5月2日は こざる達が大好きな忌野清志郎の命日です。
「りこちゃんも、清志郎が大好きだよ!」
りこちゃんは 人間の おばあさんで、こざる達と一緒に暮らしています。

「りこちゃんも僕たちも音楽が大好きだから、いつも色んな曲を聴いているんだけど、この日は やっぱり清志郎の声をたくさん聴きたいから。」
朝からずっと清志郎の歌が流れています。
唯一無二の声、歌。
聴いていると一緒に歌いたくなります。

「清志郎が好きな人は 皆、今、清志郎が生きていたら、何を歌うんだろうって思っているよね。」
皆、うんうん頷きます。

「コロナ禍になって もう3年目なのに収まる気配もなくて、悪いこと 不安なことが一気に吹き出してきて。。。」
「まさかの戦争も始まったし。」
「これからどうなっていくんだろう?」
「すごく怖いよね。」

不安ばかりが募ります。

「あまりにも沢山、心配なことがあり過ぎるんだよ!」

そうですね。
あっちにも、こっちにも、あそこにも、ここにも、多くの問題が解決しないまま存在しています。

「一つ一つ、問題をちゃんと分かっていなくて、それがたくさん山積みになっていくから怖いって思うんだよね。」
「そうか、わかっていないから怖いんだ!」
こざるちゃんが閃いたように言います。

「ムーミンに出てくるニョロニョロ達は、地面が揺れて、怖がって逃げるんだけど、自分達が何から逃げているか分かっていないんだよ。」

ニョロニョロは集団で行動します。
喋ることも聴くこともできず、目も ぼんやりとしか見えていませんが、感覚は敏感で地面の振動を感じると怖がって逃げていきます。
つまり怖いものの正体を知らずに逃げているだけということです。

「ニョロニョロも、誰かが地面を ちょっとゆすっているだけって分かったら、怖がることはないと思うんだ。」

よく分からないから怖くて逃げる….ということは 割とあるように思います。
もちろん理由が分かっても、それがまた怖いかもしれません。
たぶん怖いだろうと思うからこそ　分かりたくないということもあるかもしれません。

「でもね、怖い怖い、きっと怖いに決まっていると思って逃げていたけれど、理由を知ったら あれ?ちっとも怖くないや、って思うかもしれないよね。」

案外 そういうことはあると思います。
覚悟していたら、知ってガクッとくるような、一体、今まで何をしていたんだ?というようなこと。
知るのは怖いけれど、ちょっとの勇気を持って向き合ってみたら、全く問題ではなくて拍子抜けしちゃうようなこと。

「そんな時は、清志郎の歌を聴いて一緒に歌うんだ!」
皆、うんうん頷きます。

こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
清志郎と一緒に歌えば、きっと大丈夫!
よい毎日でありますように (^_^)

5月9日に こちらの嬉しい知らせが届きました。
読んで下さった皆さま、スキをつけて下さった皆さま、どうもありがとうございます。　

こちらは5月2日に 届いた嬉しい知らせ。
読んで下さった皆さま、スキをつけて下さった皆さま、どうもありがとうございます。

また この"知らせ"を保存し損ねましたが、4月26日の『ゆっくり休みましょう』も、#生活 でスキをたくさん頂きました。どうもありがとうございます。