アプローチ方法は2つ。

1.やりたいことのキャパ値を減らす。
2.1/10や1/100スケールで試してみる。

ということだ。

まず、1つめ。「やりたいことのキャパ値を減らす」
今「若いうちに海外で働く」ということはキャパ値600だ。それはなんとなく治安が怖いとか、周りにそんなことしてる人がいないとか、仕事を辞めることへの恐れとかそういうのが原因だったりする。

それを一つ一つ「本当にそうか?」と疑問を持ったり、調べてみたりして、その不安だったりを解消して、キャパ値を小さくしていこう。
お金への不安があるのなら、どれくらい具体的にお金があればいいのか
治安が怖いなら、具体的にどれくらいの治安が悪いのか。治安がいい地域はどこか。実際に話を聞けたりしないか
仕事を辞める不安なら、何に不安を抱えているのか深掘りしてみたり。するのがいいかもしれない。

その600というキャパ値をどうやって減らせばいいだろうかということに時間と頭を使ってみよう。
そうやって調べることで、本当はやりたいことじゃないかもしれないし、どんどん現実味が帯びてきて、ワクワクしてきて、行動できるようになるかもしれない。

2つ目の方法は1/10や1/100のスケールで試してみることだ。
「若いうちに海外で働く」の1/10、1/100スケールであれば、まず「週末旅行に行く」「英会話に通う」「外国人が多い地域で働いてみる」とかそれが難しければ、その地域のカフェに行くだけでもいいかもしれない。ちょっとずつ自分の頭で考えて行動していけば、大きく見えて動けないものも、いつの間にか達成できるようになるかもしれない。

こんな感じで偉そうに書いているが、実際にこの考えを始めたのはごく最近だ。

多分だけど、こういう考え方は「頑張らない」を口癖にしているからだと思う。

「頑張らねば」を口癖にしていると、「なぜできないのか」の本当の理由を考えなくなる。何かやりたいこと・やらなければいけないことができなかった理由を考えるときに、「やる気がなかったから」「時間が捻出できなかったから、もっと早起きすればいい」というような自分に厳しい・きつい解決方法しか思い浮かばなかったりする。

「頑張らねば」を口癖に、自分の心を振り返る習慣がないと、「本当にやりたいのか?」「それをやっている時、本当に楽しいか?」「他人のためにやってないか?」というような問いかけをしなくなる。だから、感情が排除されて、達成感は多少は感じるが、どこか焦燥感・空虚な感じがあったりする。

「頑張らない」を口癖にすると、「頑張らずにやりたいことをどうやるか」という思考になる。自分に優しくなる。

さっきの「若いうちに海外で働きたい」というのも、いきなり海外のワーキングホリデーに参加して、海外に一年とか行くのは正直怖い。笑
そういう行動力と度胸があればいいが、自分はそこまでではない。(これも自己受容)
それをちゃんとキャパ値というので、数値化できるのがいいとこだ。

そして、そのキャパ値をどうにか小さくできれば行動できるようになるわけだから、「どうやったら小さくできるか?」という建設的な方向に頭を使うことができる。
行動していれば、自分のキャパシティーも大きくなるだろうしね。

一石二鳥だと思う。

さあ「頑張らない」を合言葉に、自己否定をやめて、ちょっとずつ前に進もう。

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