ムードをデザインする
デザインするのは、中身か外身か? いいえ、それは「空気」です。影響、効果と言い替えることもできます。
Netflixで「アート・オブ・デザイン」を見ていて、ムードという言葉を聞きました。
一瞬んっ?と思いました。 長くデザインの現場に居ましたが、使ったことが無かったからです。
しかし直ぐに、とても大切なことだと気付きました。
私たちは、製品をデザインするときに、機能や見た目について考えがちですが、その製品が作り出す空気感まで考えてデザインできているでしょうか。
ムードは何でできるのか
プロポーズをするときはムードが大切です。夜景がきれいな場所はムードがあるらしい。高級なレストランにもある。
ムードとは何でできているのでしょうか。ムードは環境でしょうか。一つの製品がムードを作り出すことは可能でしょうか。
ポスターのフォントを変えるとムードが変わります。
メイクや髪形を変えるだけでムードが変わります。
今は分からないことだらけですが、これからデザイン業界の中でムードが当たり前のように使われるようになり、デザインが与える影響についてもっと深く理解できるようになりたいと思います。
デザインの中にある、ファンクションやユーザビリティ以外の アートの要素によってムードが作られていると定義しています。
ムードを含んだUXデザインをおこなうためにアートの力を利用することはとても重要です。むしろムードを生み出すことこそアートの定義そのものなのです。
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